NaturalEvil

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シャルパンティエ効果

シャルパンティエ効果とは、身近なイメージを使って例えられると心理的錯覚を起こす効果のことです。 もし目の前に3kgの鉄と3kgの綿があった場合、どちらが重いと感じるでしょうか? 冷静になって考えると、どちらも同じ重さであることは明らかです。しかし、パッと目にした時の印象は、3kgの鉄のほうが重く感じるのではないでしょうか。 「鉄」と「綿」は、どちらとも多くの人が知っているものであり、見た目や重さをイメージしやすいものです。 その2つを比較対象として「どちらが重いか」と尋ねた

    • ロジックツリー

      「ロジックツリー」は、ある1つの課題や問題があるときに、どのような道筋でその事象を解決するのが適切なのか?を導き出すフレームワークです。 英語で「Rogic Trees」「Issue Trees」と言われるように、「問題をツリー状に分解し、論理的に原因や解決法を探すこと」を目的として使います。 問題をロジックツリーにすることで、1つの問題が次の階層で2つに。そして、次の階層で4つに・・・網羅的に考えることができます。 ロジックツリーは基本的に5階層以上まで掘り下げると、より

      • エビングハウスの忘却曲線

        ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの発表した「エビングハウスの忘却曲線」です。 エビングハウスは、無意味な音節を記憶し、時間と共にどれだけ忘れるかを数値化しました。 そこで出た結果は次の通りです。 この表は時間と共に、どれだけ記憶したことが頭に残っているかを示しています。逆にいえば、どれだけ忘れるかということも分かりますね。 人が何かを学んだ時・・・  ・20分後には42%忘れる  ・1時間後には56%忘れる  ・1日後には74%忘れる  ・1週間後には76%忘れる

        • イシューツリー

          ロジックツリーと同じツリー上のフレームワークなので、よく混同されますが、ロジックツリーは1つのテーマ・課題からはじまり、それを分解してくもの、イシューツリーは1つの仮説から始まり、論点によって分岐して問題解決の仮説・分析方法を抽出するときに使うものです。 ロジックツリーとイシューツリーはよく組み合わせて使われます。 ロジックツリーで、問題を分解して、その中から一番重要な問題をとりだし、それをイシューツリーで問題解決のための仮説をたてていき、問題解決法を割り出していくという手法

        シャルパンティエ効果

          MACの法則

          Measurable(メジャラブル:測定可能性) Actionable(アクショナブル:行動可能性) Competent(コンピテント:適格性) 2011年、オランダのアイントホーフェン工科大学の研究チームの研究によって、MACの法則を守ることで目標の達成率が上がることがわかりました。それではさっそく、MACの法則とはどのようなものなのか見ていきましょう。 1. Measurable(測定可能性) これは、目標を数字で測れるようにすることです。数値化できない曖昧な目標にも

          サブリミナル効果

          「サブリミナル効果」とは、無意識下に刺激を与えることで表れる効果のことです。 人間には、意識と潜在意識(無意識)が存在します。意識とは、「自分の今の状態や、周囲の状況などを認識できている状態のこと」で「潜在意識」とは、「意識ができていない」つまり、「自分や周囲の状況を認識できていな状態」のことです。 「サブリミナル効果」とは、非常に短い時間の刺激にしたり、刺激を非常に小さくしたりすることで人間の潜在意識に刺激を与えた結果現れる効果のことを指します。 知覚のなかでも、以下の3つ

          サブリミナル効果

          マズローの欲求5段階説

          人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するとされる。 第1段階:生理的欲求 生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求を指します。 「食欲」「排泄欲」「睡眠欲」などが当てはまり、これらが満たされなければ生命の維持が不可能となります。 一般的な動物がこのレベルを超えることはほとんどありませんが、人間がこの欲求階層にとどまる状況は一般的ではありません。 第2段階:安全欲求 安心・安全な暮らしへの欲求を指しま

          マズローの欲求5段階説

          3C分析

          3C分析とは、ビジネスの市場環境を分析するマーケティングフレームワークです。 「Customer(市場環境・顧客)」、「Competitor(競合環境)」、「Company(自社環境)」の3つの頭文字を取って3C分析と呼ばれています。 3C分析の目的 3C分析の目的は、市場・顧客、競合、自社の3つの観点からビジネスのKSF(Key Success Factor:成功要因)を見つけることです。本来、分析には多くの情報量を要しますが、3C分析を用いることで分析のポイントを絞る

          PEST分析

          PEST分析とは? PEST分析は、政治・経済などのマクロ環境を分析するフレームワークで、アメリカの経営学者であるフィリップ・コトラーが提唱した分析手法です。マクロ環境を分析する手法で、4つの頭文字「P・E・S・T」から、PEST分析といわれています。具体的には下記の単語の頭文字を取っています。 Politics(政治) Economy(経済) Society(社会) Technology(技術) PEST分析の目的 PEST分析の目的は、マーケティング戦略立案に欠かせ

          SWOT分析

          SWOT分析とは SWOT分析とは、競合や法律、市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境と、自社の資産やブランド力、さらには価格や品質といった内部環境をプラス面、マイナス面にわけて分析することで、戦略策定やマーケティングの意思決定、経営資源の最適化などをおこなうための、有名なフレームワークのひとつです。 SWOT Strength(強み) Weakness(弱み) Opportunity(機会) Threat(脅威) 4つの要素の頭文字をつなげ、SWOT分析と呼ばれて

          AIDMA理論

          AIDMAの法則とは、消費者が商品を知ってから購入するまでの段階を5つのステップで表すフレームワーク。皆さんが何かを買うときも、AIDMAの順に行動しているはずです。 AIDMAの法則を理解していると、商品・サービスの販促を効果的に行なえますよ。今回は、企画・営業分野の人だけでなく、広報や現場の人にもぜひ知っておいてほしいAIDMAの法則を詳しくご説明します。 AIDMAの理論とは AIDMA(アイドマ)理論とは、消費者が商品を知ってから購買するまでのプロセスを示したフレー

          AIDMA理論

          CREC法

          まずはじめに結論をいって、そのあとに理由を説明。 理由を述べたらその理由が納得できるような根拠や具体例をいれ説得力をあげ、最後に結論でまとめる、という構成です。 友達と日常会話レベルのところに持ってくると違和感ありますが、何かを説得するときや、ブログや、サイトで記事を書くとき、仕事でのプレゼン、もちろんアフィリエイトでのペライチサイトとかにも使えます。 「CREC法」の他にも話術の手法はたくさんあります 最後まで結論を言わないクライマックス法 1、2つじゃ少ないし4、

          RAS

          RASとはReticular Activating Systemの略。 日本語では脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)というものだそうです。 脳幹の中にあって、脳に向かう網様体という神経の束を指す言葉です。 脳に送られる情報の8・9999パーセントは消える 脳は毎秒、4億ビットビットはコンピューターが扱うデータの最小単位)もの情報を処理しているが、 そのうち意識的に処理される情報は、わずか2000ビットである。残りの情報は意識にものぼらない。 つまり、脳に毎日

          KPI・KGI・OKR

          効率的に事業目標を達成するためには、目標や達成へのプロセスを具体化する必要があります。目標達成度の具体的な計測指標となるのが、「KPI」「KGI」です。また、最近では個人と企業の目標を連動させる目標管理手法「OKR」が注目を集めています。その違いについて解説します。 KPI・KGIとは? KPIは目標達成のための中間的な指標 KPIとはKey Performance Indicatorsの略です。日本語に翻訳すると「重要業績評価指標」です。 分かりやすく説明すると、組織の達

          KPI・KGI・OKR

          OODAループ

          OODA(ウーダ)は、もともとアメリカ空軍で生まれた軍事戦略から生まれた考えです。 瞬時に判断が求められる軍事の世界では、その場その場の判断が、自分達の部隊の生死をも決めかねません。一瞬の判断が命取りになるという部分では、環境変化が速い現代のビジネスシーンに応用が可能であり、さらに現場でのマネジメント(成果の追求)にも適応ができる概念です。 OODAは欧米では組織・会社を運用するにあたり、PDCAに並び、スタンダードな概念であり、組織・会社をOODAループにて回しております。

          OODAループ

          PDCA

          PDCAサイクルのやり方と具体例とメリット 「PDCAサイクル」は典型的なマネジメントサイクルの1つであり、「マネジメントサイクル」とは、効果的な管理を行う為の段階的な考え方です。計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)のサイクルをPDCAサイクルといいます。 PDCAサイクルとは? 「PDCAサイクル」は典型的なマネジメントサイクルの1つであり、「マネジメントサイクル」(管理サイクル)とは、効果的な管理を行う為の段階的な考え方です。一般的には2つ