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年末年始は地域の医療機関の受け入れ状況や担当医師スケジュールなどを含めた再確認を

(慎重な方ならすでに実施されている基本的なことや自分の体験を書いています。太字が要点です)

新型コロナウイルスによる影響で、医療機関の緊急受け入れの厳しさが連日報道されています。

今年の年末年始は念には念を入れて、自治体や緊急コールセンターが逼迫していることによる対応の遅れを想定し、ご自身で動く必要がある状況に備えて、連絡先のリストアップをしておくことをおすすめいたします。

私は強い喘息の発作症状を持った家族がいます。数年前に強い発作が起こりましたが、深夜の時間帯でした。119に電話をしましたが、年末年始の時期で緊急対応が数多く時間がかかるとのこと。

急いで自分で探し始め、最初に自治体の夜間相談窓口に電話。しかし、受け入れてくれる病院が見つかりません。

時間が逼迫していたので、自分自身でおそらく対応してくれるかもしれない病院に電話をかけまくりました。約20〜30件です。その中の一つの病院の看護士が、自分の病院では対応できませんが、一緒になって探しますと申し出てくれたのです。

そこで幸運にも該当症状に対応できる医師が宿直している病院が見つかり、処置をほどこしてもらうことができました。しかし、これは通常時の年末年始での出来事です。

今年の年末年始は通常時ではありません。非常時です。

突発的な状況は予測することはできませんが、持病をお持ちの方や幼い子供、お年寄りがご家族にいる方は、ぜひお住まいの地域の各医療機関の年末年始の状況を確認することをおすすめいたします。

夜間窓口がある病院でも、対応できる医師が宿直担当でいなければ受け入れてもらうことは基本的に難しいのです。

今年の年末年始の医療リソースが地域によっては非常に厳しいことが連日報道されています。緊急連絡先の電話番号を知っているだけでは十分ではない可能性も高いです。状況も日々刻々と変わります。ぜひ入念なご準備を。

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