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イシューツリー

ロジックツリーと同じツリー上のフレームワークなので、よく混同されますが、ロジックツリーは1つのテーマ・課題からはじまり、それを分解してくもの、イシューツリーは1つの仮説から始まり、論点によって分岐して問題解決の仮説・分析方法を抽出するときに使うものです。
ロジックツリーとイシューツリーはよく組み合わせて使われます。
ロジックツリーで、問題を分解して、その中から一番重要な問題をとりだし、それをイシューツリーで問題解決のための仮説をたてていき、問題解決法を割り出していくという手法がとられます。


イシューツリーはどんなときに使う?
・問題解決方法を検討するとき
・ある仮説が正しいかどうかを分析・検証したいとき
イシューツリーの書き方
・一番左に仮説(イシュー)を一つ書きます

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・一番左のイシューを小さなサブイシュー(論点)にわけていきます。

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同じ階層は同じレベルで分解をするようにしてください。
また他のツリーフレームワークと同様、MECEでもれなくだぶりのないイシュー分解をしてください。
・これを個々のサブイシューに対して細かく分けられるところまで続けます

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すべてボトムイシューまでできたら、イシューツリーとしてはこれで完成です。
・次にイシューアナリシスという手法で、サブイシューごとに仮説を立てて検証し ていきます。
・各サブイシューの横に仮説を立てて行きます。
・その横に、必要な分析(そのイシューの検証・分析方法または、すでに検証でき ているものはその根拠)を書いて行きます。

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これでそのイシューに対して何ができるか、結果どうなりそうなのか問題解決の糸口が見えてきます。


イシューツリーのポイント
イシューは簡潔にかくかならず答えが出せるイシューにすること。
最初のイシューの書き方によってサブイシュー、イシューアナリシスの結果が変わってきます。
うまくいかないときは、最初のイシューを再検討する必要があります。


まとめ
問題解決するときにロジックツリーとくみあわせて使うと非常にロジカルに問題解決の糸口を探す流れができます。
漠然と問題があり何から始めていいかわからないときにまずは仮説から書き出してみると案外色々と出てきます。
一人でやるのが大変なときは関係者全員で個別のイシューツリー(最初の仮説イシューは同じもの)を作成し、それらを統合するとぬけもれなくイシューツリーを作成できます。

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