子供を疑似餌に町おこしする大人

今回は地方あるあるです。

マツコの知らない世界を見て、長崎県松浦市のアジフライで町おこししようという話になってました。

その番組で、何か時代錯誤の恐ろしいものを見てしまったのです。

幼稚園の子どもたちが、松浦市長の作ったアジフライの歌を無邪気に踊って歌っていました。

こどもを使って宣伝するとかお金儲けするって、今の世界情勢上、シビアなことだと思います。人権問題的な。

それを全国ネットでやってしまった、長崎県松浦市のリテラシーの低さにびっくりしました。

こどもにはこどもの権利があるので、刷り込みでもそんな地方の売り込みに利用してほしくない。

特殊な地域性をこどもに押し付けすぎるってあまり良くないかなって個人的には思うんです。

私の例で言うと、長崎市の原爆教育。もちろん広島市と長崎市の方の凄惨な体験は語り継がれるものだと思います。私の親戚でも亡くなった方はいますし。ただ、広島市はともかく、長崎市のやり口が好きじゃないです。

小学一年生の私に、8/9に登校して、思いっきり原爆での人的被害の載った写真を体育館に張り出されて、トラウマにならない訳がないです。

小学校3年生の心の弱さではまだ長崎原爆資料館は早すぎるでしょう。。。

地方か長崎市か分からないけど、子供を地域に洗脳させようとする、そして子供を利用しようとするあざとさがあるんです。それが郷土の誇りとかわけわからない理屈で。

他の地域に生まれたみなさん、そういうことありませんでしたか？長崎では往々にしてありました。40歳になって東京で過ごしている今、これはなにかの搾取を教育にされてしまったんではないかなって思っています。

いまのお子さんがそんな搾取をされてませんように。