DEEPCORE / KERNEL

AI特化型ベンチャーキャピタル「DEEPCORE」の公式noteです。DEEPCORE…

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AI特化型ベンチャーキャピタル「DEEPCORE」の公式noteです。DEEPCOREや投資先の取り組み、運営するインキュベーション拠点「KERNEL」についての情報に加え、海外視察レポートや業界動向など、幅広い情報を発信していきます。https://deepcore.jp/

最近の記事

【イベントレポート】AI研究者・経営者 川村 秀憲教授が語るAI時代の働き方 〜AIのトップランナーと考える、AIと人間が調和する10年後の未来〜

DEEPCOREは、スタートアップ採用マッチングプラットフォーム「LINKS by KERNEL」を運営しています。「LINKS by KERNEL」は、社会人や学生向けに、スタートアップへの参画やキャリア形成を支援するためのプラットフォームで、現在約220名の会員がいます。 今回開催した「AI Startups Career Night」では、DEEPCOREのアドバイザーで、人工知能研究者、北海道大学大学院情報科学研究院の川村 秀憲教授をお招きして、書籍『10年後のハロ

    • 50歳からの起業。危機管理分野での経歴を生かし、KYC業界のシステム化・自動化を目指す

      企業間の健全な経済取引に必須なKYC(顧客確認/Know Your Customer)と顧客デューデリジェンス。社会や行政が企業へ求めるコンプライアンスチェックの水準は、AML(anti-money laundering)の厳格化を背景に、ますます高まっています。 2018年10月に設立したKYCコンサルティング株式会社は、「日本に健全な経済取引を実現する」をミッションに掲げ事業を展開。企業のリスク管理とコンプライアンス強化を支援するWEBサービス型反社チェック・コンプライ

      • 「ailead」で実現する“三方よし”のセールスイネーブルメント。徹底的にユーザーと向き合うバベルの挑戦

        「世界中の人々の役に立つ事業を創り続ける」というミッションを掲げて2017年8月に設立されたバベル。AIを活用して営業現場の業務効率化と営業人材の育成をサポートする「ailead(エーアイリード)」を提供しています。 今回は、メルカリの子会社「ソウゾウ」での事業立ち上げやグロースの経験を持つ株式会社バベル代表の杉山大幹さんに、事業の変遷やサービスの展望についてインタビューしました。 現場にフォーカスしたプロダクト作りを追求──はじめに、どのようなサービスを展開しているのか教

        • 日本発、世界へ。Jiteraが見据える生成AIの可能性とグローバル展開

          「ソフトウェア開発の次の時代を創る」をミッションに掲げ、2017年に設立されたJitera。生成AIを活用したソフトウェア開発自動化プラットフォーム「JITERA」の開発やソフトウェア開発支援等をおこなっています。 社員の外国人比率は80%を超えるなど、グローバル展開にも注力するJiteraの目指す世界観や今後の展開について、代表の栁澤直さんにインタビューしました。 受託会社ではなくスタートアップとして社会に挑むことを決め、調達を実施──DEEPCOREとの最初の出会いは

        【イベントレポート】AI研究者・経営者 川村 秀憲教授が語るAI時代の働き方 〜AIのトップランナーと考える、AIと人間が調和する10年後の未来〜

        • 50歳からの起業。危機管理分野での経歴を生かし、KYC業界のシステム化・自動化を目指す

        • 「ailead」で実現する“三方よし”のセールスイネーブルメント。徹底的にユーザーと向き合うバベルの挑戦

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          AIとメディカルサイエンスで更年期女性を支える。YStoryが目指す世界とは

          2023年1月に創業した株式会社YStoryは、最先端のAIテクノロジーとメディカルサイエンスの活用を通じて、女性の更年期症状に対するデジタルヘルス分野での研究開発と医学的エビデンスに基づく事業展開を行っています。 今回、共同創業者であるJanet YuさんとSherry Shiさんに起業の経緯から更年期症状をとりまく社会環境などのお話を伺いました。 女性の更年期症状にまつわる研究は世界的にもまだ少ない──YStoryの事業について教えてください。 Janet:2023年

          AIとメディカルサイエンスで更年期女性を支える。YStoryが目指す世界とは

          【イベントレポート】DEEPCORE、採用マッチングイベント「AI Startup Career Meet」を開催

          DEEPCOREは、スタートアップ採用マッチングプラットフォーム「LINKS by KERNEL」を運営しています。「LINKS by KERNEL」は、社会人や学生向けに、スタートアップへの参画やキャリア形成を支援するためのプラットフォームで、現在約220名の会員がいます。 今回、その活動の一環として、初の採用マッチングイベント「AI Startup Career Meet」をKERNEL HONGOで開催しました。このイベントは、採用活動をしているAIスタートアップとL

          【イベントレポート】DEEPCORE、採用マッチングイベント「AI Startup Career Meet」を開催

          自ら答えを見つける制御AI「Smart MPC」。アカデミア人材を巻き込み、AIの社会実装を進めた未来とは

          「アルゴリズムで世界を変える」をビジョンに、2018年に創業したProxima Technology(プロキシマ テクノロジー)。機械学習や最適化、制御、3次元データ解析等、多くの分野において数理的なアルゴリズムの社会実装を目指し、モデル予測制御と機械学習を組み合わせた独自の制御AI「Smart MPC( Model Predictive Control)」や、データ解析ソリューションを提供しています。 DEEPCOREは、2023年8月に9,000万円の出資を行いました。

          自ら答えを見つける制御AI「Smart MPC」。アカデミア人材を巻き込み、AIの社会実装を進めた未来とは

          【イベントレポート】DEEPCORE、投資先支援イベント「CTO/PdM・HR Meet」を開催

          DEEPCOREは、2024年3月25日に「CTO/PdM Meet」、4月8日に「HR Meet」をKERNEL HONGOにて開催しました。 本イベントは、CTOとPdM、HRというそれぞれ同じ職種同士の交流を通じて、ナレッジや悩みの共有、事業連携の機会を作ることを目的としています。 両日とも、投資先企業やKERNELメンバーなど、多くのスタートアップ関係者にご参加いただきました。参加者からは「横のつながりを得られ、他社の知見やアドバイスを聞くことができた」、「同じ温

          【イベントレポート】DEEPCORE、投資先支援イベント「CTO/PdM・HR Meet」を開催

          【イベントレポート】DEEPCOREのLP総会を開催しました!

          DEEPCOREは、4月にLP総会を開催しました。 代表の仁木とCFOの雨宮による1号ファンド、2号ファンドの事業報告をはじめ、投資先企業による事業やプロダクトについてのピッチも実施され、最新の技術や革新的なビジネスモデルが紹介されました。 総会後には、投資先スタートアップとLP投資家を含めた懇親会を行いました。 今年は、DEEPCOREが運営するAI特化型インキュベーション拠点「KERNEL HONGO」で総会を開催。対面で直接交流ができたため、意見交換やネットワーキン

          【イベントレポート】DEEPCOREのLP総会を開催しました!

          屋根から広がる再生可能エネルギー。Yanekaraが拓く脱炭素社会への挑戦

          カーボンニュートラル実現に向けた脱炭素化の取り組みは世界で加速しており、日本は2030年に温室効果ガス46%削減、2050年にはカーボンニュートラルの実現を目指すと宣言しています。 そんななか、2020年6月に設立されたYanekaraは、再生可能エネルギー領域で挑戦する東大発のスタートアップです。「地球に住み続ける」をミッションに掲げ、太陽光発電を余さず使い、脱炭素を実現するソリューションを展開しています。DEEPCOREは2021年、2022年にYanekaraに出資を

          屋根から広がる再生可能エネルギー。Yanekaraが拓く脱炭素社会への挑戦

          特許取得の授粉ロボット技術で農業課題を解決。HarvestXが目指す新たな生産基盤の確立

          「未来の世代に、豊かな食を。」をミッションに掲げ、AI・ロボティクスを活用したイチゴ自動栽培ソリューションを提供するHarvestX(ハーベストエックス)。DEEPCOREは2022年に続き、2024年3月にもHarvestXへの追加出資を行いました。 急成長スタートアップが目指す持続可能な農業について、HarvestX株式会社 代表取締役社⻑の市川友貴さんに伺います。 イチゴの完全自動生産技術を作るには、起業が最適な選択肢だった ── まずは市川さんの経歴や起業しようと

          特許取得の授粉ロボット技術で農業課題を解決。HarvestXが目指す新たな生産基盤の確立

          不妊治療から女性医療の未来を切り拓く。データ解析サービスや医療者向け情報メディアまで多角的にアプローチ。

          DEEPCOREの出資先であるvivola株式会社は女性医療×AIを軸に、不妊治療をはじめとした生殖医療領域に特化したtoC・toBサービスを展開しています。少子化が社会課題となっている日本で、どういった想いで不妊治療領域のサービスを展開しているのか、代表の角田 夕香里さんにインタビューしました。 不妊治療にまつわる原体験からvivola創業——これまでのご経歴や、創業に至るまでの実体験をお聞かせください。 角田:大学院卒業後新卒でソニーへ入社し、7-8年ほど研究開発や事

          不妊治療から女性医療の未来を切り拓く。データ解析サービスや医療者向け情報メディアまで多角的にアプローチ。

          【イベントレポート】DEEPCORE投資先新年会「DEEPCORE Meet 2024」を開催

          DEEPCOREは、投資先新年会「DEEPCORE Meet 2024」を開催しました。 本イベントは、スタートアップ同士がノウハウを共有し合ったり、スタートアップとLP投資家が直接コミュニケーションを取ったりする機会を作ることを目的としています。 今年は投資先のスタートアップが100社を超え参加者が増えたため、初の試みとして2日に分けて実施。DEEPCOREの投資先、LP投資家、アドバイザーなど、計214名にお越しいただきました。 参加者からは“アットホームな雰囲気で

          【イベントレポート】DEEPCORE投資先新年会「DEEPCORE Meet 2024」を開催

          18歳での起業から6年。大型の資金調達を経て、ロボティクスによる課題解決を広げるNew Innovations

          DEEPCOREの出資先であるNew Innovations(ニューイノベーションズ)は、スマートコーヒースタンド root C(ルートシー)事業から始まり、現在はOMO 事業を主力として開発・事業展開を行っています。今回は、代表取締役CEO兼CTOの中尾 渓人さんに起業の経緯やロボットの開発方針、今後の展開についてインタビューしました。 1,000坪の本社を構えるまでに成長したロボコン少年—— 18歳で起業するに至るまでのお話を聞かせてください 中尾:小中高校時代を通し

          18歳での起業から6年。大型の資金調達を経て、ロボティクスによる課題解決を広げるNew Innovations

          AI研究の第一人者 東大・松尾豊教授に聞く「AIスタートアップの勝ち筋」とは

          東京大学で人工知能、特に深層学習に関する研究を進める松尾豊教授は、DEEPCOREのFounding Partnerでもあります。企業との共同研究にも取り組む松尾氏に、生成AIの2023年の総括、2024年の展望、そして「AIスタートアップの勝ち筋」について伺いました。 2023年、大企業の生成AI導入には大きな課題も——2023年の生成AIに関する日本企業の動きについて、松尾先生はどう評価されますか? 松尾:これまでのテクノロジーに対する動きと比較して、スピード感があっ

          AI研究の第一人者 東大・松尾豊教授に聞く「AIスタートアップの勝ち筋」とは

          経理DXで顧客課題を解決。IPOまでの軌跡と持続可能な成長の鍵

          DEEPCOREの出資先であるファーストアカウンティングは、AI技術で経理業務を自動化・効率化する経理DX企業で、23年9月に東証グロース市場に上場しました。 代表の森 啓太郎さんに起業からIPOまでの道のりをインタビューしました。 PMFではなく、顧客の課題解決に注力したプロダクトづくり——起業のきっかけについて教えてください 森:以前にネット通販の会社を経営していたことがあるのですが、中小企業同士の請求書に関するやりとりは、かなり煩雑で悲惨な状況でした。 例えば、毎

          経理DXで顧客課題を解決。IPOまでの軌跡と持続可能な成長の鍵