偶然に素敵な本に出会って久しぶりに書いてみた
以下の文章はソマティクス】より抜粋しています。
いつも一緒に学んでいる友人がInstagramにシェアした本の帯を見て、すごく興味を持ち思わず手に入れた。私もまだ少ししか読めてないですが、自分自身老化や痛みについて理解したい方にはとってもおすすめです。
人間は単なる実験室のネズミを複雑化した動物ではありません。人間は、自己に気づくことのできる存在です。気づきを深めて自己をコントロールすることのできる存在です。
気づく力があるとわかれば、どうすることもできないストレスから逃れることができます。人間の意識の存在と力にに気付かなければ、実際に、犬のように生きて死ぬだけです。
一般科学特に医学が、人間の、自己に気づく力に気ついてるかどうかが、重要なのではありません。人間の定義を動物とすることで、科学はその気づきをすでに除外しています。しかしながら、個人（あなたと私）が、このことに気づき、活用することが、最も重要なのです。長い人生に起きる病的症状を予防するだけではなく、人間の自己管理と自律の力を確かなものにします。しかもその力は非常に深い意義があります。
『気づき』という言葉を聞くとなんだか難しいと感じたりする時ってありませんか？？
実は、ただ「あれ？そういえば、、、今私はどんな呼吸をしてるかな」って時々意識の目を向ける瞬間が増えるだけで、心も体も快適方向へ向かう事ができます。実は、私たち普段自分のことを見ているようで、全くの無関心状態に近いです。
人間の意識には顕在意識と潜在意識に分けられています。人間の私たちの日常においては９−１２%が意識的なもの（顕在意識）で、残りの90%近くは潜在意識と言われている。そして、無意識（潜在意識）領域の情報は顕在意識を通して書き換える事ができます。これは決して特別な能力ではなく、人間なら誰でもできる事です。
例：いわゆる自分の気がつかない口癖とか身体的操作の癖とかも意識することによって書き換えることができるように、無意識の（筋肉が硬直する）癖を無くすことによって身体（精神的）の不調や痛みをなくすことも出来ます。
私の説明よりもぜひ一度こちらの本を読んでみてください。これらの理由について詳しく書かれています。
（ちょっと聞こえが良くないですがw ）人間の心も言葉も嘘をつきます。
が、、、身体は正直ものです。全てのサインはその人の動きから漏れています。意識的にコントロールしようとしても、ふっとした無意識の瞬間に本来の状態（今現在の身体の機能レベル）が出てくるのです。私は動きを通して身体そのもの機能改善という方法が一番おすすめです。そして、できれば経験値のある指導者の元トレーニングを行うことをお勧めします。
もちろん、一人でもできないことはないが、（なんせ、人は自分の事が一番よくわかってない生き物なので、、、）本当の第三者の目線を入れることによって無意味な回り道を通らずに着実に改善効果を得られる事ができます。
ここでいう気づきは自分の身体に起きていることに気がつくことによって、不必要は動きや力を省き、省エネに身体を使いこなすことができるようになります。４０代過ぎるとよく周りからこんな事が「なんかぁっ、歳だな。。。年齢とともに体力が落ちたわーー！もう若くないからな、、、あっちこっち痛い。。。仕方ないね。。。」男性女性ともによく聞こえてきます。その痛み、疲れやだるさ、身体の不調実は老化と全く関係ない。全て無意識のカ状態で身体（筋肉）が365日24時間体制で過緊張反応を起こしたまま過ごしているからです。
そんなふうに言われてもすぐには腑に落ちないものです。そもそも身体（筋肉）の過緊張ってどういうこと？？ってなりますね。ひと昔の私もそうでした。身体がめっちょ柔らかいのに深層筋が張り詰めて動かないよって言われても、全く理解できませんでした。でも実際その力を手放して初めて「あー、、、」っと気がつくのです。
わかりやすい例を挙げると、人間の身体って仰向けになるときに本来は全身の力が抜けて筋肉もふわふわになるものです。その状態っていても筋肉が硬いままなら、それが過緊張のサインになります。今、私がほぼ毎日クライアントさんの身体を触れているとその違いが良くわかります。
最初は皆さんが自分の感覚で伸びも縮もせずにビーフジャーキみたいに硬直したままの筋肉（全部か筋繊維の一部が）が身体の表面か奥の方に潜んでいることに気がつかないです。でも、その緊張が取れて呼吸が楽に深くできるようになると、ほぼ全員がその違いに気が付きます。
人間はみんな平等に歳をとります。若い時は身体の回復力が高いのでなんとでも誤魔化しが効きます。ただ、年齢とともに間違った身体の使い方からくるダメージからの回復が遅くなり、本当の状態が浮き彫り出てきます。
その解決方法として、1日も早く無駄な力みを手放すこと。本当に力任せで身体を動かせなくなった年齢に達した時でも、人生を快適に生きることができるために今から脳に本来の身体機能が発揮される自然な動き方を学習させることです。
こう言ったら大袈裟に聞こえるかもしれませんが、、
身体の過緊張を一つずつ手放すことによって不必要な痛みや不調だけでなく、人との関わり方、物ごとの受け取り方、日々いる環境の周りの景色の見え方。。。色々と勝手にいい方向へ変わります。
100年の長い人生は、日々の生活の中のこうして何気ない一瞬一瞬で出来上がっています。その一瞬一瞬が少しでも快適なら、トータルで見たときに人生そのものの幸せ度が上がると私自身は身をもってそう感じています。
私自身が日々ちょっとの時間と労力を割いて自分の身体と向き合ってきたおかげで、計り知れない絶大な価値を手にしたと感じています。この先も心身ともの快適のために継続的にトレーニングを行う必要があると思って日々実践しています。
王丹瑜伽道場では皆さんに自分の身体（脳の反応）のサインに気づき、不調を改善するクラス作りを徹してします。これが私ができる小さな社会貢献だと思っています。この信念を胸に日々誠心誠意に指導に当てています。これからも日々の小さな積み重ねを楽しく続けて、後々の人生において大きくものを得られると心から信じています。
久しぶりのブログが思いっきり長くなりましたが、みなさん、ここまでお付き合いいただきどうもありがとうございます。
では、またー〜〜🤗
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