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今日の発見🔍 脳トレ

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。

脳トレ

今回は日々の臨床業務の中での雑感です。
前回の続きにもなります。
脳トレというと計算や図形合わせなどで、認知症予防のために高齢者がやるもの、と考えがちです。
もちろん、認知機能を向上させるための脳トレも必要です。
ですが、それだけではないのが脳トレです。
脳は神経系を介して我々の動きを司っています。
ということは、身体を動かすことも脳トレになるということです。
つまり、我々は脳血管疾患の方にリハを提供するにあたり、身体を動かすための脳トレを行わなければならないということです。

では、脳トレどのように行っているのでしょう?
脳に対しては求心性神経(脳に様々な情報を伝える神経)と遠心性神経(脳からの指令を伝える神経)があります。
身体の外から脳に働きかけるということは、求心性神経を用いて様々な情報を脳に伝えるということです。
様々な情報とありますが、ざっくりいうと感覚情報です。
身体を触ったり、圧を加えたり、動かしたりすることで発生する感覚は求心性神経を通じて脳に刺激を与えます。
このようにして、我々は脳に刺激を提供し、脳神経を活性化=脳トレしているわけです。
いつもの動きやルーティンでは同じ刺激しか入らないので慣れてしまいます。
そこに、いつもと違う動きが加わることで違う刺激が入力され、それに対応しようと脳が働くわけです。
脳トレ(脳の活性化)のために、我々は様々な方法や道具などを用いて、いつも違う感覚情報を提供しているわけです。
新しいことを学ぶことが脳トレの第一歩ですね。

あらためて勉強です📚

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