ジョブ型雇用ってなに?
こんにちは。良ちゃんこと良平です。
平成元年世代。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に勇気とチャレンジ精神を与えていきながら多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げています。
このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロスポーツ選手の紹介から、転職活動中の方への情報提供と、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきを書き起こしています。
前回は、「転職エージェントが「転職2.0」を読んでみた」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
また、過去のオススメ記事はこちらになります。
今回は、前回投稿した「転職2.0」でも取り上げられている現代の働き方(雇用形態)で「ジョブ型雇用」がスタンダードとなっています。
以前の主流だった雇用形態との比較から、少しでも皆さんの教養になればと思います。
1.時代遅れの「メンバーシップ雇用」
メンバーシップ雇用とは、雇用主(企業)が従業員を長期的な関係で雇用し、安定した雇用を提供する形態です。この雇用形態では、従業員は組織に所属し、組織の一員としての役割を果たします。
よく聞く「年功序列」「終身雇用」などがこれに当たります。
通常、組織は従業員に対して安定した給与、福利厚生、職業訓練などを提供し、従業員は組織の目標やビジョンに貢献することが期待されます。
メンバーシップ雇用は、長期的な雇用関係を築き、組織と従業員の双方が持続可能な関係を築くことを重視しています。
メンバーシップ雇用の特徴としては、定期的な給与や福利厚生が提供されること、従業員が組織の一部として安定感を持つこと、組織の文化や価値観に適応することが挙げられます。
メンバーシップ雇用は、企業や組織が安定性と一体感を求める際に適している雇用形態です。
つまり「この会社に骨を埋めます!運命を共にします!」という方には合っています。
嫌味な言い方をしましたが、実際に現実は企業寿命が平均約20~25年と年々短くなり、従業員が定年を迎えるまで会社の体力・ビジネスモデルが持続しにくい時代なのです。
現代はもはや働くフィールドを移る時代、つまり「転職の時代」なのです。
2.フリーランスや副業、起業などが生まれやすい「ジョブ型雇用」
ジョブ型雇用とは、一般的な労働契約であり、雇用主が従業員に対して特定の仕事やプロジェクトを依頼する形態です。
この雇用形態では、仕事が終わると雇用契約も終了し、従業員は通常、次のプロジェクトや仕事を見つける必要があります。言い換えれば、プロジェクト単位の契約ですね。
雇用の継続性はプロジェクトごとに異なり、労働市場の需要と供給によって影響を受けることがあります。ジョブ型雇用では、従業員は柔軟性を求め、異なるプロジェクトでスキルや経験を積み重ねることが期待されます。
ジョブ型雇用の特徴としては、仕事ごとの契約が一般的であること、プロジェクトが完了すると雇用関係が終了すること、従業員が複数の雇用主と同時に仕事をすることができる点が挙げられます。
1社にのみ属すのではなく、自身が差しだせるスキルや提供できる価値を最大限に発揮して、より多くの成果報酬を稼いだり時間を自分でフレキシブルに設定しながら生産性を高めた働き方を追い求めやすい形態なのです。
ジョブ型雇用は、特にフリーランサーやプロフェッショナルサービスを提供する個人に適しています。
もちろん、会社が面倒を見てくれることをアテにできない「自己責任」でもあります。自由と責任がセットでついてくるイメージです。
3.まとめ
ジョブ型雇用とメンバーシップ雇用の主な違いは、雇用の継続性と従業員と企業との関係の持続性にあります。
ジョブ型雇用はプロジェクト単位での雇用であり、継続性がプロジェクトに依存します。
一方で、メンバーシップ雇用は安定した雇用関係を強調し、従業員と組織との長期的な協力を重視します。
どちらの雇用形態が良い悪いではなく、自分が働き方を選べる時代になったのです。
労働市場の変化や組織のニーズによって異なる選択肢として存在しており、従業員や企業は自身の目標や価値観に基づいて最適な雇用形態を選択する必要があります。
個人的には、フリーランスとして働ける力を持ち、雇用形態を選べるようになればだいぶ自由度が増すのかなと考えております。
皆さんもぜひ、理想の働き方を自分で決めていきませんか?
次回は「やりたい事さがしではなく、どう貢献できる自分を目指すかを先に考えよう」というテーマで投稿します。お楽しみに。
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