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日本の国家安全保障2000年代 25


#多様性を考える


第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力




第1項  陸上自衛隊 11






機甲部隊には、





三菱重工業 90式戦車

(重量50,2トン、

 V10水冷ディーゼル・エンジン/1500馬力、

 複合装甲、

 ラインメタルRh120 120mmL44滑腔砲

 DM33APFSDS弾・JM33APFSDS弾、

 パッシブ赤外線暗視装置、

 光学照準システム、

 デジタル・コンピューター、

 YAGレーザー距離測定装置)、




三菱重工業   74式戦車

(重量38,5トン、

 V8空冷ディーゼル・エンジン/720馬力、

 均質圧延防弾鋼装甲、

 ヴィッカーズL7 105mmライフル砲

 93式APFSDS弾、

 アクティブ赤外線暗視装置、

 光学照準システム、

 アナログ・コンピューター、

 ルビー・レーザー距離測定装置)、




89式装甲戦闘車

(均質圧延防弾鋼装甲、

 エリコンKDE35mm機関砲

 川崎重工業79式対舟艇対戦車誘導弾、

 乗員3名・搭乗普通科隊員7名)、




三菱重工業 73式装甲車

(アルミニウム合金装甲、

 乗員3名・搭乗普通科隊員8名)、




三菱重工業 87式自走高射機関砲

(エリコンKDA35mm機関砲

 レーダー、

 赤外線映像装置、

 TVカメラ、

 レーザー距離測定装置)



などが配備される。



また、2010年に10式戦車として制式採用されるTK-Xが開発中であった。 




陸上自衛隊が導入する

三菱重工業 10式戦車

(重量40トン、戦闘重量44トン、

 V8水冷ディーゼル・エンジン/1200馬力、

 モジュール複合装甲、

 日本製鋼所120mmL44滑腔砲

 DM33APFSDS弾・JM33APFSDS弾・10式APFSDS弾、

 パッシブ赤外線暗視装置、

 デジタル光学照準システム、

 データ・リンク、

 基幹連隊指揮統制システム、

 レーザー距離測定装置、)

は、

データ・リンクやデジタル光学照準システムなど新機軸の技術が多く取り入れられたが

90式戦車より価格が抑えられた。




10式戦車は重機を運搬する民間のトランスポーターを利用することを想定している。

民間のトランスポーターは積載量40トンのものが多いので、10式戦車の重量はモジュール複合装甲を取り外した状態で40トン以内に抑えることとした。


10式戦車は74式戦車の後継とされた。






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