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コラム「あなたは目玉焼きになにをかけますか?」

最近私が考えていたことで「言葉とは何か?」というのがあります。
私の出した結論は「言葉とは道具である」ということです。
言葉は時に人を救い助けることもあります、しかし時に傷つけ破滅させることもあります。
皆さんもご存じかもしれませんが言葉の力というのはとても強いものです、人の命を奪うこともできるし逆に命を助けることもできたりします。
同じ言葉でもどうしてこんなに違う結果が生まれるか?
それは言葉とは「誰が使うか」「どのように使うか」で結果が決まる物だからです。
このあたりが「言葉は道具である」と私が考えている理由になります。
人に言葉を聞いて貰いたい、これは指導者や会話で仕事をしている人間にとっては最大の願いだと思います。
それを成功させるにはどうすればいいか、というのを私は考えましたが結論はこうす。
「人は誰が話したかで言葉を聞くかどうかを決める、だから話す人がどういう人かで決まる」というものでした。
普段から誠実に行動していたり責任ある態度を示したりして「見える形で信用を得る」ということを行っていると、その信用が相手の心を開かせて「この人の話なら」と考えさせて言葉に耳を傾けてくれるということになるわけです。
普段ならとても聞いてもらえそうも無い話でも「この人の話なら」と聞いてもらえたという話は実際に聞きますし私自身もありますので間違いありません。
ただし、そこまで信用してもらうには誠意や行動を尽くす必要だと思いますし簡単にはいかないと思います。
ただし、世の中には言葉だけで信用を得る人もいます、では言葉だけで得た信用と誠意や行動を尽くして得た信用は何が違うのか?
それは「信用の強度」だと私は思います。
言葉だけで得た信用はガラスのようにもろいので何か問題でも起きれば簡単に消え失せてしまうでしょう。
しかし誠意や行動を尽くして得た信用は強固なので少しくらい何かあっても壊れることはありません、このような違いが生まれるのです。
まったく同じ言葉をまったく別の人間が同じように言ったとしても素直に聞こうとする場合もあれば全然聞こうとしない時もあることから、やはり言葉の価値は話す人で決まる、その価値で聞くかどうか決めると思います。
そして「言葉とは使い方次第で決まる物」と思います。
今までどれだけの人が言葉一つで、感動したり絶望したり喜んだり悲しんだりということをしてきたか分かりません。
時に人の人生、運命すらも変えてきたのが言葉です、だからこそ言葉は大切な物であり使い方を考えないといけない道具なのです。
無限の可能性を秘めていて人を幸福にも不幸にもできる道具が言葉です、だからこそ私は思います。
言葉は正しく使わないといけない道具であり、大切にしないといけない道具だと。
このように言葉は強い力を持っているので皆さんも対話する時などには十分気をつけてくださいね。
ではまた

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