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次なる野望は世界一周。Dawn Capitalの「お祭り男」キャピタリスト山田は、何を見据えているのか?

——— こんにちは!Dawn Capital (ドーン キャピタル)インターンの八並映里香です。
今回はメンバー紹介第三弾として、Assosiateの山田智博さんにインタビューをしていきます!

山田さんは、現在なんと世界一周中。
今回のインタビューは、ラオスからのお届けです!

彼がなぜ世界一周を志すようになったかも今回の記事では詳しく述べられているので、皆さんぜひぜひ最後まで読んでいってください!

今年の8月27日に出国した山田さん。空港にて

【プロフィール】
Associate
山田 智博 / Tomohiro Yamada
2017年に慶應義塾大学在学中に公認会計士試験合格後、2019年KPMGあずさ監査法人入社。大手商社をメインにIPO準備会社まで幅広いクライアントを監査。法人内の採用プロジェクトでは、各種イベントの企画・講演を経験。2021年7月に独立し、フリーランスとして複数社の上場支援・キャリア支援・リクルートコンサルなどに従事。2021年11月より株式会社アカツキ Heart Driven Fundにジョイン。2022年よりDawn Capitalのキャピタリストを務める。2022年8月27日より世界一周開始。

会計士になったきっかけは、「父親の勘違い」!?

——— 山田さんは、第一弾note でご紹介したDirector の山﨑さんと同様に慶應義塾大学在学中に公認会計士の資格を取られていますよね。
資格取得を考えた背景としては、やはり学生時代の原体験などがあるのでしょうか?

大世さんのインタビュー後にこれを答えるのはとても恥ずかしいんですが、僕が公認会計士の資格取得を目指したきっかけは実はとっても薄いんです。
端的に言うと、 ”父親が勘違いしてお金を振り込んじゃった”なんですよね(笑)。

そもそも公認会計士予備校(以下、CPA)との出会いは、友人に「説明会に行くだけで、500 円分の図書カードと電卓と簿記のテキストを無料で貰えるから行ってみよう」と誘われたことがきっかけでした。

説明会にてCPA は会計士資格の魅力をこれでもか!というくらい分かりやすく説明してくれましたが、この時点では正直 ”会計士っていうのは良い資格なんだな。でも、まあ自分が目指すことはないか” という気持ちでした。

何を隠そう僕は男子高出身だったので、共学になる大学での生活が楽しみで仕方がなかったんです(笑)。

——— この時点でもう既に面白い(笑)。
そして、”父親が勘違いしてお金を振り込んじゃった”というのは一体…?

ここから父親が登場するエピソードに入っていくのですが、僕は実家が茨城だった関係から大学入学のタイミングで一人暮らしを始めていました。それもあってか、入学したばかりの時期は度々父親と電話をしていたんです。

CPA に説明を聞きに行った日の電話にて、なんとなく ”公認会計士という資格の説明会に行った。すごく魅力的な資格だった” ということを共有しました。

しかしそこで、「大学では精一杯遊びたいから自分は会計士を目指す気はない」なんて父親には言えないですよね(笑)?
それで、僕はこんな内容で話しました。

「とても良い資格だし魅力も感じたのだけど、CPAに通うとなると費用が70 万弱もかかってしまうみたい。一人暮らしを始めてただでさえ金銭面で迷惑かけているし、自分はやらなくていいや。」

今でも父親の返事を覚えています。

「自分への投資で70 万なんて安い。やりたいと思ったならやりなさい。」

ただ、父親の言葉は恥ずかしながら当時の僕には全く響かず、"なんか格好つけてきた"と思いながら「そうね、まあでも今回はいいかな」と答えた気がします。

そして、その翌日LINE がきて、”なんだ?” と思って通知を見たんです。
そこには、、、

『振り込んでおいたよ、頑張れ✌』 とのコメントが。

その時は身の毛もよだつというか、血の気が引いた感覚でしたね(笑)。
なぜなら、会計士を目指すなら2 年半は覚悟して勉強する必要があるということをCPA からの説明で十分に理解していたので…

今となっては会計士資格のおかげで自分の可能性の幅を広げられているので、父親には感謝しかありません。

——— 半ば背水の陣のような状況で猛勉強して、実際に資格を取得なされる実行力にひたすら驚きです。

社会人として、会計士として。監査法人で得た学びとは

——— 大学卒業後に入社したKPMG あずさ監査法人では、山田さんはどのような経験を積まれたのでしょうか?

監査法人で積んだ経験や得られたことを挙げるとしたら、業務で言うと主に
① 社会人としてのいろは
② 監査経験

の2つに分けられると思っています。

① 社会人としてのいろは

個人的に何より大きいと感じているのは、メールの書き方や言葉遣い、礼儀、マナーなどの大企業ゆえにかっちりとしたビジネスマナーを学ぶことができたことです。

僕は見た目や性格的に、 ”ふざけている”  ”ちゃらちゃらしている” などの生意気なイメージを持たれがちです。実際に大学時代まで本当に生意気だったなと反省していますが(笑)。

——— そうだったんですね(笑)。自分はどちらかといえば、明るい、楽しそう、とにかく面白いといったイメージが強いです!Dawn内では、「お祭り男」で通っていますよね。

インタビュー写真の撮影中でも、しっかり面白い山田さん

だからこそ、守るべきマナーを徹底して守ることを大切にしたいと考えています。生意気そうな奴がイメージ通り生意気だと、接していてなんだかイラッときちゃう時、ありますよね(笑)。

相手に不快な思いはさせたくないし、円滑なコミュニケーションを取りたいと心から思っているからこそ、あずさで学ぶことのできたビジネスマナーは大事にしています。

② 監査経験

次は、会計士にお馴染みの監査経験の所ですね。監査経験といっても数多くあると思っていて、自分の中では大きく分けて以下の3つです。

・多数の会社情報を俯瞰的に見ることができたこと
・As isからTo beの成果物をつくれるようになったこと
・実になる会計の基礎的な知識を得られたこと


ー多数の会社情報を俯瞰的に見ることができたことー

監査をやる上では、会社の財務諸表が正しいことを確認するために、内部資料をガッツリ精査します。監査法人では仕事上いくつもの会社に関与するので、結果的にあらゆる会社の実情を知ることができました

新卒の自分でも会社の資料を嘗め回すように見ることができたし、それらを見て疑問に思ったことを質問する中で、内部統制等の勉強ができたのが良い経験だったなと感じています。

また、上司に恵まれて、入社してすぐにクライアントの行った新設合併の処理が正しいかどうかの監査手続を一人で任せてもらえたんです。
新設合併する2 社の諸々の資料やスキームに関する資料、市場調査資料などを全て重ねると小さいバックを立てた位の高さの書類の量でしたね…(笑)

この時も新設合併の意図や方法、スキームの組み方などの資料を事細かに見ることができて半端じゃない量の知識を吸収できたことを覚えています。


ーAs isからTo beの成果物をつくれるようになったことー

新設合併の件をそのまま例で使うと、大量の資料を会計基準や会社法に照らし合わせながら、クライアントの行った手続が誤っていないことを証明する監査調書を仕上げていく、という作業がためになりました。

僕が仕事を教わっていた上司は、”As is(現状の姿)” と ”To be(あるべき姿)” を口酸っぱく解説してくれました。

基準や法令に沿ったTo be を理解した後に、会社資料からAs is を読み取ってTo beまでに足りない要素を検出すること。
そして足りなかった要素は追加で資料を依頼、ないしはクライアントに処理の訂正を促すこと。

正しい成果物を作るためのこれらのノウハウは汎用性が高く、今でも仕事に活かすことができています。


―実になる会計の基礎的な知識を得られたことー

これは言わずもがなかもしれませんが、監査は会社の財務情報に社会的信頼性を付与するために行います。

ですから、財務情報に関して全体の数字の動きや重要な勘定科目を分析をしたり、クライアントに質問を送ったりして、その結果を監査調書として成果物に落とし込むんです。

この一連の流れのなかで、会計の知識をふんだんに使うことになります。

会計士試験の勉強で座学を学び、実際に働く中で実務を学ぶ。この両面があったおかげで、基礎的な会計知識を身に付けられました。

——— 大企業、そして監査法人ならではの貴重な学びが数多くあったのですね。

二つのマインドチェンジをきっかけに、世界一周を志す。

——— 働いていく中で、ご自身の仕事や働き方に対してどのような価値観やマインドが醸成されていったのでしょうか?
そして、今後は世界一周旅行をなされるとのことですが、この決断には山田さんの価値観・マインドがどのように影響しているのでしょうか?

価値観やマインドについては、2つの変化があったかもしれません。
そして、この変化が、自分が現在行っている世界一周を志すきっかけとなりました。

ー努力と夢中の違いを肌で感じたことー

1 つ目は、「努力と夢中の違い」を肌で感じ、 ”夢中を探そう”というマインドに変わったことです。

率直に言ってしまうと、監査法人で働いていて監査を極めようとしたところ、そのための勉強などで自分が無理をしているように感じられる部分がありました。

筋トレなど自分を鍛えるのは好きですし、ゴリゴリの体育会系的な環境の辛さという点に関しては全然平気なタイプですが、それとは全く違う感覚だったんです。

努力をしている・頑張っているという現状はあるものの、夢中と言う感覚が掴めずにいました。

楽しく監査手続をこなし、専門領域を極めている諸先輩方を見て、”自分の闘うフィールドはここではない。もっと夢中になれることを見つけに行きたい” という気持ちになったんです。

そこで、会計士の先輩方にお願いして、何かにひたむきに頑張っている方々に会う機会をいただき、様々な話を伺いました。

共通していたのは、 ”解決したい社会課題や成し遂げたいこと” を皆さん明確に掲げていたことです。
あの敵を倒したいからひたすらレベル上げをしたり、あの武器が欲しいから素材をひたすら集めたり、みたいなゲームをやる時と同じ感じですね。

じゃあ、これを自分に置き換えた時に、 ”掲げたい社会課題や人生をかけて成し遂げたいと思うことは何か?” と考えると、具体的なことが見当たらなかったんです。

強いて挙げるとすれば「自分の身の周りの人を幸せにしたい、喜んでもらえたら嬉しい」というのが自分の軸の中でもとても大きいなぁくらい。

それならば、”まずは課題を見つけたり、色々な事象に触れあうことができたり、価値観を変えることができるような『夢中になれる』チャレンジをしよう” と考え、これが世界一周を目指す要素となりました。

ー自分が不適合者だと感じたことー

2 点目は、”正直、 大企業は向かないなぁ。自分は不適合者だな。” と感じたことです(笑)。

どうしてもBig4 の監査法人は大企業なので、組織化するためのルールや縛りが多かったり、上司の顔色を伺うために無理をしているように見受けられる人が多いと感じたりしていました。ただ、これ個人の感覚なので間違っている可能性は大いにあります(笑)!

そこから、 ”今後の人生、働く時間がめちゃくちゃ長いのだから、縛られず自由に働くことのできる環境を選ぼう、会計士の資格もあるから怖くないし!”  というマインドにシフトしていったんです。

ちなみに、会社での自分の周囲の環境は本当に居心地が良く、所属していた監査法人やチームのメンバーは全員大好きです!
あくまで、僕が大企業に多少向かない部分があったのだなと自覚しております。

そんなこんなで、世界一周に絶対に行くぞ!というマインドが醸成されました。

——— 大企業において、様々な形で自分の進みたい道を模索した結果「世界一周」と言う手段に辿り着いたのですね。

コロナ禍、そして自分と会社の間での葛藤。独立までの道

——— 世界一周を決意して監査法人を退職した後に、2021 年7 月にフリーランスとして独立し、上場支援・キャリア支援・リクルートコンサルなど複数社に従事されていらっしゃいますよね。
出国まで監査法人に残ると言う選択肢もあったと思いますが、なぜ一旦独立するという道を選んだのでしょうか。

“なぜ独立したか” については、コロナの蔓延によって世界一周に行ける時期が1 年後にずれ込んだこと、そして監査法人に残り続けることは自分にとっても会社にとっても良くないと考えたことが大きく影響しています。

世界一周に行くと決めてから、監査法人を辞める決意をしましたが、監査法人でのリクルート活動まではしっかりやり遂げたいと思っていたんです。

そこで、リクルートが終わる監査法人勤務2 年目の12 月までは監査法人に残って頑張ろうと考えて、その後1 月から世界一周を開始するというのが当初のプランでした。

しかしそんな時に、各地で新型コロナウイルスの感染が再拡大してしまい、世界一周を始めても渡航する国々で毎回約2 週間の隔離があるという状況になってしまいました。
流石に、そのタイミングでの出国は断念せざるを得なかったですね。

それに、コロナの影響で公認会計士論文式試験も3~4 か月延期となり、それに付随して監査法人でのリクルート活動も2 月末まで延期になってしまいました。

そんなこんなでリクルート活動を2 月末までまっとうしたものの、監査法人を辞めるにあたって会計士の最繁忙期といわれている3~6 月を目前として辞めるのは自分を育ててくれた監査法人に対して恩を仇で返すような行為だと感じましたし、何より自分が気持ち悪くて嫌でした。

加えて、このタイミングでは世界一周に行けるまで何をするかも決めていなかったので、世界一周まで監査法人に残るという選択肢も十分可能性としてはあり得ると思いながら、とりあえず繁忙期をやり遂げました。

しかし、”もうすぐ辞めることを前提に仕事に取り組んでいる”という状況では、”まあ、こんなもんでいっか” という甘えが生じやすいことに気づきました。成長速度が凄まじい20 代前半の大事な1 年であったにも関わらず、仕事における吸収量が圧倒的に減ってしまっていることをヒシヒシと感じていたんです。

また、それによって自分の提出物のクオリティが下がってしまい、このような状態にある従業員は会社にとっては毒だろうなぁと思ったのを覚えています。

こんな状況なら無理して監査法人に残らずに、ある種の社会科見学のような心持ちで ”会社の看板を使わずに自分自身で稼ぎ、興味がある分野の仕事に1 年間チャレンジして新たな学びを得たい!” と考えました。

その結果として、独立という道を選んだんです。

大学時代からの縁が繋がった、Heart Driven Fundへのジョイン

——— 独立後、2021 年11 月より、Heart Driven Fund(Dawn Capitalの前身である、株式会社アカツキの投資プロジェクト。以下HDF)にジョインされていますが、そのきっかけを教えてください!

ズバリ、石倉さん(Dawn Capital代表パートナー)と大世さん(Dawn Capitalディレクター)との昔からのご縁がきっかけです。

実は、お二方とは大学時代から付き合いがありました。大世さんに関しては、僕が会計士予備校であるCPA に入学した際にチューターをされていて、試験勉強から就活に至るまで大事なタイミングであらゆるサポートをしてくださっていました。もう、大学1 年生からの付き合いなので、今年で8 年目とかですね(笑)。

石倉さんとは、会計士試験合格後(大学3~4 年生)に、 ”活躍している会計士を集めて、会計士のロールモデルを知ろう” といった趣旨のイベントで石倉さんが登壇者、僕は運営サポートで参加した時に初めて人と認識されて(笑)、お話ししたと記憶しています。

そのイベントの際に、以前別のイベントで僕が同世代の会計士と共に楽しくどんちゃん騒ぎをしていたことを覚えてくださっていて、飲みに行こうよと誘っていただきました。

1 度食事をご一緒してからは定期的にお会いする機会をいただいていて、7 月に独立した後も何度か連絡を取り合う関係でした。

そして11 月、石倉さんが責任者を務めていたHDF の業務があり得ないほど忙しくなっていたタイミングがあったんです。

その際、既にHDFにジョインしていた大世さんから「若手会計士で、最近転職考えていていい感じの人いたりしない?」と雑談ベースで聞かれたことがあり、”人に紹介するのはもったいない、自分がJoin したい” と思って、「ぜひ自分でもよければ関わらせてください」とお願いしました。

そしてその後、有難いことにチームメンバーに迎え入れていただいたんです。

HDFからDawn Capitalの初期メンバーへ。Dawnで過ごす日々の魅力とは

——— HDFが今年4月に、株式会社Akatsuki Ventures運営のCVC・Dawn Capitalとして発足した後は、どんな業務に従事し、またその業務にどのように向き合っていますか?

キャピタリストとして投資面談やDD、バリュエーションの算定だったり、バックオフィス業務として、リサーチや監査法人対応だったりに従事しております。

最初は正直分からないことだらけの状態からスタートしたので、何をするにもどうするべきかがよく分からず、”もっと色々な事をキャッチアップしなければならない” という焦りを常に感じていました。

経営者の方のピッチを聞いても、ただただ ”この経営者の方は凄いなぁ” と感嘆するだけで、本来深掘りすべき論点に気付かなかったり、何の作業をしても遅かったり、、、と。

そんな中、目の前でディレクターの大世さんがこなしている業務を見て圧倒させられっぱなしでした。

彼はとにかく、頭の回転が速いんです。自分が ”ん?” となるところでもすんなり理解して情報を整理してくれたり、そのビジネスモデルに対して仮説を立てながら質問をしたり、これを30~60 分しかない投資面談において全てこなしているのがそもそも凄いし、もっと凄いのはこれを1 日に平気で5~6 件とかこなしているんですよね。

とんでもないな、と感じました。

——— 大世さんの凄さは、インターン生である自分も以前大世さんの投資面談に同席させていただいた時に感じました。
短時間で、口と頭をフル回転させながら瞬時に複雑な計算や判断を行う大世さんの仕事ぶりはまさに圧巻の一言だったのをよく覚えています…

そうなんです。そして、そんな姿を見せてもらえているからには、 ”自分も頑張らねば、鋭い視点を持てるようにいろんなケースを見なければ、ニュースをたくさん見てトレンドを知っておかなければ" といった気持ちに駆り立てられていました。

そうして新しいトレンドを追ったりリサーチをする中で、Web3にはまっていったり、VR・AR・XRにはまっていったりしていきながら、仕事との向き合い方にいつの間にか莫大な「楽しさ」を感じるようになりました。

Dawnメンバーで、VR・AR・XRの展示会へ!
VRゴーグルをつけ、楽しそうな山田さん

新しいことを知り、気になったことをどんどん深堀りし、自分の投資仮説が正しいかを検証して、それに対する意見を現場で活躍する優秀なキャピタリストの先輩方から聞くことができるなんて、最高の環境だと思います。

また、経営者の方と接していると物凄い熱量を感じると同時に、応援したいと思う人が沢山出てきます。

この人のために、知っていることや助言できること、足りていない視点の補強など、まだまだ力不足とはいえ自分の持てる精一杯の力を捧げたいなと思いながら接していました。

ただ、ファンドのパフォーマンスも意識しながら、というのが難しいところだなとは感じていましたね(笑)。

社会を変えるために、より良いサービスを皆さんに提供するために、経済の発展のために、自分の人生をかけて取り組んでいる人たちは本当に素敵で、応援やご支援したいという気持ちで今も一杯です。

——— それでは、Dawn Capital の、仕事・人・その他諸々に対する印象や魅力を教えてください!

ファーストインプレッションは「楽しい組織」でした。
ここで働くことができたら色々な経験もできるし、何より ”石倉さんや大世さんと働くことができるって楽しそうだなぁ" と感じたのを覚えています。

実際所属してみると、何かの節目にキャンプがあったり、メンバーのお祝いごとは必ず祝ったりなどイベントも多く、物理的に楽しいほか、いわずもがな温かく楽しいメンバーばかりでした。

”僕のファーストインプレッションは合っていたのだな” と強く確信しています。

山田さんの誕生日会

チームミーティングも週に3~4 回、計4~6 時間ほどあって、頻繁に議論を重ねるし、コミュニケーションを大事にしているのだなと日々感じておりました。

メンバーは常に起業家の皆さまのことを考えていますし、雑談チャットには投資先のアップデート情報が飛び交っています。また、自分達が提供できる価値のクオリティを上げるためにサービスを体験しに行くことを厭わない雰囲気も素敵ですよね。


Dawn capital投資先の、セカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」のサービスをDawnメンバーで体験しに行った時の写真。
Dawnでは、メンバーが頻繁に投資先のサービス・商品を日常に取り入れています。


”人生をエンタメ化”。山田智博は、世界一周を通してどのような展望を築いていくのか?

——— 最後の質問です。今後の展望をお聞かせください!

今後の展望は、未知数です(笑)。

上述の通り、世界一周にて本気で取り組みたいと思える何かと出会えたら嬉しいです。

また、僕は、 ”人生をエンタメ化する” を目標に置いています。

これは、自己分析をした時に自分が一番幸せを感じるのは人の役に立った時、極論を言えば身の回りの人を幸せにすることができた時なんだなと気付いたことがきっかけです。

これをブレイクダウンして、“常に価値を提供して身の周りの人にポジティブな影響を与える” が Vision となりました。

だからこそ、普段関わっている方はもちろんのこと、関われないような方にも Twitterやnote などのSNS の発信等を通して、知れると嬉しい情報や元気・勇気が出る言葉、やる気が上がるような話、人生って楽しいよねと振り返れるきっかけなどを提供して、少しでもポジティブな影響を与えられたらなぁと思っています。

そのためには、情報のキャッチアップなどの自身の研鑽や、偏らない考え方を持つこと、広い視点を持つことを通して、価値を提供できるようになりたいです。

監査法人入社も、2 年3 か月での独立も、世界一周もエンタメとして、皆さんにポジティブな影響を与えられるようなアウトプットをしていけたら幸いです。

——— 多方面に可能性を模索しながら、プラスの影響を皆さんに与え続けようとする山田さんの今後に期待ですね!

ためになる会計士関連情報や、世界一周の様子などを発信している山田さんのTwitterアカウント
Instagramのアカウントもあるそうです!


——— 本日はインタビューにお答えいただき、ありがとうございました!
最後に、ここまで読んでくださった方々に一言お願いします!

自由な働き方をしている僕をこんなにも温かく迎え入れてくれるチームって、Dawn 以外には本当になかなかないのではないか、と思っています。

それくらい温かいメンバーでまさにファミリーのようですし、メンバーたちの新しい考え方やトレンドのキャッチアップ、投資仮説などには常々センスを感じます。
また、リスクから逃げすぎず時には大胆に決断をする点でAdventurousさもあるチーム。

こんな素敵なチームに所属できていることを誇りに思います。
そんなチームで一緒にスタートアップを盛り上げたいと思う方はぜひお問い合わせくださいませ!


【編集後記】

山田さんにご趣味・ハマっていることをお伺いしたところ、筋トレ・仕事・ランニング・漫画・旅・家電量販店巡りとのご回答をいただきました。この多趣味さ、好奇心やチャレンジ精神、そして体力に溢れる山田さんらしすぎます(笑)

そして山田さんは、なんと学生時代からのご友人たちと2022年7月に会社を設立しています…!本当にマルチな方です。
詳細は、山田さん自身がお書きになったこちらのnoteをご覧ください!


また最近嬉しかったこととして、Dawnメンバーによる山田さんの世界一周送別会を挙げてくださりました!
「お見送りとっても嬉しかったです😎」とのことです!

出国前に、山田さんの送別会を開きました!
Dawnメンバーからはウィンドブレーカーをプレゼント。早速その場で着てくださりました。


山田さん、異国の地でも山田さんらしく頑張ってくださいね♪
ぜひぜひ次回のメンバー紹介もお楽しみに!



第一弾、Directorの山﨑大世さんのインタビュー記事と、第二弾、Executive Assistant & Community Managerの小林茉友子さんのインタビュー記事はこちらです!
併せてお読みください。

インタビュー・文/八並映里香(インターン)