アート系の学校ってどうなん?

どうも、ディアギャラリーナラのオーナーです。

最近、アートについては学校に行かなくてもいいみたいな話をよく聞くので、芸術系大学の大学院修士まで進んだ私が、回答したいと思います。

結論からいうと、アート系の学校行かなくても、独学でうまくなるし仕事にも繋がります。けれども、それ以外の創作活動の本質的な部分の勉強や人脈作りをするのならアート系の学校は行ったほうがいいっていうのが結論です。

今はYou Tube見れば、うまい絵師やアーティストがコンテンツ配信していて、それを見たりして自分で手を動かせばある程度はうまくなりますし、下手すると学校行くよりもスキルが向上する事もあると思います。一昔前ならテクニック的な部分を学ぶために学校に行くという選択肢は多かったと思うのですが、今はそういうことではないかなと思ったりします。

じゃあ、学校行くためのメリットってなんなの?って話ですけど、創作活動を根本的な部分、マインドの部分を鍛える。例えば、美学・哲学について勉強したり、自分の創作活動において影響になりそうな分野を見つける為に学校に行く事は大事かなと、どうしても、独学で続けるとなると、自分のより好みで独学したい人が選ぶ事になるので、外部からの影響が少なくて発展性が劣ってしまう可能性があるんですよね。それを広げるために学校に行き、面白くない授業も受けたりして、外部から刺激をもらう事って自分の創作視野を広げる為に必要かなと思ったりします。

後もう一つが、人脈作りですね。先生や同級生先輩後輩、違う分野の人達との交流。アート全般というか日本の社会構造的にトップを走る人は大抵その分野の学校を出ている人が多い傾向にはなっております。そういった先生達と繋がりを持つことで、今後自分が活動していく上で、プラスになる繋がりを紹介等に繋がったりするのでそういった人脈については、お金には変えられない物なので、そういったものを手に入れる為に通うならありかなと思います。

いや、ネットでも人脈作れるし、SNSでもええやんって思うかもしれません。けれども、やはり生でお会いしたりして、その道のトップを走っていた人の話を聞くと刺激的ですし、自分の創作活動の観点が変わったりするのでそれをする為だったら、ありかなと思います。

後最後に、就職ってどうなん?って話ですけど、僕の周り見ててもみんなわりと上手い事やってます。在学中から必死にもがいて努力した人は、それなりの企業に入ってます。学校が大事というより、その場所でどれだけ頑張ったかという事の方が重要だと思うので、先は自分で道を開かせるので就職についてはそこまで考えなくてええかなって思います。

今日は、アート系の大学ってどうなん?て話をすごく簡潔にまとめました。私は、アート系の大学行ってすごく良かったと思ってます。写真が大好き人間だった私が、今は、色々な出会いのおかげでギャラリー立ち上げて、ゆっくりですがアートの末端の末端で楽しくやりたいなって思ってます。これは違う分野の大学行ってたら思いつくことはなかったし、アートギャラリーやろうという選択肢も無かったと思います。だから、母校に関しては感謝してもしきれないぐらい大好きですし、母校に通って本当に良かったと噛みしめる毎日です。なので、よければ色々な意見を見てみて、判断する一助になれば幸いです。

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