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【救済なし】#1 優しすぎる男たちは原罪を背負っている

こんにちは、だんまつです。今日も変わらず記事を書いていきたいんですが。雨。おい。タバコが吸えん。

だからまあ、なんか全体的に元気がないというか、昨日の記事みたいなおふざけはあんまないです。まだ書いてねえけど。オトコって単純な生き物ね

そんで、今日の内容なんですけど。
前説もあんまし面白いもん浮かんでこないんでサクサクいきますよ。

昨日でYouTubeを語るシリーズは終わったので、次はどれを書こうかと考えたんすね。で、今友達が2人noteやってるんすけど、そいつらめっちゃ恋愛の話すんの。しかもそれが絶妙に心に刺さるのな。

なんか「いいな」って思った。なんで、一旦そっち行きやす(愚直)。すいやせんね。

そんなわけで、今回から「恋愛観」をテーマに語っていきたいと思います。2人みたいにちゃんと刺さること書けるかわかんないけど、よろしくね。

語る内容は、大きく3つに分けて以下のように書き進めます。

大学1年生
・大学2年生
・大学3年生

の順に俺の恋愛遍歴に沿って、大事なことを書いていくよ。

だから今回は1年生の話をする。正直一番波乱万丈でボリューム満点だと思う。最初っからクライマックスだぜ。

一つ言っておくと、俺はめーちゃくちゃ「トライ&エラー」を繰り返してきた人間なので、メンヘラ受精卵工場くんとは少し視点を変えて、俺の数々の失敗を一緒に追体験して、データを共有して、幸せに近づこうな!っていう、機械学習的なコンテンツになる予定なのでよろしゅう。

ほんじゃまあイク

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1. ヒストリー・オブ・ラァヴ(1年生)

草。語る言ってもよ、よく俺と酒飲む奴はだいたい知ってんだよな。一番のネタになるもんな、女の話って。そもそも少ないし。

まあ簡単に話していくよ。

1.1. 大前提としての男子校

こいつめっちゃでかい。こと恋愛においては間違いなく諸悪の根源

今さら自己紹介になるけど、俺は中学高校6年間男子校だった。その名の通り全校生徒ガチで野郎しかいない学校。んでさらに理系の大学っていう、中高ほどではないけど「お察し」って感じ。言っちゃえば男子校10年目の大ベテランってわけよ。

そのおかげで、男の心をつかむのはマジで秒。グループディスカッションとかでも、野郎を一瞬で味方につけて勝手に男子校の空気を作っちゃう人。

これは、意図してやってんじゃなくて、「軽めにボケたりツッコんだりして、感触が良かったらイジったりイジられたりして仲良くなる」っていう、初対面の人間と打ち解けていくための俺なりのプロセスを、男にしかできてないってだけ。女慣れしてないから。声が大きくて、積極的なくせに、男としか話さないから、結果的に女が部外者みたいになっちゃうってこと。まあモテない

これから語るのは、高校卒業時点の女経験値は0で、クソ重たい「原罪」を背負って娑婆に出た男の、前途多難な恋愛史

1.2. チャレンジャー

2017年春。大学入学直後。ほとんどの学生がやってきたように、俺も何個かのサークルの新歓にお邪魔した。

で、そんときのルックスをご紹介しよう。めっちゃ嫌だけど。そこはセキちゃん&ララちゃん。

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俺です。いや、普段の服も髪も雑な時の俺を知ってる奴からすると「お前だよ」ってなるだろうけど。現在のちゃんとしてる時を考えると、変わっただろ、だいぶ。変わっててくれ。(懇願)

とまあ、めちゃくちゃ陰キャオタクですね。本質は今も変わんねえけど。あと後ろの奴らも大概だけどな。(名誉棄損)

で、この状態で「サークルの新歓コンパ」とか行ったんですよ。ヤバいよね。

新歓では、女の子とか、共学出身の男とか、初めて遭遇する人種だらけ。

びっくりした。理系大学だから、オタクみたいな奴もけっこういたけど、それよりもみんながオシャレすぎた。同い年と思えなかった。最初。こんなに違うのかって衝撃だった。

6年間、女の目線を気にすることがなかったもんだから、そりゃ見た目のセンスなんか育たねえよな。変に美意識ある奴はいたけど、そういう奴は他校の女と付き合ってた。クソが。

で、そんとき俺は「俺がこの空間で一番面白いから、俺が盛り上げなくちゃ」って、謎に自信たっぷりで男女問わず色んな奴に話しかけに言ってた。意外だろ?最初の最初はそうだったんだよ。

ただまあ、その根拠が無さすぎる自信が、後に続く恋愛氷河期の原因を招くんだよな。

1.3. 大敗北

あの時の俺は本当に貪欲で、なぜかめちゃくちゃ自信に満ちてて、積極的だった。でも貪欲で自信に満ちてるのは、めっちゃ大事。マジで。

新歓で一番かわいかった子とLINEして、なんでか「いける」と思ったみたいで、ごはんに誘った。めっちゃ恐る恐る「もしよかったら、俺と昼ご飯行かない?笑」って。たしかそんな文面だったと思う。自信あんのか無いのかはっきりせーよなマジでw

夜ごはんだと怪しい感じ出るから、あえて「昼ご飯」って言ったんだよな。懐かしすぎるし恥ずかしすぎる。てかなんでこんなこと書いてんの、俺は。

。。。考えたら負けなのでビールを一口。

でも、ガチで人生で初めて女をデートに誘った瞬間なんだわ、許してやってくれよな。本当に一世一代の大舞台、大学の入試に臨むレベルの気持ちで送ったわけ。

それで、結果はというと。「やだ笑」ってきました。これが後世に語り継がれし「ヤダワラ事件」ですね。そこで心が折れてしまったのが童貞ポイント

まあ仕方なさはあるな。ガッチガチに緊張してLINEして、断られたら、精神へのダメージは半端ない。ましてあんときの俺に冗談ぽくもう一度誘ってみるとかそんなこと出来るわけない。てか初手から童貞すぎ。

っつっても女の子からしたら、服も髪もクッソだせえLINEもそんなに面白くねえ悪い意味で非日常感マシマシな芋男に、急にめちゃくちゃ畏まった文面でメシ誘われたら、そりゃ「やだ笑」だろ。妥当・オブ・ザ・イヤー2017受賞。

そんで根拠のない自信はボロッボロに崩れ落ち、自己肯定感を完全に失った童貞が誕生しました。

流石に一回の失敗で影響受けすぎって思うだろうけど、それについては〇l〇l(おいおい)。

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1.4. 最悪手

大敗北を味わった俺は、結局そのサークルに入ったんだけど、入った時点からもう悪手すぎた

大敗北により自己肯定感がばっこり削られたことから、必死にアイデンティティを確立しようとした。で、そのアイデンティティが最悪だった。

童貞

最初の最初は自分で「俺童貞なんすよねー笑ヘラヘラ」って感じでアピールし始めて、先輩とかは「えー!マジで!?(案の定すぎて城之内死す)」とか言われて、はじめのうちは話題になったのよ。

でも、しばらくすると、先輩の誰かが「あいつは童貞でイジっとけば安牌」とでも言ったのか知らんけど、マジで童貞イジリきもいキャラ無茶ぶりは全部俺カースト最下層みたいな、ひっでえ扱いになった。

自己肯定感が極端に低かった俺は、それでも「愛されてる」と錯覚して、飼い犬のように、しっぽブンブン振ってたんだよな。ヤリマンと仕組みは一緒

愛されてるって思い込みながら、色んな奴にいい顔して、他の男どもに雑にイジられて、ヘラヘラして、「笑わせる」じゃなくて「笑われ」てた。俺をイジった男はバカなメスどもが笑ってるのを見て「自分が面白いことをした」と錯覚して悦に浸り、味をしめて、俺をイジり続けた。ってか、ほぼほぼイジメだった。今思うと。

バカなメスどもって、わざと口汚く言った。なぜなら、被害者面した共犯者だから。先輩たちの同調圧力でヘラヘラしてただけと言うかもしれないけど、本当に俺を憐れみ手を差し伸べてくれた人は、男も女もいなかったから。

実はさりげなくイジメられてたんだわ俺。草。

1.5. 自己肯定感が低いのは本当に危険

何ならガチのイジメより質が悪いかもしれない。べつにあいつらが意図してやったわけじゃないと思うけど。

自己肯定感の低い俺でも、さすがに扱いが不当過ぎて楽しくないしもう辞めようかな」って思うタイミングはいっぱいあったよ。

でも、いつも同じくらいのタイミングで、変なフリをされ、これがまた男子校で培われたお笑い力で普通にめっちゃ面白く返しちゃうんだよな、俺が。

それで爆笑かっさらって、「お前やっぱおもろいわ」とか笑顔で言われると、「俺の居場所はここだ」ってなっちゃうんだよ、不思議と

そんなクソサークルでも、俺が「当時は」親友と思えていた男が2人いた。

1人は今振り返っても、あのサークルの中でもまともな方で純粋な奴だったのかなとは思う。全然疎遠だけど。わら。

もう1人は、正直今考えても怖い。怒りとかじゃなくて怖い。
そいつは最初はめっちゃ良いやつの顔して俺に近づいてきた。それから、そいつの家に呼ばれることが増えて、断れない人だった俺は、家に足しげく通った。少しずつ少しずつ、そいつに使う時間が増えていった。
気づかないうちに、日常のほとんどがそいつとの時間になっていて、完全に依存しきっていた。だから、頼まれたらなんでもやった。いつの間にか傀儡になってた。今考えると、あんなにクソだったサークルをなかなかやめられなかったのは、こいつの存在が大きいのかもしれない。
これ、たぶん意図的なものなんだと思う。だから怖い。対象の人間の気持ちを完全に無視できる奴じゃなきゃ、こんなこと平気な顔して出来ないから。

ともあれ、そんな日々の繰り返しで、気づかないうちに自分を消費してた。

けど、急に救いの手が差し伸ばされるんだ。蜘蛛の糸のように、思わぬところから、突然。

1.6. 救済

話は打って変わって今の俺なんすけど、大学には大好きで、YouTube一緒にやりたかったくらいスコスコマックスな友達たちがいます。

あんま良いこと言うとあいつら調子乗ってウザいからこの章は秒で終わらせます。

でも本当に、こいつらと出会って救われたのは事実。泣く

けどあんましガチの最初の最初に出会ったきっかけは全く覚えてないんだよな。なんとなく、すでに俺以外のメンバーがつるんでて、そこに急に俺も入ったような気がする。

まあその辺は内輪で酒飲みながら話せばいいことだな。

2017年10月ごろ、依存先がクソサークルしかなかった俺は、順調(?)に自分を消費し続けていたんだけど、マジで突然、そんな俺を温かく受け入れてくれた。仏集団なのか?こいつら。

依存先がクソサークル1点集中じゃなくなったので、視野が広がり、色々冷静に考えられるようになった。

そしたら、こいつらは普通に俺が童貞って知っても、それ以外の俺のおもろい部分を気に入って、好きになってくれたんだよな。と。

すると当然、ん?じゃあなんで俺はクソサークルで最低な扱いを受けつつも「面白いと思われている」って思い込んでヘラヘラしてるんだ?と気づき、

徐々に顔を出さなくなり、次年度の4月で速攻やめた。マジで正解だった。ありがとう。

<飛ばしていい小言>てか、マジであのクソサークル、頭悪いやつしかいねえのか?初手童貞キャラで身売りしたのは俺だけど、さすがに童貞イジリからちょっとずつ、俺の本質というか面白い部分見えてきて輝けると思うやん。シンプルに人をイジるのが下手くそ。てかそういう奴って自分は面白いこと全く言えないんだよな。で、人の短所ディスって笑い取ったふりするだけ。マジで胸糞悪いな。そんな奴らが「先輩」として偉そうにしてたらそりゃサークル全体がウンコになるわ。地獄かよ。ガチで、人を〇〇〇たことを真剣に反省したうえで、面白いやつぶんな二度と。まあもう絶対に合わないけどなあいつらとは。

そんな仏集団と出会い、ここまでで下がりきった俺の自己肯定感は、上がる一方だった。

。。。んだけど、そう簡単にハッピーエンドにさせてくれねえんだよな。辛辣が過ぎる

1.7. やっと恋愛の話

時は2017年8月ごろに遡ります。

。。。あー、これ一番話したくねー。まじか、どうしよ、恥ずかしすぎやしないかね。

いや、すべてを赤裸々に語ると決めたんだったな。そうだわ。話します。

端的に言うと、人生で初めてガチ恋しました。さっき「お察し」とか言ってたけど同大学の女の子です。

正直ネタバレになっちゃうけど、今んとこ一番心が弾んでた。あん時。

何でなんだろうな?わかんね。

けどめっちゃ楽しい人なんだよな。一緒にいて楽しいのはガチ重要。

もう昔過ぎて詳細はちゃんと覚えてないんだけど。

とにかく初めての気持ちだったから、焦りまくって色んな奴に相談して、めっちゃ協力してもらった記憶。

順調に仲良くはなれたんだけど。

結論から言えば、片思いで終わった

ヘタレ過ぎたな、俺。

てか全てがダメだったな、いま思うと。恋愛のステージに立ってすらなかったな。恥ずかしすぎる。熱出そう。やべえ。

とりあえず、失敗の原因を探ろう。

まずは、ルックス。結局さっきの写真と大差ないくらいの見た目。馬鹿野郎。なーんでガチ恋してんのにガチで見た目よくしようとしないんだって話。しっかりオシャレ勉強して、痩せて、いくらでも出来る努力はあったよな。

続いて、恋愛を知らな過ぎたこと。当時の俺は、人との関係性を「友情」しか知らなかったんだ。友達になるためのアプローチは当然のごとく成功して、めっちゃ仲良くなれたんだけど。それだけだったんだわな。要は。そっからを知らな過ぎた。教えてくれる人なんていなかったしな。でも流石に全く恋愛に移行するための手順を知らなかったわけじゃないよ。本当の理由は次

自己肯定感が低すぎた。これ。例えばデートに誘う、手をつなぐ、とか。そういう、大胆に一歩踏み込んで自分から恋愛の流れにするということ。これが出来なかった。それがすべて。「拒絶されることへの異常な恐怖」「俺なんかが申し訳ない」という思考。これが、優しすぎる=自己肯定感が低すぎる男が背負っている、「原罪」。

やっぱり男子校出身者はこの「原罪」を背負いがちなんじゃないかなって思う。寿命がちょっと短いのも納得だね。

男って優しすぎても無理」みたいなのよく聞くじゃないすか、あれ、俺はけっこう長いこと「優しくて何が悪いんだよ、女ってクソなのか?やっぱ男だけのが楽しいわ!」って思ってました。ほんとにちゃんと理解できたのはここ最近のことです。

優しすぎる」なんていうのはオブラートにつつんでもらってるだけで、さっきも言ったけど要するに「自己肯定感が低すぎる」ってこと。自己肯定感が低すぎるのはマジでよくないって話はしたはず。つまり「優しすぎる」のは良いことではない。

なぜ「優しすぎる」=「自己肯定感が低すぎる」なのか?例えば、仲良くなりたいのに連絡先をこっちから聞かないこと、デートになかなか誘わないこと、良い感じなのに手をつながないこと、ホテルに誘わないこと。これ全部「優しすぎる人」の特徴なんだけど、よく考えると「優し」くは無くね?女の子からすると、デートに誘うという意思表示はしてるのに手をつなぐという行動に移されなかったら、「なんで誘った?」ってなるし。困る。これ理解すんのめっちゃ時間かかった。東工大の数学より全然むずいわ。マジで。(東工大受かったとは言っていない)

で、なんでできないのかを当事者から証言させてもらうと、やっぱりさっきも言ったけど、「自分なんかが」「断られたら怖いな」というのが強すぎてチキってる。これに尽きるわ。

つまり、自己肯定感を上げることが必要で、それには成功体験がいるんだよな。ここがめっちゃ難しい。自己肯定感が低いから成功できないのに、自己肯定感を上げるには成功が必要とか矛盾もいいとこ。

個人差がすごいんだけど、俺はえらく時間かけた。自己肯定感が極限にさがりまくってたから。クソサークルもそうだし、男子校の呪縛もあり、大失恋と、あと幼児期の教育。これもでかいと思う。教育と自己肯定感については別途機会を設けます。

自己肯定感を上げた方法については、1年じゃどうにもならなかったので後日。

1.8. 決定的大敗北でメンタルはズタボロに

いつの間にかめっちゃ長くなってきたので、畳み掛ける。

結局、人生初のガチ恋は、さっきも言ったけど片思いで終わったんです。

詳しく言うと、自己肯定感の低さゆえ何も恋愛のアプローチができず、思いも伝えられないまま、友達のまま、その子にはめでたく彼氏ができました。2017年11月の出来事。外から見ると特に何も恋愛的なことはしてないし、当然ただの友達なんだけど、俺の精神は致命傷を食らった。

それを知った時友達とカラオケしてて、廊下で急にクソ大泣きしたの覚えてるわ。みんなあの時は本当すまんな。笑っちゃうわそんなん。

その後さっきの仏集団と初めての旅行に行き、そこで傷心を紛らわすかのごとく、初めての喫煙をした。今でも続いてる喫煙習慣の始まりはそこから。失恋でタバコを始める。くっそだせえw

さらに年が明けて試験が終わった後の2018年3月、自分の中で決着をつけたかったのか。はたまた、今なら俺に来るワンチャンあるんじゃねえかと思ったのか。今やよく分からないが。二人で飲みに行き、なぜかそこで今さら告白した。「そうですか」だよな。めっちゃ酒飲んでめっちゃ奢った。馬鹿だなあ。

ずっとそうだったんだけど、自分的には完全な友達宣言を食らった気分。やり場のない気持ち。忘れられない。比べてしまう。地獄の2年生の始まり。

明日は2年生編。お休み。(午前4時41分)


〈次回はこちら〉


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