真夜中のキッチン

眠れない夜は、料理に限る。

幼い頃から食べる事も、作る事も大好きな私。
有難いことに料理の才能には
それなりに恵まれている。
眠りにつく才能よりも、料理の才能の方があるくらいには恵まれている。

だから、最近は眠れないと料理に走る。

料理を作ると、気持ちが温かくなる。

色んなお出汁や、調味料、香辛料の香り。
野菜やお肉自体から沸き立つ豊かな薫り。

多くの人間が寝静まる時間に
あ〜私すごい生きてるなあ。って実感している。

そして、世間の人たちが活動停止中の中
独り賑やかに料理をするのは
なんだかいけない事をしているみたいで
背徳感をそそる。

きっと午前中にただ料理をするだけでは
感じられないワクワクがそこにはある。

きっといつもは寝てる人がたまたま起きて
料理をするのとはまた違う温かさと優しさがある。

真夜中のキッチンは
不眠症のワタシだから、独り占めできる
しあわせの場所だ。

(ちなみに、今日はチャーハン、回鍋肉、
ミスジ肉で作るなんちゃって青椒肉絲でした。
また冷蔵庫のストックが増えました、3150。)

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