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#3 七瀬うた(chuLa)を語る

七瀬うた。chuLaの果汁100%オレンジ担当。愛称はうーたん。

七瀬うた

うーたんを知っている人に彼女の印象を聞いたなら、大半の人が「元気」と答えるだろう。うーたんにはパワーがみなぎっている。ステージでも特典会でもSNSでもいつでもどこでも元気一杯で、chuLaでは太陽のような存在である。

彼女の透き通るような美顔は大きな魅力だ。普段のすまし顔はまるで着せ替え人形のように整った目鼻立ちをしている。くりっとしたどんぐりまなことは対照的に、鼻筋から続く口元は慎ましい。顔にほくろが全く無く、そのビジュアルは信じられない程の美しさである。ちなみに特典会でのうーたんの距離感は驚くほど近いので、間近でその美顔を拝むことができるのも嬉しいポイントだ。間違いなく国宝級の顔面なので、顔フェチの人は会って確かめて欲しい。

その美顔はひとたびファンの前に立てば、最高の笑顔になる。うーたんのくしゃっとした笑顔は幸せオーラ全開といった感じで、会場をハッピーな波動で包み込む。まさに100%、100点満点の笑顔だ。

うーたんは何故こんなにも元気でいつも笑顔なのか。それは彼女が想い描くアイドル像がキラキラと光り輝く存在であり、それを自ら体現しているからだと想像する。アイドルはみんなの憧れの存在であるべきで、常にポジティブ、ハッピー、スマイルが信条なのだと言わんばかりだ。

SNSが登場してから、アイドルは仕事とプライベートの境界線が曖昧になった。普段の生活を切り取ってSNSに投稿するのも仕事の一部になったと同時に、誰でもスマホで写真を撮ってすぐにインターネットへばらまくことが可能になった。今の時代、イメージが生命線のアイドルたちは一年中仮面をかぶって生活しなければならない。

果たしてうーたんも仮面をかぶっているのだろうか。たとえ裏表が無い人間でも、他人に見せない部分はある。彼女も例外ではない。私の目には、うーたんは人一倍感受性の豊かな女性に映っている。彼女にも感情の波があり、疑心暗鬼になったり悔し涙を流すこともある。悩みだって抱えているはずである。それらネガな部分は決して表に出さず、理想のアイドルを極めてみせようとするその精神力は凄いとしか言いようがない。このSNS隆盛の時代に、うーたんのキャラクターはより一層輝いて見える。

ステージで踊るうーたんは実に華やかである。幼いころから磨き上げられたダンスのセンスはピカイチだ。スタイル抜群の長身と最高の笑顔にキレの良いダンスが相まってとにかく画が映える。圧巻のパフォーマンスに魅了されてファンになった人も多い。その才能をいかして最近は振付師の仕事もこなしている。将来はchuLaの振付もしてくれたら嬉しいし、楽しみにしている。

歌声はフラットで癖がなく、そよ風のような爽快感がある。本人は「感情を込めて歌うのが苦手」と言っていたと記憶するが、うーたんの個性と考えればそのままで問題ないと思っている。フラットな歌声は聴く人に感情移入されやすいという意見もある。スピッツなどが良い例だ。異なるものが入り交じったときに化学反応が起こり新しい何かが生まれる。うーたんの歌がchuLaの世界をさらに広げていくことも可能だろう。

特典会でのうーたんは超ハイテンションである。身振り手振りを交えながら、元気な声に乗せて言葉の波がこれでもかと押し寄せてくる。とにかく早口なのである。これは「限られた時間内でできるだけたくさんおしゃべりしたい」といううーたんの愛ゆえの早口なので、置いて行かれないように普段からトーク力を鍛えておくといいだろう。とはいえ、こちらが言葉に詰まってもガンガン会話をリードしてくれるので心配はいらない。持ち前の明るさでしっかり心の洗濯をしてくれる。このトークスキルの高さもファンにはたまらない魅力だ。

美貌、元気、笑顔、ダンス、歌、トーク。全方位的に高いレベルで存在感を放ち、ファンを惹きつけるうーたん。彼女にはお芝居の才能もあることを付け加えておこう。未知の可能性と物怖じしない性格を武器に、これからもchuLaのムードメーカーとしてキラキラと輝きを放ち、自分の理想像を追いかけながら元気を届けてくれるだろう。

アイドル界の史上最強うぇぽん・七瀬うたは、ストレスの多い現代社会を生きる人たちに活力を与えてくれるパーフェクトビタミンなのである。

☆chuLaは2024年3月をもってメンバー8名全員が卒業し、現体制を終了することが発表されました

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