方丈の無常感、豊饒の無常観
昨今、日本もですが
コロナを経て世界が物騒なのででしょう
現在西欧で起こっている戦争からでしょうか
万が一もし、核兵器などが使用されたらと
こんな書き込み文章を目にしました。
>人類は滅亡してしまうかもしれない
>その場合、たとえ人類が滅びたとしても
>この変化に満ちた宇宙はなんの変わりもなく
>膨張を続けるであろう
太宰さんの人間失格で、主人公が精神病院に入れられて後、
真理だと自分に思われたのはこれだけのことでしたと呟いた
ただいっさいは流れてゆきますという
方丈(ほうじょう)フレーズ、川の水の流れの無常感の
立体バージョン、豊饒(ほうじょう)の無常観のことだと思いました。
写真の花嫁さまは、宇宙、天文学の博士さんでした。
星のお話を色々教えてくださって、本当に楽しかった
ショップの前のお家が、ちょうど5月で薔薇の花が満開だったので、
お庭でぜひ撮影をと提供してくれた時のお写真。
薔薇の星の宇宙みたいだと思いました。
今きちんと確認してみると引用は、
尾崎洋二氏の「宇宙科学入門」の最終節とのことでした。
核の使用が取沙汰される今ゆえの紹介ということで
こちらの花嫁さんが、元政治家の鳩山さんは
宇宙の研究者としてはとても優れた方なんです(けれど)と、
何となくはにかみながら仰られたことを思い出します。
>もし、われわれが宇宙の中の自分たちの存在という
>敬虔な気持ちを忘れ、誤った選択をしてしまったら、
>この壮大な宇宙のドラマを見る
>観客が誰もいないということになるのであろうか
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