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高校生の進路選択 その3 はるきさん(前編)「『海外でビジネスを学ぼう!』きっかけを振り返ると、嫌々ながら何となく参加した一連の課外活動だった」

GTE / DECA JAPAN

GTE サマースクール修了生のはるきさん(Bocconi University(伊)国際経済・経営学部 在学中)に、高校生時代の過ごし方や今の進路に決めたきっかけなどについてインタビューしました。はるきさんのストーリーは、これから進路選択を控え、悩んでいる中学生・高校生とその保護者の方へのヒントとなるでしょう。

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【 語り手 】 はるきさん(Bocconi University(伊)国際経済・経営学部 在学中)
【 聞き手 】 能登 左知(一般社団法人カピオンエデュケーションズ 理事)

対談記事は、「前編」「中編」「後編」の3回に分けて投稿しております。
前編では、はるきさんがイタリアの大学でビジネスを学ぼうと決めたきっかけについてお聞きしました。


< 動画で見たい方はこちらから(YouTube) >

はるきさん「未来を創造している起業家たちを目の当たりにした時に、心が動いた。イベントで終わらせずにその後半年もビジコンに挑む。更には受験直前まで生徒会活動に取り組んだ」


< リンクはこちらから >

・高校生の進路選択 その3 はるきさん(前編)「『海外でビジネスを学ぼう!』きっかけを振り返ると、嫌々ながら何となく参加した一連の課外活動だった」
高校生の進路選択 その3 はるきさん(中編)「『海外でビジネスを学ぼう!』きっかけを振り返ると、嫌々ながら何となく参加した一連の課外活動だった」
・高校生の進路選択 その3 はるきさん(後編)「『海外でビジネスを学ぼう!』きっかけを振り返ると、嫌々ながら何となく参加した一連の課外活動だった」


高1までは何も目標がなかったが、GTE に参加しビジネスに興味がわく


能登: はるきさん、こんばんは! いまイタリアは何時ですか?

はるきさん: ちょうどお昼12時くらいです。

能登: スクリーンの背景は Bocconi University のキャンパスですか? さすがイタリアですね、建築物のデザインが素敵です。

はるきさん: はい。でも建築家は日本人のチームなんです。大学が高いお金を払って依頼して。

能登: そうなんですか(笑)。


Bocconi University の新キャンパス
背景に写っているのは Bocconi University(伊)の新キャンパス。
日本人の建築家チームの設計だそう。

能登: Bocconi University を目指されたのはいつからでしょう?

はるきさん: 高校1年生から目指していました。日本では知られていませんが、Bocconi University はヨーロッパでは非常に有名な大学で。ビジネスやエコノミクスすべてに専門性が突出しているんです(※ QS World University Rankings の Social Sciences & Management 部門で世界10位、Financial Time 誌のビジネススクールランキングでヨーロッパ5位)。
 自分は高校のときイタリアに留学していたので、また戻りたい気持ちがあって。イタリア、しかも自分が気になっていたミラノという都市にある大学だったのでここに決めました。

能登: 学部を決めたのはいつでしょう?

はるきさん: International Economics and Management(国際経済・経営学部)に学部を決めたのは高校2年生の終わりくらいです。
 ビジネスを学ぼうと決めたのは、高校1年生の夏に GTE サマースクールに参加したことが最初のきっかけです。
 物は試しにと思って出てみたら、5日間ずっとハードスケジュールで。しかも GTE が終わった後も、半年間色々なレクチャーがあって、ピッチの作り方を学んで、『未来 2019』(※ 日本総合研究所が主催していた日本最大級のスタートアップ・ピッチコンテスト(当時))に出られるチャンスをもらえて。
 そうやって半年間、ビジネスをかじって、「ああ面白いな、もっと深く学びたいな」と思ったのがビジネスに興味をもった経緯です。

能登: それで、ビジネスを学ぼうと決めたのですね。決める前は何か目標があったのでしょうか?

はるきさん: ぜんぜん何も。すごく色々迷っていて。高校1年生のときは、自分はどこに進めばいいのか、将来何をするのかとすごくモヤモヤしていました。

GTE サマースクールに参加したはるきさん(写真中央)


ネガティブなイメージのまま何となく参加。自分の先入観が打ち砕かれる


はるきさん: 実は、親が会計の仕事をしているので、中学生のときに損益計算書やキャッシュフローの見方などを教えてもらったことがあるんです。そのときはビジネスが楽しいとはぜんぜん思えなくて。
 高校1年生のときに、親に「GTE というプログラムがあるから出てみない?」と勧められましたが、「夏休みにイタリアから帰ってきて、やることがないからまあいいか」くらいで。能動的に参加した訳じゃないんです。
 むしろ、ビジネスって何か難しそうだな、とネガティブなイメージを持っていました。勧められて、申し込んだら参加 OK になったから何となく参加しただけで。
 それが実際に飛び込んでみたら、すごく楽しい環境で活動ができて。自分の先入観が打ち砕かれました。

能登: 嫌々ながら何となく参加した課外活動が、その後の進路選択につながったのですね。

はるきさん: はい。先入観を持たずに、とりあえずやってみるのが大切だなと実感しました。

能登: そうすると、本当にたまたま取り組んだ GTE プログラムが、突然その後の進路を決める決定打になったのですね。

はるきさん: いえ、GTE だけだったら、たぶんそこで止まっていたと思います。「ああ大変だったな」と、一回きりの経験になっただけで。
 でもその後、未来 2019 まで行けたことが大きかった。未来 2019 でピッチをすることになったので、ビジネスについて勉強せざるを得ない。
 ビジネスについて情報収集をしたり、ピッチを組み立てたり…… GTE が終わってから未来 2019 に参加するまでの半年間が、ビジネスについて考えながら過ごす期間になったことがすごく大きかったです。


前編では、はるきさんがイタリアの大学でビジネスを学ぼうと決めたきっかけについてお聞きしました。中編では、GTE サマースクールで他校の生徒や大人と関わって、どのような学びがあったかをインタビューしてみたいと思います!

【 編集 】 柏 陽平(一般社団法人カピオンエデュケーションズ メンター)


< 中編へのリンクはこちらから >

高校生の進路選択 その3 はるきさん(中編)「『海外でビジネスを学ぼう!』きっかけを振り返ると、嫌々ながら何となく参加した一連の課外活動だった」



GTE / DECA JAPAN


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