あなたは「ミドルキャリア」の準備は万全ですか?
こんにちは。良ちゃんこと良平です。
平成元年世代。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に貢献しながら多くの仲間とそれぞれのやりたい事をコミュニティ化し「村」を創るというビジョンを掲げています。
このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロスポーツ選手の紹介から、転職活動中の方への情報提供と、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきを書き起こしています。
有難いことに、以前、「リーマンの処世術」にマガジン登録いただいたり、最近、出し始めている有料記事や公務員からの転職についてがNoteから表彰されるなど、少しずつですが内容や文章力でご評価を頂いています。
いつもご覧いただきありがとうございます。
こちら、自己紹介記事ですのでぜひ読んでみてください。
別のアカウントでは、フライドポテトアンバサダー活動についての活動記録、フライドポテトの魅力を伝えていく活動にチャレンジしています。
今回は、キャリアの段階を示す「ミドルキャリア」について解説していきます。
1.35歳から55歳と20年間ほどある「ミドルキャリア」
新卒から30代半ばまでを「ファーストキャリア」、転職や、スポーツ選手の引退後のキャリアを指す言葉で「セカンドキャリア」という言葉があります。
「ミドルキャリア」は、人生100年時代における中間部分、いわば働き盛りとも言える時代を指します。
この30代半ばから、50代をどういう人生にするか?
「キャリア」という言葉は、仕事だけではありません。家庭や友人関係、実績、人生において大きな要素として占めるもの全体を指します。
ポイントは「自律」です。年金受給も終身雇用も崩れる中、「あなたは何かできるか」「どういう人生にしていくか」が会社外でも示せるようにしておく必要があります。
仕事なら営業経験?実績?スペシャリスト?マネジメント経験?人材育成経験?プライベートなら結婚?未婚?サードプレイスへの参画?定年後の暮らしは?いつまで仕事をする?など、自分で選択できる時代ともいえます。
会社のレールに乗っかれば自分のキャリアを作ってくれる、そんな時代はとっくに終わりました。自分自身でキャリア形成する時代なのです。
35歳からは中高年期に向かって第一歩を踏み出す時期であり、役職や報酬なに差が出る分岐点でもあります。
一方で企業側も、年金受給の問題や法律の改正の影響で現在の40・50代社員の雇用延長への対応が求められるようになっています。
つまり、40代社員が、定年までではなく10~20年さらに先を考えなければならない時代になってきたのです。
ひと昔前までは65歳でリタイアだったのが、どんどん引き延ばされ、ますますこの世代のキャリア自律が求められています。
2.ミドルキャリアは『アウトプット環境に身を置くこと』が重要
現在は、リスキリングを行うことが重要だという風潮が強いです。
実際、私もリスキリングの重要性について先日、投稿しています。
しかし、前提は新たに知識を詰め込むインプット式ではなく、アウトプット式である事です。
下記の記事も非常に参考になりますので、ぜひご覧ください。
上記の記事にもありますが、筋トレを始める人は必ず「痩せる」「モテる」「体系を維持する」などの目的があるはずです。
そして、その目的によって腕立て伏せなのか、スクワットなのか、はたまた適度なウォーキングなのかなど、筋トレの仕方も違ってきます。
リスキリングを行う人のほとんどは、筋トレが目的になってしまっているの途中で「筋肉はついたけど、結果、自分はどうしたいのか?」と。
資格を取れば収入が上がるわけではないという、私が先日投稿した記事にもありますが、
磨くなら「ポータブルスキル」ですし、年齢を重ねてスキルが陳腐化しない点も、重要です。具体例としては、ディレクター、マネージャー、プロデューサーのポジションを目指せるとレイヤーが変わりますね。
活躍したいフィールド(環境、業界)を決めてから、習得すべきスキルを決めて磨くと、軸ができます。
3.35歳までに一度は転職か副業に挑んでおかないと「ミドルキャリア」が危ない
まず第一に、35歳はキャリアの中間地点であり、ミドルキャリアのスタート地点です。転職経験があれば、新しい職場や人間関係の変化へ対応した経験を持っている事になります。新たな経験やスキルを身につけキャリアの多様性が増し、将来のキャリアパスにおいてさまざまな選択肢が広がりやすいです。それが、市場価値の向上に直結します。
別の記事でも触れていますが、35歳から掛け算・横展開の転職で自己ブランディングや市場価値の向上にもつながります。30代の転職は「即戦力」「希少価値」が勝負です。経験や成果を通じて自身の能力や価値を証明し、他の業界にも展開できる可能性が高まります。
また、異なる業界や分野での経験を積むことで、幅広い視野を持ち、より柔軟にキャリアを展開することができます。
35歳までに転職が、結果的に選択肢を増やし、仕事だけでなくライフステージの変化やバリエーションにも対応しやすくなります。
結婚や子育てなどのライフイベントも増えるころです。
転職によって、リモートワークやフレックス制など、よりバランスの取れた働き方やキャリアパスを模索することができます。
よく勘違いされる方が多いですが、会社が働き方を柔軟にしてくれるわけではありません。どこでも、どんな状況でも成果を出せる方にのみ選択肢が与えらえるのです。仕事ができないのなら、会社の指示や方針に従っていた方が安定だったりするのです。
自分の望んだ将来の安定や収入の向上を見据えて、適切なキャリアチョイスができるようになるよう、20代かた早めにキャリア形成を意識して実績を作っていきましょう。
4.まとめ
35歳までに転職することは、ミドルキャリアを豊かにしやすくなります。逆を言えば、1社で固定で働き、自分の勤め先以外の評価、市場価値を知らないまま来てしまった方は危ないです。今はよくても将来が不安定になりやすいです。選択肢が限られてきてしまうので。
常に個人の成長やキャリアの発展、ライフステージの変化に適応するために、速い段階から積極的に新しいチャレンジを求め、自己の可能性を広げることで、より充実したキャリアと人生を築くことができます。
私は30歳から自分事として捉え、挑戦を始めました。後悔はしていませんが、20代から気付いておけばよかったなと思う事があります。
しかし、人生100年時代です。また人生の3分の1です。20代や、30代前半の方には声を大にしてチャレンジ、もしくは転職活動で幅を広げる事をオススメします。
次回は「【初めての転職活動の方向け】書類選考突破の極意」について綴っていきます。お楽しみに。
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