WONDER by Deep Care Lab

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WONDERは、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジンです。持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントを、デザイン・芸術・人類学・SFなど横断した視点からお届けします。 運営👉https://deepcarelab.org/

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    いのちのワンダーをめぐり、多様な実践をおこなっている方々へのインタビューを物語として綴る

  • Weのがっこう|気候危機時代のわたしたちのウェルビーイング

    気候危機に向き合い、わたし(たち)のウェルビーイングを探求する対話&実験の学び場「Weのがっこう」のレポートです。参加者の方が書いてくれたものも集めています。

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    Deep Care Labのプロジェクトやイベントのレポート

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    未来のいのち、死者のいのち、山川草木のいのちなどへの"みかた"や考えをめぐらせるきっかけになるような、アートやデザイン、クリエイティブな事例をお届けします。

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    いのちのワンダーをめぐり、書を読む冒険をアーカイブ

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あらゆるいのちへのケアする想像力を。Deep Care Labの設立のお知らせ

本記事は元記事からアカウントの統合・整理のため転載しております。 先日、Deep Care Lab (DCL)という、一般社団法人を立ち上げました。川地真史と田島瑞希の2名による共同創業となります。「あらゆるいのちへのケアする想像力をはぐくむ」というパーパス(存在目的)を掲げ、複雑な課題に対峙するため研究と実践をかさねていきます。 本稿では、設立にあたりどのような問題意識をもっているのか、何を大事にしていきたいのか、なにをやっていくのか、をご紹介できたらと思います。 <

    • 屋久島が教えてくれた森・里・都市のつながり そして人間ができること

      Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、「心に自然を宿そう」がコンセプトの合同会社モスガイドクラブ/モスオーシャンハウス代表、屋久島で人が来れば来るほど自然が豊かになる仕組みを生み出す取り組みを展開している今村祐樹​​さんに、モスの活動と

      • 自分のいのちが仕え還る場所 ・遠野から生命観を再生する〜|インタビュー: ハヤチネンダ 今井航大朗さん 赤池円さん

        Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、一般財団法人ハヤチネンダの今井航大朗さんと赤池円さんに、死を通じた自然と人との関係の再生、祖先や次世代との繋がりの中で生きる自分たちの役割についてお話を伺いました。 今回のインタビューのお相手一

        • 絡み合う要素への丁寧な向き合いが未来の風景をつくる|インタビュー:ランドスケープデザイナー 吉田葵さん

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、ランドスケープデザイナーの吉田葵さんに、リサーチ・デザインの進め方や大事にされているスタンスについてお話を伺いました。 今回のインタビューのお相手さまざまな要素が絡み合って形成される風景=ランド

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          捨てられる花を地域のお花屋で堆肥化する。アート作品「フラワーコンポスト」を活用した、循環プロジェクトの実証実験の開始

          久しぶりの更新になります。今回は、お知らせ的にnoteを更新してみました。 以前、本メディアでもインタビューしたアーティストMIKIKO KAMADAとの協働プロジェクトとして、各家庭で廃棄される花を、アート作品「フラワーコンポスト」に活用することで堆肥化し、新しい植物のいのちにつなげる、住民参加型の循環プロジェクトを開始します。 その第一弾の実証実験を、2023年6月21日から9月30日までの期間、羽根木の花屋「花とみどりのアトリエmalta」にて行います。 概要と背

          捨てられる花を地域のお花屋で堆肥化する。アート作品「フラワーコンポスト」を活用した、循環プロジェクトの実証実験の開始

          樹木の空間・時間軸に合わせ礼を尽くして施すケア|インタビュー: 樹木医 宮田義規さん

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、樹木医の宮田義規さんに、森や木の治療にあたっての考え方についてお話を伺いました。 今回のインタビューのお相手人の手が加わった森林こそ、ケアが必要ーー今日はよろしくお願いします。初めに宮田さんの樹

          樹木の空間・時間軸に合わせ礼を尽くして施すケア|インタビュー: 樹木医 宮田義規さん

          “近景”と“遠景”から見る、仏教とアートとケアのつながり|インタビュー:應典院秋田光彦さん

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン 『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる創造的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。  今回は、NPOや大学、行政と協働し、お寺を通して学びや癒しなどが得られる場を提供している、應典院の秋田光彦さんにお話を伺いました。  今回のインタビューのお相手目に見えない存在とつながる「仏教」と「

          “近景”と“遠景”から見る、仏教とアートとケアのつながり|インタビュー:應典院秋田光彦さん

          Deep Care Lab_2022年の取組みと来年に向けて

          今年もあっという間に過ぎました。みなさま、どうもお世話になりました。 一般社団法人Deep Care Labでは「あらゆるいのちをケアする想像力をはぐくむ」をかかげています。死者、未来世代、自然や生きもの、人工物など、あらゆる存在との相互依存を実感する。自分がより大きないのちのながれにいることに気づき直す。 そんなきっかけとなる入口を多様なかたちでつくっています。昨年の立ち上げから、引き続き手探りでしたが、今年の取り組みについてをまとめ直してみました。 プロジェクトの取組

          Deep Care Lab_2022年の取組みと来年に向けて

          【PJ実施レポート】微生物とともに生きる未来のサスティナブル・ビジネスを創造するMicrobe Futures

          開催概要やったこと今回のワークショップでは日本科学未来館の展示「セカイは微生物に満ちている」や対話・独自の体験ワークを通じて、微生物と人の暮らしや都市・環境生態系の関わりをとらえ、未来像・ビジョンをSFプロトタイピングの手法から描くことで、これからのサービスやビジネスにどんな可能性や機会があるのかを、微生物多様性による健康な都市づくりを目指す株式会社BIOTAさんと協働で実施しました。 背景SDGs、脱炭素、持続可能な社会に向けて、ビジネスでも環境や社会のサスティナビリティ

          【PJ実施レポート】微生物とともに生きる未来のサスティナブル・ビジネスを創造するMicrobe Futures

          耳を澄まし、触れて生まれる植物とのケア関係

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、プランツディレクター/アーティスト/園芸学研究科博士課程である、鎌田美希子さんに、植物と人間の関わり方についてお話を伺いました。 今回のインタビューのお相手 研究からアート活動まで、領域を横断し

          耳を澄まし、触れて生まれる植物とのケア関係

          【PJ実施レポート】自然と生きものにやさしい未来の電化製品をデザインする

          開催概要日程|2022年3月30日(水) 場所|パナソニックセンター東京 参加者|ご応募いただいた大学生・高校生のみなさん やり方|生態系に貢献する新しい電化製品のアイデア創発ワークショップ 背景「SDGs」や「環境問題」が世の中的にも注目されており、学校教育の中にも積極的に取り入れられています。ですが、取り組むことが大切なのはわかるけど、自分とは遠い話のようにも思える学生さんも少なくありません。 実際、大学生向けのSDGsに関する意識調査では、目標への関心の偏りがあり、ジ

          【PJ実施レポート】自然と生きものにやさしい未来の電化製品をデザインする

          ウンコから見つめる、生態系といのちの循環|インタビュー: 糞土師 伊沢正名さん

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン 『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる創造的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、糞土師として、野グソを通して糞土思想を広めている伊沢正名さんにエコロジー・生態系・いのちの循環…といったテーマでお話を伺いました。 今回のインタビューのお相手私たちもウンコを食べて生きている!

          ウンコから見つめる、生態系といのちの循環|インタビュー: 糞土師 伊沢正名さん

          牛と人間のウェルビーイングってどう実現するの?ー現場での試行錯誤を聞くー

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる創造的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、2020年10月にオープンした千葉県千葉市若葉区にある観光牧場「千葉ウシノヒロバ」のみなさんにお話を伺いました。千葉ウシノヒロバは酪農家から預かった乳牛を育成する牧場であるとともに、牧草地でのキャ

          牛と人間のウェルビーイングってどう実現するの?ー現場での試行錯誤を聞くー

          【イベントレポート】水野大二郎・津田和俊著『サーキュラーデザイン: 持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス』刊行記念トークイベント

          2022年2月2日、かねてよりお世話になっている京都工芸繊維大学KYOTO Design Labの水野大二郎先生が、津田和俊先生と共に『サーキュラーデザイン: 持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス』を刊行されたことを記念し、著者のお二人にDeep Care Labの川地・田島がお話を伺うイベントを開催いたしました。 本記事ではそのイベントレポートをお届けします。 イベント開催概要開催趣旨 地球環境の持続可能性が危機にある現在、経済活動のあらゆる段階でモノやエネ

          【イベントレポート】水野大二郎・津田和俊著『サーキュラーデザイン: 持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス』刊行記念トークイベント

          未来世代のウェルビーイングを想像し、「意思決定のあり方」を変えるためのツールキット

          SDGsや持続可能性、はいまや毎日のように聴く言葉。何らかのレベルでこれらを念頭においた取り組みをしている個人も企業も自治体も、増えています。 SDGsの元となったSustainable Development=持続可能な開発とは、「環境と開発に関する世界委員会」にて委員長のノールウェー首相が1987年に公表した「Our Common Future」で取り上げたものですが、"将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発"を指します。 一方で、

          未来世代のウェルビーイングを想像し、「意思決定のあり方」を変えるためのツールキット

          ゴミと人間の境界線を溶かす。コンポストをわたしの「臓器」と捉えてみたら?

          ステイホームは家庭ごみの量を増加させたといいますが、毎週、毎日、ごみ袋をしばりながら、「生きているだけでなぜこんなにもごみが出るのか…」と、もやもやした気持ちになったことがある人も少なくないのではないでしょうか。 気候危機とごみの問題は、どの角度からみても密接に関係していることは明らかです。過剰生産、焼却の環境負荷、分別、マイクロプラスチックなど。 調べてみてすぐにわかったのは、なんと日本のゴミ焼却炉の数は世界で一番多いとのこと。それに、燃やして処理するごみの量も世界一。知

          ゴミと人間の境界線を溶かす。コンポストをわたしの「臓器」と捉えてみたら?