見出し画像

訳がわからない完璧

昨日打ったコロナワクチンの副作用を観察している。
じわじわと出てきた熱は
すぐ38度をこえた。
拭いきれないモヤがまとわりつくので
スッキリしたくて、この夏初めてクーラーをつけた。
お腹なんて空いていないのに
カップラーメンやレトルトカレーが無性に食べたい気がして、本当に食べたいのかどうか分からないまま食べる。

寝てばかりで
かといって本も長く読めないし
文章でも書いていたら、また眠るかもしれないので書いてみる。

胸のなかの自分を覗いてみると、ハンモックのようなところで揺れて寝ていた。
気持ち良さそうで安心する。

私は自分の無意識を擬人化してる。

その姿は小さな子供の私だ。
居る場所はいつも同じ野原だ。

以前、ピプノセラピーを受けたときにその子供を自分の中に見つけた。

普通の顔で生活していても

こころのなかを覗いてみてみると
怒っていたり、泣き叫んでいたり
指で地面に穴をほじくっていたり

小さな私の喜怒哀楽の状態は様々である。

私は小さな自分に機嫌よく過ごして貰うよう働きかける。
話しかけたり、現実の行動を変えたりする。


無意識の自分はいつも
ひとり野原でいるので

寂しくないのかな?とか
他に登場人物いないのかな?
なんて思う事もあるけれど、小さな彼女は意に介さない。

現実の私も一人で過ごしてることが
ときおり
社会における
普通の人間として
おかしいような気がして

幸せを取りこぼしているような
負けているような
「損」に気がついていないような
微かな不安がある。

最近、問題がおおい。

私の個人的な近親者の問題は
おかげさまでゼロであるが

私の個人的な近隣生活においての問題は
先月クラッシュしてヘトヘトになってからは、集中の配分を変えているものの
引き続き取り組んでいる。
金銭を介さない社会的な仕事といえる。

給料のもとである私の仕事においては
更に問題が次々と降ってくる。

問題があるから私の仕事は存在しているのだけれども
その流れが
0.5倍速のときもあれば
2倍速のときもあって

問題がやってくるときは物質ではなく
主に聴覚からそれはやってきて
間もなく資料や紙となるため
私は問題ごとをクリアファイルにに可視化して置いておく。

ここしばらくクリアファイルが重なる束は
去っていく量に見合わない。

真面目で気弱な私は
不真面目を目指して
強気に出ることで
そのバランスを保っているが

問題が多発していればいるほど
問題視しないことで
ようやくバランスが保てる。

なかなかおさまらないので
ああこれは「渦」なんだと思う。
渦中にあるだけだ。

天気や
潮や
生物の本能とおなじ

ミミズがなぜか土の中から這い出てきて
何メートルも移動してわざわざアスファルトで干からびて死んでいる。

なぜ土のなかで死なないんだ
どんな本能なんだ
わけがわからない。

人間の問題もほんとうに訳がわからない。

コロナワクチン二回目の副作用で
熱は高かったけれど
咳も鼻水もなく喉の痛みもなかったので
風邪よりもずっと楽だった。

体の熱だけを味わう貴重な体験だった。
一日で体温は戻った。

熱が下がった朝は、さわやかで清々しく
より強くなった気がした。

私は不安神経症的傾向があるので
ワクチンについては色々見聞きして
完全にどうでもよくなったあとで
会社で希望者集団接種となり
好奇心だけで打った。

来年またあっても打たない気がする。
知識として経験して、もう満足した。

とことん楽観するには悲観的に一度なる必要がある。

幸せになるには
不幸を味わうのが一番の早道だ。

生への感謝は不自由からやってくる。

歯の痛みも、深爪も、ニキビも
そこからの解放を望み、やがて願いは叶う。

私は春先に
完全に自分の人生に退屈を感じていたので
問題が増えてきたとき
望んでしまっていたのかと思った。
成長を感じるには問題が必要だからだ。


ミミズだって
目も退化したような闇の生物が
ウロコも毛もない柔らかで醜い姿を
白日のもとに晒すのには
なにか、右からひだり、下から上のような
エネルギー転換を意味するのかも知れない。

虫や鳥へ身をささげ
大きな生命の渦になっているはずだ。

私が一人で過ごしていることだって
不安と安心を行き来することだって

大きな渦の完全たる一部に過ぎない。

自分ではわからない
それは
完璧だからだ。

完璧なものは、きっと訳がわからないんだ。
だから、四肢をほうりなげて
これで全てなんだなーと思う。

全てだと感じると、開放的になる。

そうしてまた
明日からのことを思うと
マンガに描かれるような苦い顔になるけど

久しぶりにブログを書けたので
なんか明日から良い感じの流れが始まるかもしれないとか

自分に期待を寄せる。


読んでくださってありがとう!
お元気ですか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?