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臨床のPitfall ノルマ②

うどん県OTのだんです。臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

ノルマ②

前回はセラピストの1日取得単位のノルマについて書きました。
今回は患者さんの1日の介入可能単位数についてのお話です。

患者さんの介入可能な時間は診療報酬上定められており、1日6単位が上限となっています。
但し、回復期リハビリテーション病棟に入棟中の方とご病気になられて60日以内の方は1日9単位までリハビリテーションを提供することができます(細かい制限はありますが)。
そして、リハビリテーションを行える期間も決められています。
90日〜180日と疾患によって決められています。

これは、1日に2〜3時間のリハビリテーションで最大180日以内に治しなさい、ということですね。
このように治療の成果を上げることが求められるノルマですね。
ですが、多くの病院では取得単位をノルマにするところが多いのが現状です。
本体の治療成果に目がむけれれば良いのですが・・・。

あらためて勉強です📚

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