後悔ばかり

なぜ、早く受診しなかったのだろう。

なぜ、早くカウンセリングを受けなかったのだろう。

なぜ、早く闇を打ち明けなかったのだろう。

なぜ、早く自分のだめな部分を受け入れなかったのだろう。

なぜ、自分には勉強だけだと諦めてしまったのだろう。

なぜ、生まれさせられ、苦しむのだろう。

中学のとき、母に絵の道について笑われた。真面目な家庭なこともあって、勉強して確実な道に行くことが絶対だと、正しいと思ってきた。
完璧主義、周りと比べる癖もあって、比べまくって、どんなにやっても超えられない天才と秀才、それだけではなく、すてきでかっこよくて、周りに人が集まって、絵が上手くて、センスがあるたちに届かなくて

ただただ、卑屈に、追い抜かされる恐怖だけでずっと生きていた。

高校でもそれは変わらない。日々、成績が下がることに怯えて、暇さえあれば勉強、勉強、勉強、勉強。
それでも、禄に成績はあがらない。良くても、安心できず、苦しかった。遊びになんか行かなかった。

中学の頃は、別の世界に逃げることばかり考えていた。
高校になると、階段を上っているだけで、見知らぬ先生に1日2回ほど大丈夫かと言われるほど、毎日顔が曇っていた。友人に、軽く早く死にたいと長生きはしたくないと伝えるようになっていた。
毎日、冗談のように伝えていたが、友人も迷惑だっただろう。
ごめんね。
大学は、資格を取るため、留年するわけにはいかなくて、さらに勉強ののめり込みがひどかった。歩きながら、暗記、寝る前、起きて、シャワーをあび、ご飯を食べながら、1日中座って、誰とも話さなかった。それを何年も。
特に、大学3年の時はひどかった。ある、テストがあったが、ふとすると首をつることを考えていた。あのドアノブは?ベットの縁は?天井に釘は?電車は?車は?テレポートして交差点の真ん中だったら?大学の大きな樹木は?隣の病院の屋上は?死ねるかな?
そんなこと考えている暇があったら、勉強しろと叱責していた。

勉強のおかげで、自殺せずにすんでいた。

笑えるかな?

大学のカウンセリングも一度受けたが、しっくりこなくてうやむやにしてしまった。
大学病院の紹介状ももらったが、お金と時間がもったいないと、しらふでは自分の気持ちはいえない、分かってもらえるはずないと無視してしまった。

今なら、思う。自分で探して、今のような小さなクリニック、個人カウンセラーでもよかっったと。早く、薬をもらえば今が変わっていたかもしれない。

でも、大学の時自分の弱さを、逃げ道を作ったら、もう逃げ出してしまっていたかもしれない、逃げ出すことを進められるほどの精神状態だったかもしれない、今考えると。

今、たった一年で職から逃げた。
たぶん、やる気を出せば。
でも、中学からの十数年で私の忍耐と努力する能力と精神は削り取ってしまった。何かに追われて、殺されるような恐怖によって。補う暇もなく。

逃げたことが今も心に残る。
早くから薬を飲んでいればこんなことにはならなかったのでは?

転職を決めた今でも、仕事に対する気持ちは上がらず、死にたい気持ちも、人生に対する絶望感も、早く死ぬ方法を探すことも変わらない。

両親の介護も目の前に迫ってきており、独身の私にのしかかるのは目に見えている。なんで、こっちに戻ってきてしまったのだろう。

家族は大切。

でも、面倒。

ごめんね。

お金はない。

生きているだけで、罪だから、税金やらなにやら、刑罰を科されている。

苦しくてたまらない。

一刻も速く逃げたい。

死にたい。
後悔しても仕方ないけど。
死にたい。
両親のエゴのために生まれて、1日8時間以上の労働と、刑罰を与えられ、将来の不安にさいなまされる。最終的には介護要員。

不安だらけ。早く、寿命が来て欲しい。

早く死にたいの。楽になりたいの。

楽しちゃだめですか?

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