それは、怒り
こんにちは。
最近はだいぶ感情が安定してきました。
喜怒哀楽があるって素晴らしい。
休職開始前後はストレスのせいである感情を感じなくなっていたのですが、回復と共に取り戻してきました。
それは、怒りです。
仕事では抑えなければいけないですし、普段の生活では発生を回避していますが、1人の人間としては必要な感情です。
私は仕事ができない程に追い込まれたにもかかわらず自分を責めるばかりで全く怒っていなかった。上司に、会社に、周囲に。
いや、脳がバグってて入力された情報を怒りに変換することができなくなっていました。
回復後、改めて職場でのことを思い出して、ようやく静かな怒りが湧いてきたのです。
おっそ……
そんなある日、リワークの講座で職場に戻った時のロールプレイングをすることになりました。
復職して久しぶりに上司と会う、という設定で私が想定問答を回答します。
講師:まずは何と挨拶しますか?
私:今日から復職しました
その節はご迷惑をおかけして申し訳ござい
ませんでした
講師:上司は何と言います?
私:うーん、一応、気を使って「お互い様だか
ら気にしないで、体に気をつけて頑張って
ね」とか言うんじゃないですかね
講師:で、あなたは?
私:ありがとうございます
今日からまたよろしくお願いします
講師:え、他にはないの?
私:いや、もうないですよ
講師:え、もっとこうさ……その上司とも上手
くやらなくちゃいけないんでしょ?
だったら……
私:休職して仕事に穴をあけたことはすでに
謝罪しています
それに、体調不調を知りながら休職に追い
込んだことを許せない気持ちがあります
相手がそのことを謝罪するなら考えます
が、私からの一方的な謝罪や反省がこれ以
上必要というなら上手くやれなくても構い
ません
普段、遠回しな言い方をする私にしては大分ハッキリと言い切りました。
講師はそう、その怒りは大切ですよ、みたいな感じでまとめていたが、想定していた答えとは違ったのだろうと思う。
私が復職後も周りと上手くやれるように誘導してくれていたのはありがたい。
だが、ここだけは譲れない。
上司のことが嫌いなわけではないし、尊敬している部分もある。
立場上私に厳しいことも言う必要があるのも理解できる。結果的に迷惑をかけた自覚もあるし謝罪もする。
ただし、許せないこともある。
許してはいけないと私の心が叫んでいる。
私の精神を破壊しておいて、何のペナルティもなく毎日を過ごしている人間を許せるわけがなかろう。
何か言ってやろうというわけでもないし、反省してほしい訳ではない。
いや、むしろ私の事例を反省して成長の糧にしていたらそれはそれで不愉快である。
上司は勤勉なので反省して成長できる人なのだ。
だが断る。
反省はしなくてもいい。
私はお前を成長させるために精神と脳みそぶっ壊したんじゃねえぞ。
やっと取り戻した心の声を無視するぐらいなら職場の人間関係などクソ喰らえだ。
どうぞ嫌ってくれ。
それが私だ。
実際、上司を前にしたら反射的にペコペコしてしまうのかもしれないけど(笑)
まあ、それはそれで仕方ないと思うことにします。会社員だし。
でも、できれば復職してからも心の声を聞ける自分でありたいものです。
怒ってもいいじゃない、人間だもの。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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