見出し画像

コラム「あなたは目玉焼きに何をかけますか?」

先日亡くなった鳥山明先生、いまだに世界中から追悼の声が届き続けています。

そんな鳥山明先生のイメージとしては「伝説的」「大人物」「偉大」という印象が強いと思います。

けれども私はそういう印象ばかりではないと思っています。

あの方が漫画を描き始めた理由、それは「お金が無かった」からです。
最初、入賞すると賞金がもらえるという理由で漫画を描いて『週刊少年ジャンプ』の新人賞に投稿してみましたが入賞しませんでした。
その時の作品を見た編集者が言ったそうです。


「今は下手だが頑張れば何とかなるかもしれないから、もっと描いて送ってよ」

そう言われて描いて送り続けましたがボツの嵐でまったく上手くいかなかったそうです、その枚数は500枚以上というから凄まじいですね。

そしてようやく初めて雑誌に作品が掲載される時が来ましたがその人気は最下位でした、ここでも上手くいきませんでした。
その後も何回も短編を掲載しましたが人気は出ないままで苦しい状況が続きました。

それでも諦めず描き続けた末に生まれた作品がドクタースランプでした。

ここから大ヒットが始まりました。

このように鳥山明先生には地べたを這いずっていた時期がありました、それこそあきらめた方が良いと思う人ばかりだったと思います。

それでも諦めずに努力して道を切り開いたその姿勢こそ注目するべき所では、と私は考えています。

今まったく自分のやっていることが上手くいっていない人は昔の鳥山明先生なのかもしれません、なので先生のようにもう少し頑張ってみませんか?

鳥山明先生のように夢を掴むために、道を切り開くために。

ではまた


この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,285件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?