日本の国家安全保障2000年代 9
第1節 小泉純一郎政権「安全保障と防衛に関する懇談会」 8
航空防衛力は
「戦闘機を含む航空機部隊の縮減・効率化を図る。
誘導弾部隊については、ミサイル防衛力を整備する。」
提言としている。
1990年代、すでに中国の軍拡、中国の脅威は明らかになっていた。
中国は1993年にスホーイSu-27戦闘機を26機受領し
その後もスホーイSu-27戦闘機を輸入するとともに中国国内でライセンス生産し、
さらにスホーイSu-30MKK戦闘爆撃機、スホーイSu-30MK2戦闘爆撃機も導入、
ミコヤンMiGー21戦闘機とミコヤンMiGー21戦闘機の中国版である殲7戦闘機、ミコヤンMiGー19戦闘機とミコヤンMiGー19戦闘機の中国版である殲6戦闘機など
3000機以上の戦闘機、戦闘爆撃機、爆撃機
を保有していた。
中国の軍拡、中国の脅威が明らかになって久しい
2004年、
ロシアの軍事力も復活し、
韓国も日本を仮想敵としてF-15K戦闘爆撃機、AGMー84H SLAMーERスタンド・オフ陸上攻撃ミサイルを導入している。
このような状況で
戦闘機などの航空機の削減を提言した
小泉純一郎政権の安全保障と防衛に関する懇談会。
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