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#8 長沢柚花(chuLa)を語る

長沢柚花。chuLaのメロメロイエロー担当。

長沢柚花

柚花は私の推しメンであり、私にアイドルオタクの悦びを教えてくれた運命の人である。2022年に「夏の君にテヘヘのへ」のMVを見て柚花の存在を知ってから、自称単推しを貫いている。私はオタク道を極めし人々に比べればにわかものだが、今後も自分のスタイルで柚花を応援していく。

なぜ自称単推しなのかというと、まだ柚花に単推しの太鼓判をもらえていないと思っているからだ。理由はハッキリしている。私が度々箱推しをしたり、他メンバーのことをツイートしたり会いに行ったりしているからである。DDと思われても仕方ないのだが、そこは今後の自分の推し活で示していこうと思う。

今は2024年3月に開催される日本武道館でのワンマンライブに向けてchuLaのファンをもっと増やすことが重要だと思っているし、推しメン以外のメンバーとの交流はあらゆる場面で推し活のプラスになると考えている。柚花のジェラシーに心を痛めつつ私は今日もchuLaを応援し、メンバーと交流を続ける。

柚花オタクではない人の目には、柚花はどんな風に映っているのだろうか。おそらく普段はおっとり、ステージではバキバキというのが一般的なイメージだろう。確かにステージ上の柚花は見る者を圧倒するオーラがある。パワフルで伸びやかな歌声、指先や髪先の動きまで研ぎ澄まされたダンス、感情豊かに変化する表情。私が初めてchuLaのライブを観たときの衝撃と柚花の躍動的なパフォーマンスは強烈な記憶となって脳裏に焼き付いている。

柚花はパフォーマンスでの表現力に強いこだわりを持っている。持てる力をすべて使って楽曲の世界を表現しファンを魅了する。その姿はまるで舞台女優のようでもあり、凄まじい迫力と熱量だ。柚花はアイドル歴が短い上、デビューするまでダンスレッスンの経験が無かったということに驚かされる。非凡なセンスと日々の鍛錬によって究められたダンススキルと歌唱力なのである。

chuLaのダンスは激しく動くものが多く、さらに1ステージ30分前後なのでペース配分しないと体力が持たないと思うのだが、柚花は常に全力で臨んでいる。元々そういう性分なのだとは思うが、新メンバーとしての重圧や前世で積み上げてきた経験とプライドが彼女を掻き立てているのは間違いないだろう。私は自信がみなぎっている柚花のパフォーマンスが大好きだ。

特典会での柚花はステージ上とは打って変わって乙女である。純情可憐という言葉がよく似合う。年下のファンにとっては優しくて綺麗なお姉さんのような存在かもしれない。私にはしおらしくて可愛い女の子の印象が強い。考え方がしっかりしていて、礼儀作法も常識もわきまえている。ファンに対しても言葉を選んで一生懸命話してくれているのが伝わる。いつも等身大で接してくれるので気負わずに会話できるし、柚花の波長はとても心地よく感じている。

ちなみに柚花を写真でしか見たことのない人は、一度会いに行くことをお勧めする。本人もよく話題にするのだが実物の方が断然可愛いという声は多いので、柚花に少しでも関心があれば絶対に会いに行くべきだ。

柚花は歌うことが何よりも好きで、幼少の頃からアイドルになることを夢見ていた。高校を卒業後に一般企業に就職したものの、諦めずに夢をつかみ取ってアイドルになった。地元大阪で着実にキャリアを積みchuLaのメンバーとなった現在でも、趣味のカラオケを続けている。年に何百本ものライブをこなしながらプライベートでは頻繁にカラオケ店に足を運び、有名ミュージシャンからアイドルまで様々なジャンルの曲を歌いこなす。

カラオケ店から生配信することもあり、視聴者のリクエストに応えながらその磨き上げた歌唱力で美しい歌声を届けてくれる。柚花の歌声は変幻自在で、ライブでおなじみのカッコいい声だけでなくぶりっ子の甘い声で歌うことも多い。普段なかなか聴けないソロ歌唱を無料で聴くことができるのだから、ファンには最高のプレゼントだ。

生配信は基本的にSHOWROOMでおこなっている。「柚花のまったりるーむ」というタイトルのとおり、配信のときの柚花は限りなく自然体で、ほぼスッピンの日もある。自宅や実家でリラックスしている姿は私生活を垣間見ているような背徳感があるが、コメントには丁寧に返答してくれるのでファンの自己肯定感も上がりやすく、柚花との交流には最適である。今年体調を大きく崩すまでは1年近くほぼ毎日連続で配信をしてくれていた。chuLaの超多忙なスケジュールを考えると驚異的である。

この配信での交流を通じて柚花と強い絆で結ばれているファンは多いだろう。配信では柚花は画面のやや左寄りに位置し、顔を斜め左横から見る画角が定番だがこのアングルは個人的にとても気に入っている。配信者の中でも最強レベルのビジュアルなので、見たことのない人はチェックしてみて欲しい。

柚花曰く自分は寂しがり屋で嫉妬深くて「めんどくさい女」らしいので、推しメンからの愛をズッシリと受け止めたいと思っているタイプのオタクであれば相性はよさそうだ。かく言う私も画面の向こう側にいる柚花に何度も拗ねられたり不満を漏らされたりしているが、そのいじらしい姿がたまらなく愛おしいのである。ステージ上のバキバキの柚花しか知らない人には想像できない可愛らしさなのだ。

柚花はガチ恋肯定派なので、人の道を外れないようにしていれば愛を育むことができるかもしれない。相手を思いやることができる諸兄であればいつでもウェルカムだ。柚花の心が幸せな気持ちでいっぱいになるまでたくさん愛情を注いであげよう。

2023年の夏は様々な風邪や呼吸器系の疾患が大流行した。長期にわたる新型コロナ対策によって人々の免疫力が低下したことが原因ともいわれている。アイドル業界も例外ではなく、多くの演者が激しい咳や声枯れなどに悩まされた。柚花も6月に風邪に罹り、本人曰く7年ぶりに高熱が出たそうだ。そして止まらない咳の影響で肋骨を骨折してしまった。

激痛に耐え、自然治癒を待たねばならないジレンマの中、ライブではステージの端で椅子に座ってファンの声援に応えた。その姿に心を打たれて柚花のオタクになったという人も少なからずいるようだ。優しいファンが増えてくれて私も嬉しい。

7月3日、満身創痍で迎えたTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブで柚花は歌い、踊り、走った。肋骨が折れているなんて言われなければわからないほどの、全身全霊をかけた最高のパフォーマンスだった。この時間を共有できたことが本当に幸せだったし、柚花のプロ根性に頭が下がる思いで胸がいっぱいだった。私は目頭が熱くなるのをこらえながら心の中で「ありがとう、ありがとう」と何度も繰り返した。

終演後の特典会で柚花と再会した時、彼女の顔には玉のような汗が噴き出していた。体の具合がすごく心配だったけど、柚花はとても清々しい笑顔をしていて、いつにも増してテンションが高かった。その姿を見て少し安心し、労いの言葉を引っ込めて「最高に楽しかった」と伝えた。この時「今日という日が終わらなければいいのに」と言った柚花は本当にまぶしかった。輝いている女性は本当に美しい。私はますます柚花のことを好きになった。

柚花はステージ上でのパフォーマンスに特化したアイドルである。究極のアイドルを目指し、常に高い目標を掲げてクリアするためにレッスンに励む。アスリートの如く自分を追い込み、理想に近づける努力を怠らない。普段のおっとりした柚花を見ていると、パフォーマンスを磨くために必要なもの以外は全部どこかへ置いてきたかのような潔さを感じるのだ。それほど素の柚花は純粋でおぼこいのである。

長沢柚花は自分の生きる道としてアイドルの世界に飛び込み、夢に向かってひたむきに走り続ける孤高の求道者である。いつか燃え尽きるその瞬間までステージに立ち、感動を与え続けてくれるだろう。

柚花と同じ時代に生まれた幸運と彼女に出会えた奇跡に感謝している。

☆chuLaは2024年3月をもってメンバー8名全員が卒業し、現体制を終了することが発表されました

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