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ちょっとかわった励ましかた

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HSEの私がいろいろとやってきて思っている心身のバランスの取り方、自分の整えかた、なんとか気分よく生きていけるようにしている事をごちゃごちゃ書いています
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記事一覧

断捨離をバレンタインに寄せて

断捨離をバレンタインに寄せて

断捨離とは、自己イメージの刷新である。

私たちの自己には、根底に「恥」が刷り込まれている。西洋的には「罪」だ。

染み付いている、このようなネガティブな観念を崩していく手法のひとつが、断捨離だと思っている。

そのままの自分で申し分なく、心から自分に満足している人には、断捨離なんて必要のないことだ。

自分には自信があるよと思って、断捨離する必要ないよと思っても、モノと向き合うと、自分の劣等感が

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心をひらく

心をひらく

人は、大抵
心が病んでいる。
病んでいるのがありありと分かるのが、私が仕事で相手しているお年寄りだ。

私たちのように、若くて動ければ
心が病んでいるのは見えないけれど

お年寄りは「実は心が病んでいる」ということが、人生の総決算として最後にありありと現れてくる。

第三者目線で見れば、心の病みようがどうしても見えてしまう。

けれども

私は、もう「どうしようも無いこと」と
ずっと
思ってきた。

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色に惹かれた

色に惹かれた

年末に絵画を買って、年明けに届いた。
絵の具の雰囲気が、自分の思っていたことにピッタリだと思ったので、ネットで見て「買うわ」と即決した。

色が混ざっている。

混ざりながらもカテゴリーがあって、分かれているけど重なり合って1枚であると表現されている。

その作家さんの作品をホームページ検索して、全部見た。
全てどこか、もの悲しく暗いようにも思え、重たい表現に感じた。

自分の心境とは少しズレがあ

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ピタゴラスイッチ!

ピタゴラスイッチ!

もしも、ジャングルで動物のように育ったとしたら、自分のアイデンティティーってどうなると思いますか?

人間社会でないところで育ったら、はたして私は私だったのかな?

親兄弟、街、学校、他人、テレビ
そういうものから無数の「私」が作り出される。
怖がり、優しさ、拗ね、怒りんぼう、冷徹漢、目立ちたがり、真面目、楽天家、お調子者
どれも、私の一部として作られていく。

本当の私って?それらの一面と、その

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回帰

回帰

いま、この切っ先の、いまここで、今この瞬間は当たり前に、ものすごく、クリエイティブだ。
創造性とは、それぞれの「今」のことだ。

いまって今しかない。
常に新しい未知が「今」創造されている。

「今」それ以外は
もう存在しない過去か、未来になる。

いま文字をスマホで打っている、この今以外は実在していない。

その今が過ぎ去ったとたん
私たちは解った気になる。知っている気になる。判断する。過去を当

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永遠に途中

永遠に途中

死んで地獄に行くかも知れないと思っているお年寄りは、びっくりするほどおられる。

それはファンタジーだ。
理解を促そうとする「方便」でしかない。

「人生のなかで苦しむこと」を「地獄」と表現して、それらを使って説いているに過ぎない。

何を説いているのかというと

みんな勘違いしてるんよ

という説明である。

恨み、妬み、怒り、悔しさ、悲しみ
そういう自分の気持ちで
まるで火にあぶられるように辛

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あれもこれも気のせいです

あれもこれも気のせいです

お金がたくさんあっても満たされることはないし
賞をとって満たされることはないし

誰かに愛されて満たされることもないし
夢を叶えて満たされることも

ない。

どうやったら満たされる?

というのは、問いにミスがある。

間違った設問に対して
答えを求めて人生をかけてしまう。

しかし
それは落とし穴です。

満たされるべきもの自体が、もともとないんだから。
満たせない。
その器がない。

みたす

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構成存在ぜんぶで

構成存在ぜんぶで

右手はよく動く。
細かいことができる。
とっさに反応して俊敏だ。
理解も早く、模倣が得意だ。
働き者だ。

左手はどんくさい。遅いし、1日のほとんどを休んでいる。
働きづめの右手と、怠け者の左手。

頑張れ左手!甘えるな!
努力しろ。大丈夫、出来るようになる!
お箸も持てるようになるし、スマホも打てるようになる!

右手は、自分が動いては左手のためにならないと思い、意を決して数日間動かないようにす

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言葉をもたない神

言葉をもたない神

ハニワが土偶と戦う漫画があって
ハニワマン?ハニワッチ?なんだったかな?

設定が面白くて感心したんだけど

主題に「神様」を扱ってる漫画で

敵である土偶は、街を壊滅する怪物でありながらも、その正体は神様。(だろう)
山とか自然とか、そういう畏れを具現化したもの。
神様と戦う人類、という設定。
ハニワマンが人類ね。

神とはなんだ?という問いは私も好き。

ダサイヒーローアクション
無慈悲に人間

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平和について呟いてみた

平和について呟いてみた

反戦運動家たちは
アメリカ連合軍による2003年のイラク侵攻から
一年で一万人の市民が殺されたと言う。

しかし
サダム.フセインは、その政権中に60万人の市民を殺したと言われている。

また、50万人のイラクの子供達が死んだのは、フセイン政権のせいではなく、国連の経済制裁のせいだと言う人もいる。

さらに多くの数字を出してきては
正当化したり非難したり

メビウスの輪のようにねじれてしまって

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らくがき(長い)

らくがき(長い)

note書いて
消えて

note書いて
消えて

二回続いてやっと
保存しなくちゃダメかあ
と思うに至った。

なぜが下書き保存しなくても、勝手に上書き保存されているカシコイアプリだと思ってたけど
(カシコイアンドロイドかとも思ってた)
ちゃんと保存しないと消えちゃうようになったんだなあ。

日常の思考も次々消える。
もったいないなあと思う。

すごく良いこと思い付いた
と思っても、すぐに去って

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訳がわからない完璧

訳がわからない完璧

昨日打ったコロナワクチンの副作用を観察している。
じわじわと出てきた熱は
すぐ38度をこえた。
拭いきれないモヤがまとわりつくので
スッキリしたくて、この夏初めてクーラーをつけた。
お腹なんて空いていないのに
カップラーメンやレトルトカレーが無性に食べたい気がして、本当に食べたいのかどうか分からないまま食べる。

寝てばかりで
かといって本も長く読めないし
文章でも書いていたら、また眠るかもしれな

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自分はいない絵

自分はいない絵

自分の現実の世界というのは
絵画の視点に似ている。

絵画は必ず
「その光景を見ている」側の
つまり書き手の視点で展開する。
けれど
視点の存在そのものが描かれる事はない。

自画像であっても、視点は別にある。
「視点の主から見た」ものとなる。

絵画の創造主を見ることはできない。
創造主の視点から見る世界
それが絵画だ。

視点の主を暴くとき

視点は別のものへと移り
世界は失われる。

朝に、

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ねこしんだ

ねこしんだ

こういう逸話がある。

オックスフォード大学を見たい、と
観光客がタクシーに乗り込んだ。

タクシー運転手は4つの博物館や植物園、複数の図書館と40ものカレッジを案内した。

観光客は「大学を見たいと言ったんだ!詐欺だ」と膨らんだタクシー運賃請求への支払いを拒んだ。

「大学」に対する概念の違いの話。

私が「あの人の心を覗いてみたい」と
どこでも連れて行ってくれるタクシーに乗り込んだとする。

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