見出し画像

会計の万事屋、始めました。

ごあいさつ

初めまして。
株式会社DKKT取締役になった山田智博(やまだともひろ)です。

あずさ監査法人を退職してはや1年が経ったところで、会社を起業しました。この会社には、私たち創業メンバーの浪漫が詰まっています。

「1度きりの人生、チャレンジしてみたい」

そんな想いから一念発起して、会計士同期の3名と共に会社を立ち上げました。

社名は『株式会社 DKKT』。
メンバー全員の名前の頭文字を取った何とも可愛らしいというか、少年心を忘れないような社名となっています(笑)。

DKKTを創業した現状では、「金無し、脈無し、仕事無し」の三方良しならぬ、三方悪し状態ではありますが、持ち前のチームワークの良さや会計士としての会計に関する専門性、ビジネスの素養を武器に、目指す世界に向かって奔走していきます!

この記事では、DKKTの構成メンバーのご紹介や創業のきっかけ、どんな世界を目指すのか、について書いていきます。
この記事を読んで少しでもご興味を持ってくださった方はぜひご連絡ください。お仕事の依頼に関しても熱烈大歓迎いたします。
ご連絡はTwitterのDMないしは、メール(coremembers@dkkt-cpa.com)にてご連絡ください。

「8年目の付き合い」CPAの繋がりの強さから生まれた仲良し会計士チーム

最初に、簡単にメンバー紹介をさせてください。
DKKTの順番にご紹介します。

画像5

紹介②

見出しでバレバレですが、このメンバー全員、会計士予備校のCPA会計学院出身の勉強仲間です(笑)。
大学1年生の同じ時期から勉強を始めて、苦楽を共にし、難関である会計士試験を大学三年次の同タイミングで乗り越えました。(メンバー紹介をじっくり見ていただけた方はお気づきかもしれませんが、メンバーのけんと・かんとは高校時代からの付き合いなので、11年目になりますw)

ちなみに、CPAの梅澤講師にも監査役としてジョインしていただいています(笑)。

みんなで楽しむことへの情熱

そんな私たちは、何事もみんなで楽しむことに情熱を持っています。

例えば、チームメンバーみんなの共通の趣味にゴルフや麻雀、ポーカー、ビリヤードがあります。これらはいずれもカラオケやボーリングの様に誰しもが意識しなくても自然と触れるような競技ではないと思います。恐らく、競技の内容や姿勢等の理解のために時間がかかるし、誰かに教わらなければならず、加えて量をこなさないと身につかないという参入障壁があるからですね。

私たちも例にもれず、上に挙げた競技について、会計士試験の勉強を始める前は1つも知らないというメンバーが大半でした。
しかし、“みんなで楽しむ”ためにも、メンバーの内の誰かひとりが持っていたノウハウを全員に共有し、勉強・練習するといった努力を惜しまなかったため、今では全員がマスターして趣味として勤しむようになりました。
努力を惜しまないのは、負けず嫌いという側面もあるのかもしれません(笑)。

仕事でも同じことが言えます。
仕事に当てはめると、みんなで楽しむとは、「“自分さえできればよい”という考えではなく、みんなが共通して一緒に良いモノを作れているという認識を持ち、より良くするためにブラッシュアップをしあえること」だと考えています。

ナレッジを全員で共有して、理解できるようにする。
理解ができたら、その業務をより良い方向に持っていくために更に勉強とアウトプットを繰り返して、お互いがもっと良くするためには○○すると良いかもということを言い合える。こんな風に高め合い、如何にバリューを発揮できるかで勝負する。
この様にまるで趣味みたいに仕事をして、みんなで楽しむということを大切にしています。

クライアントの方が関われば、クライアントの方も巻き込んで楽しく絡み、結果的により良いモノを提供しているという姿を私たちは目指しています。こういう関係値こそが一番良い成果物を出せるということを私たちは確信しています。

だから正直いうと、若い年次にも関わらず監査法人を飛び出た理由は、「よりクライアントに寄り添って楽しく仕事がしたいから」です。
よく聞く、社会を変える、だとか、お金持ちになりたい、だとかの類の起業ではありません。

理想の形でクライアントと付き合い、理想の形で仲間たちと働き、理想の形で私たちが関与した人々と自分たちが幸福になる、そんな世界を創り上げたい。

大学4年次にCPAのチューターをやっていた時も、あずさに入ってから2年とちょっとの期間も、独立した後も、起業した今も、“楽しく過ごして、みんなで幸福になる”というシンプルな想いが自分を突き動かしてくれています。

「独立後の話聞いてみたい」仕事終わりに行ったルノアールで起業が決まる

福井から「独立後の話を聞いてみたい」と連絡を受け、仕事終わりにルノアールにて話したことが起業のきっかけでした。なぜか当日は、かんもけんとも居て(笑)。

当時は私だけ独立していた状況だったので、“ぶっちゃけ監査法人辞めても仕事あるの?どうなの?”というトークがメインのはずだったと記憶しています。
その日の会話の中で、福井達から
「監査法人で、日本を代表するような大企業から中小規模の会社をクライアントとして監査できているので、規模感の異なる多種多様なビジネスの流れや監査の全体感を感じ取ることはできている」、できているものの・・・。という話があったんです。

どうしても監査は独立性の観点もあり、クライアントと一歩距離を置いたコミュニケーションになってしまっていて、クライアントと楽しんで仕事をするという文脈では、難しい状況でした。
それもそうで、2001年のエンロン事件をきっかけに監査業務とコンサル業務の分離を厳しくしてから、その辺りの独立性云々の話は年々厳しくなっているように思えます。

そこで、「だったらみんなで起業して、クライアントに寄り添って楽しく仕事ができる会社作っちゃおうぜ!」という話になり、起業に至りました。

よりクライアントとの距離が近い業務を実施して、自分たちがクライアントに提供できる価値をより意識しながら、学習し、試行錯誤して、楽しく仕事をしたい。

めちゃくちゃワクワクしたのを今でも覚えています。

画像5

私たちにお任せください!

とはいえ、監査経験しかないことや監査法人の勤務年数が4年弱なメンバーが起業したとて、「クライアントのために何ができるの?」とか「本当にやれるの?」と思う方もいるかもしれません。

安心してください。そこは、自信を持って彼らとならクライアントのためになる良いサービスやサポートを提供できると確信しています。
長年彼らを傍で見て、楽しむための仕組み作りの巧さや目標遂行能力の高さを目の当たりにしている私だからこそ、自信を持って語れることです。

大切にする3つのこと

また、私たちは次の3つを大切にします。
①やり切る根気、②寄り添いのみならず助言、③情報にアンテナを張る好奇心とキャッチしに行く行動力

① やり切る根気

キャピタリストの方やIPO監査、IPOコンサル従事者の方とお話する中で、「成功する経営者の特徴」の1つとして「やり切る力」が挙げられることが圧倒的に多い印象です。
それ程に、何かを成し遂げるためには、”最後までやり切る”ことが肝要だと理解できます。

私たちメンバーはこのやり切る力に自信を持っています。
というのも、全員が会計士試験を一発合格した経験に紐づいています。公認会計士試験を乗り越えるためには約2年ほど必要になる勉強時間と膨大な学習範囲について、計画を立てながら淡々とそれらをこなし、年に1度しかない試験に向けてコンディションを調整して、その日に成果を出すというところを1回で潜り抜けてきています。

1度決めたゴールに向けてやり切るために戦略を立て、遂行する仕組みづくりをすること、これらは私たちの大切にしていることであり、強みでもあります。

②寄り添いのみならず助言

セロトニンをご存知でしょうか。
私たちが幸せを感じる際に分泌される神経伝達物質を指します。
実は人との触れ合いもセロトニンを増やすには効果的だと言われています。
確かに、”この人と一緒に居たい”、”この人なら相談できる”と感じる人とは、そもそも沢山触れ合う機会がありますよね。その他には、相手の立場になって考えてくれたり、一歩踏み出すためのアドバイスや励ましをくれたりする人というイメージが湧きます。

私たちは、寄り添い、お客様が一歩前進するためのアイディアを出すことを大切にします。比較的若いメンバーなこともあり、壁を感じさせずに、クライアントの方と同じ目線で同じ想いを持って考えられるようになりつつ、会計の専門家の視点も持って解決の糸口を探し出せるよう努力してまいります。

③情報にアンテナを張る好奇心とキャッチしに行く行動力

昨今のビジネス環境の変容スピードは凄まじく、新しい情報や技術、サービスが入り乱れ、ちょっと目を離した隙に理解が追い付かなくなってしまったり、時代遅れになっていたり、ということが当たり前になってきています。

例えば、6月8日に上場したANYCOLOR株式会社。
上場日の時価総額は、グロース市場で400億以上とただでさえ、大型なIPOであったにもかかわらず、上場後は連騰で一時は、2,600億円を超える時価総額を付け、それだけの人気を見せつけました。
でも、VTuberの存在を誰もが認識し、当たり前になり、価値を感じるようになり、ましてや近年まれにみる超大型IPO案件になるなんて、YouTuberが流行りだした5~10年前に誰が予測できたでしょうか。

SNSにしても、Twitter,Facebook→Instagram→Tiktokと何かが流行れば、いつの間にかユーザーをもっと満足させるため(飽きの解消)に、次に流行るものが生まれていく。それぐらい近年のビジネスの新陳代謝は激しいのだと痛感しています。

そんな中で私たちは、情報にアンテナを張り、興味を持つ好奇心と興味を持つだけじゃなくてそれを知り、体験し、学び、アウトプットする行動力を大切にしたいと考えています。

この好奇心と行動力が基となって、様々なビジネスへの素養が身に付き、お客様に寄り添いのみならず助言することが実現可能になるのだと思います。

実現したいこと

実施するサービスについては、直近は、会計コンサルというものの会計にちょっとでも関わること、監査が関わること、税務に関わること、など幅広く様々な業務を請け負いたいと考えております。

”独立したてだから、ただただ貰える仕事をがむしゃらにやるのかな”と感じている方も多いかもしれません。そんなことはないです!
実は私たちには、目指したい目標があり、その目標を長期目標と置いたとき、踏み出しの1歩目にやるべきことが幅広く様々な業務を請け負うことだという整理です。

Phase 図

①お客様と共に成長

例えるなら、村の万事屋さんです。
幅広く様々な業務を請け負うので、題名の通りの会計に関する万事屋ですね。万事屋の銀さん、ではないですが、村に困っている人がいたら基本何でも助けていき、困っている人全員を助けることで、いわゆる専門性を磨きたいと考えています。

ここでいう専門性は、会計の専門にとどまらず、『会計+○○』の専門性を目指しています。○○には、起業時に必要なサポートだったり、組織が次のフェーズに移行する時のガバナンス強化サポートだったり、経理体制の構築だったり、現場の経験によって得られる本物の知をベースにした専門性を磨きたいのです。

万事屋として、困っているお客様をサポートして、共に成長すること。これをPhase1と捉えています。

②信頼される組織へ

例えを継続すると、次に目指すのは、村のお医者さんです。
よく会計士が呼ばれる、企業のドクターの姿を目指します。

このPhase では、”困っていることが明確で万事屋に解決を頼みに来る村人を助ける”ところから、”原因は分からないけど不調だから診療して原因解明と直すための処方をして欲しいと診察に来た村人を助ける”ところを目指すイメージです。

Phase1で培った様々な専門性を基に、困っているお客様の相談に乗り、足りないところや直すべきところを一緒に探し、共に解決するところまでを目指します。全般的な会計コンサルをイメージしてもらえると嬉しいです。

村のお医者さんとしてお客様を助けて、ネットワークを広げつつ、より高度な専門性も磨き、信頼される組織となること。これをPhase2と捉えています。

③会計人材プラットフォームへ

最後に目指すのは、村長です。
より良い医者、万事屋を村に招き、住民にとっては、困ったことが解決できるし、何かあっても医者が解決してくれるから安心して住むことができると感じるような住みたくなる村を作ること。

万事屋も医者も経験してきた村長だからこそ、良いメンバーを集められるし、若い万事屋と医者にアドバイスや育てることも出来ると考えています。また、自分たちの手だけだと助けられる村人は限られているものの、村長となってメンバーを集められれば、より多くの人を助けられますよね。だから、私たちはここを目指したいと考えています。

現状、東証プライムに上場しているような大企業であっても、経理部8名のうち、6名が業務委託ないしは、アウトソーシングという話はよく聞きます。そこから規模を落とした中小やベンチャー企業となると、経理部の人材不足はより深刻となっていきます。

一方で、会計士の働き方についても、より自由にやりたいことをやる勇気をくれる村(困ったら教えてくれるし、仕事も紹介してもらえる)みたいな存在はまだないのではないかなと考えています。

これら2つを解決すべく、理想の村作りをしていきたい、それをPhase3と捉えています。

お仕事のご連絡お待ちしてます!

たくさんの思いを書き連ねましたが、いよいよ終盤です。

・私たちと一緒に楽しく働きたい
・簡単な作業ではあるけど、会計士にお願いしたい
・会計士の人に壁打ち役になって欲しい
・監査でポイントになりそうなところを聞きたい・・・etc

これらの感情が少しでも湧いた方はぜひ以下のメールアドレス、ないしはTwitterのDMまでご連絡ください(HPは開設準備中です)。

メール:coremembers@dkkt-cpa.com
Twitter:@dkkt_cpa

お見積もりについては、ご連絡いただいてから内容等を鑑みて要交渉とさせていただければと存じます。

最後に

勢いで書き殴っていたらめちゃくちゃ長くなってしまってました、、、。
全文読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

お仕事のご連絡やお繋ぎのご連絡などなど、心待ちにしております。
また、応援のメッセージやTwitterのフォロー、拡散などは励みになります。いつも本当にありがとうございます。

会計の万事屋開店🌸どうぞよろしくお願いいたします。

画像4


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?