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  • 実践!地頭トレーニング

    本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。課題は全て実際に解いたもので、それらを3人がどのように取り組み、それに対して私がどういう添削をしたか、当時のやりとりのメモを参照しながら出来るだけ忠実に再現していきます。

最近の記事

はりぼーの独り言#3 「ハリボテの意見」

こんにちは、はりぼーです。 さて今回の独り言は「ハリボテの意見」と題して若手リーダーを目指す人の心構えについて、私なりの考えをまとめてみました。 きっかけは若手中途採用の面接をした際のお話しです。人事部による一次面接を高い評価で突破したある女性候補者(A子さん)との二次面接に私も参加しました。前評判の通りA子さんはハキハキと自分の意見を述べ、受け答えも抜群に良く、人事部長含めた他の面接官達も終始リラックスした様子で面接が進みました。このまま最終面接へ進むことは間違いない…そ

    • 実践!地頭トレーニング#12 ノーベル賞 (問題編)

      こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方は本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 登場人物 はりぼー(私):地頭トレーニングの指導者、元外資系戦略コンサルタント まひる (ま):若手同期3人組のリーダー的存在の女性、思考は少し苦手 良太  (良):入社3年目の営業マン、考えながら走るタイプの切れ者 修   (修):控えめな性格の開発者、時々独創的なアイディアを出す トマトの市場規模

      • はりぼーの独り言#2 「新入社員よ!幹部になりたきゃ最初の3年が勝負だよ」

        こんにちは、はりぼーです。 さて今回の独り言は「新入社員の皆さん、もし将来会社で幹部以上に出世したいのであれば、最初の3年間が勝負だよ」というお話しです。 きっかけは入社後半年たった新入社員の配属式でスピーチを頼まれたことです。今回、実践!地頭トレーニングのまひるちゃんに特別出演してもらい、そのきっかけから独り言を始めましょう。(注:以降の内容は実際の話しを脚色したものなので事実とは異なるのであしからず) (ま)「はりぼーさん、こんにちは!」 (私)「おっ、まひるちゃん。

        • 実践!地頭トレーニング#11 トマト (解答編続き)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方は本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 登場人物 はりぼー(私):地頭トレーニングの指導者、元外資系戦略コンサルタント まひる (ま):若手同期3人組のリーダー的存在の女性、思考は少し苦手 良太  (良):入社3年目の営業マン、考えながら走るタイプの切れ者 修   (修):控えめな性格の開発者、時々独創的なアイディアを出す トマト解答例3

        はりぼーの独り言#3 「ハリボテの意見」

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          実践!地頭トレーニング#10 トマト (解答編続き)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方は本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 登場人物 はりぼー(私):地頭トレーニングの指導者、元外資系戦略コンサルタント まひる (ま):若手同期3人組のリーダー的存在の女性、思考は少し苦手 良太  (良):入社3年目の営業マン、考えながら走るタイプの切れ者 修   (修):控えめな性格の開発者、時々独創的なアイディアを出す トマト解答例2

          実践!地頭トレーニング#10 トマト (解答編続き)

          実践!地頭トレーニング#9 トマト (解答編)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方は本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 登場人物 はりぼー(私):地頭トレーニングの指導者、元外資系戦略コンサルタント まひる (ま):若手同期3人組のリーダー的存在の女性、思考は少し苦手 良太  (良):入社3年目の営業マン、考えながら走るタイプの切れ者 修   (修):控えめな性格の開発者、時々独創的なアイディアを出す (私)「さて前回

          実践!地頭トレーニング#9 トマト (解答編)

          はりぼーの独り言#1 「就活生よ!とりあえず戦コンという考えは危険だ」

          (前置き) noteではメインの連載「実践!地頭トレーニング」を通じて、会社の若手3人と実際に行った地頭トレーニングの内容を公開しています。ご興味ある方はこちらにアクセスしてみてください。「はりぼーの独り言」では、私の仕事人生で経験したこと、気がついたこと、或いは考えたことをゆる〜く書き残していきます。本編の地頭トレーニングではガチで論理的思考の話をしていますが、番外編の独り言はどちらかと言えば論理では扱えないソフト系の話しです。あくまではりぼーの考えなので異論反論はあると思

          はりぼーの独り言#1 「就活生よ!とりあえず戦コンという考えは危険だ」

          実践!地頭トレーニング#8 トマト (問題編)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方は本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 登場人物 はりぼー(私):地頭トレーニングの指導者、元外資系戦略コンサルタント まひる (ま):若手同期3人組のリーダー的存在の女性、思考は少し苦手 良太  (良):入社3年目の営業マン、考えながら走るタイプの切れ者 修   (修):控えめな性格の開発者、時々独創的なアイディアを出す 売上アップのフレ

          実践!地頭トレーニング#8 トマト (問題編)

          実践!地頭トレーニング#7 ビニール傘 (解答編続き)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方は本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 登場人物 はりぼー(私):地頭トレーニングの指導者、元外資系戦略コンサルタント まひる (ま):若手同期3人組のリーダー的存在の女性、思考は少し苦手 良太  (良):入社3年目の営業マン、考えながら走るタイプの切れ者 修   (修):控えめな性格の開発者、時々独創的なアイディアを出す プロアクティブ・

          実践!地頭トレーニング#7 ビニール傘 (解答編続き)

          実践!地頭トレーニング#6 ビニール傘 (解答編続き)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方は本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 登場人物 はりぼー(私):地頭トレーニングの指導者、元外資系戦略コンサルタント まひる (ま):若手同期3人組のリーダー的存在の女性、思考は少し苦手 良太  (良):入社3年目の営業マン、考えながら走るタイプの切れ者 修   (修):控えめな性格の開発者、時々独創的なアイディアを出す ビニール傘解答例

          実践!地頭トレーニング#6 ビニール傘 (解答編続き)

          実践!地頭トレーニング#5 ビニール傘 (解答編続き)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方は本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 ビニール傘解答例2 (チャネル分類型) (私)「それでは引き続き良太君の解答を説明してもらえるかな (良)「はい、私はビニール傘の販売を増加させるための施策を意識しながらロジックを考えました。具体的には、ビニール傘の販売本数を精緻化するよりも販売チャネルあるいは販売単価に着目したロジックをベースに考える

          実践!地頭トレーニング#5 ビニール傘 (解答編続き)

          実践!地頭トレーニング#4 ビニール傘 (解答編)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方はこちらの本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 (私)「3人とも課題の解答を考えてくれたかな?誰から発表しますか?」 (ま)「はい!私から行きます!」 (私)「おっ流石まひるちゃんは勢いがあるね。それではビニール傘の市場規模の推定のロジックをホワイトボードに書いてみてください」 ビニール傘解答例1 (地域分類型)(ま)「前回のロジックをベー

          実践!地頭トレーニング#4 ビニール傘 (解答編)

          実践!地頭トレーニング#3 ビニール傘 (問題編)

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方はこちらの本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 (私)「さて前回はMECEについて説明しましたね。MECEは繰り返し使うことで理解が深まっていくので練習課題を通じてトレーニングしていきましょう。それでは、本日はさっそく課題に取り組んでみましょう」 お題1「ビニール傘」(私)「身近な製品を取り上げてみました。いきなり売上増加の施策を考えるので

          実践!地頭トレーニング#3 ビニール傘 (問題編)

          実践!地頭トレーニング#2 MECEとは?

          こんにちは、はりぼーです。本連載では2019年に会社の若手3人と一緒に行った地頭トレーニングの内容を公開していきます。初めての方はこちらの本連載の趣旨をご参照いただけると幸いです。 (私)「さて今日から地頭のトレーニングを開始しましょう。3人は地頭の定義を覚えていますか?」 (ま)「はい!はい!論理的な思考をベースに問題の解決策を生み出す能力のことです」 (私)「おっ、まひるちゃんは元気がいいね。はい、その通りです。最終的には問題解決ができる能力とも言えますね。」 (私)「

          実践!地頭トレーニング#2 MECEとは?

          実践!地頭トレーニング#1 連載の趣旨

          はじめまして、はりぼーです。現在日本のメーカーで働いています。転職組の私ですが10年前は某外資系戦略コンサルティングファームにいました。 近年書店では地頭について書かれた本をたくさん見かけます。フェルミの推定にはじまり、ロジカルシンキング、問題解決の教科書等々。主に物事を論理的に思考する方法論が中心で、若手〜中堅のビジネスパーソンはもちろんのこと、コンサルティングファームへ入社を目指す学生にも人気があるようですね。 特に最近の若い人達は全般的にスキルアップの意識が高いです

          実践!地頭トレーニング#1 連載の趣旨