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ピンク・フロイド Echoes 歌詞和訳 〜 ネットで入手した「英語原詞」に誤り発見

何故この程度の誤りに, 今ままで聴いてきて, 気づかなかったのか?

というのは案外、単純な理由だと思う。筆者, この歌が大好きで件の「英語原詞」に目をやりながら、殆ど毎回, この歌のリード・ヴォーカルの David Gilmour や Richard Wright と一緒に歌ってきた。一緒に歌うと彼らの素晴らしい歌声に自分の大したことない歌声が被さって, 重なって, それを自宅の大して広くもない居間でやってるものだから, そこで自分の声が反響してしまって, こだましてしまって, それってつまりは Echoes してしまって ... おお何と, その Echoes のせいで彼らの歌う英語(その箇所の英単語!)をきちんと聴き取ってなどいなかったのだった。これを 英語歌謡聴きとり における Echoes 現象, もしくは Echoes 効果と言います(今は亡きケーシー高峰がそう言ってた, ってのは勿論ジョークだけど!)。しかし実はこれ, 昨夜は一緒に歌っていても, ある意味 気が散っていたのか, この誤りに気づいて愕然としたのだった!

問題の箇所は, Verse 1 を歌い終えて, 次の Chorus 1 の最初のライン。以下が正しいのだが,

And no one showed us to the land 

この箇所, 昨年2020年12月12日以来, 昨日2021年5月12日までの 5ヶ月間, 回数にして計5回にわたって note に投稿してきた Echoes の「英語原詞」と筆者による和訳を掲載するテキストの中で, 以下のように記載してしまっていた(今日の本 note 投稿アップ前に上に示した, 上に showed!, あのですね, 上に記した通りの "showed" に訂正済み!)。

And no one called us to the land

このラインを含む「英語原詞」はネット上にある歌詞サイトの一つから引っ張ってきてたんだけど, 見ての通りの単純な相違で, 聴けば簡単に聴き取れる箇所。その意味ではその後, 昨日までこの誤りに気づかなかったのは不思議な気分なんだけど, ただ, 気づかなかった原因は冒頭に書いた通りの事情しか思い当たらず(いずれにしてもトホホ)、あらためて考えると分かりやすい原因ではある。

なお、このライン, 筆者は「誰も我々を陸地に導かなかった」とその時はある意味, 意訳的に訳していて, 結果的にこの和訳の方は訂正する必要がない, ということになる。"show" は他動詞として「〜を見せる」「示す」「展示する」.. といった意味があるけれど、「(人を)案内する」「連れて行く」といった意味もあるから, "And no one showed us to the land" を日本語で「(そして)誰も我々を陸地に導かなかった」というような意味であろうと解釈するのは, 決して誤りではないだろう。

おかしいのは, この歌の歌詞をまだ訳していなくて英語原詞だけを載せた昨年2020年11月30日付の以下の note 投稿の時は(章見出し BGM 3 〜 前々々章の写真の「トリップ」はこんな世界だった、ピンク・フロイドのエコーズ の章において)正しく "And no one showed us to the land" と記載しているから, その12日後に自分で歌詞を訳してそれについて note 投稿しようとした際には, ネット上の別の歌詞サイトを参照してしまっていたことになる。

いや, なんと, 1971年10月のピンク・フロイド Echoes LIVE at Pompeii Italy では, "showed" でなく "called" と歌っているようだ!

いやはや, 驚き。3:40 を聴いてくだされ。

さてさて、兎にも角にも兎に角がウサギにツノが生えてしまったような驚き, 兎にも角にも, というか, とまれ, ともあれ, 今日は, 次章であらためて ピンク・フロイド Echoes の音楽, 英語原詞, 筆者による歌詞の和訳を掲載し、次々章以降においては(厳密には「次々々章」以降!) これまで英語原詞の一箇所を誤って掲載していた全てのピンク・フロイド Echoes 英語歌詞掲載 note 投稿における件の歌詞の誤りを訂正の上, それらの過去の note 投稿へのリンクを貼っておくことにする。

ピンク・フロイド Echoes 〜 歌詞和訳

Echoes 〜 from "Meddle", the sixth studio album by Pink Floyd, released on October 31, 1971

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。英語歌詞・原詞は公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

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頭上 空高く アホウドリが (*1)
宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる
そして 揺れる波間の奥深く
珊瑚の洞窟の迷宮の中
遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が (*2)
砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る (*3)
そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に (*4)

誰も我々を陸地に導かなかった
誰もが 何処にいるのか 何故そこにいるのかを 分かっていない
しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める (*5)
そして 光に向かって 登り始めるのだ

通りすがりの見知らぬ者どうしが
偶然にも 一瞬その視線を交わす
実は私はあなたであり 私が見ているのは私自身なのだ
私はあなたの手を取り
この地の何処(いずこ)かに導き
自らができる最上のことは何なのか 理解することになるだろうか?

先に進むよう呼びかけるものなどいない
視線を落とすよう強いるものもいない
言葉を発するものはいないし 我々のように試みるものもいない
太陽の周りを飛ぶものなどいないのだ

雲ひとつない毎日 あなたは 覚醒した私の眼に舞い降りる
私に起き上がるよう 誘い(いざない) 鼓舞しながら
そして 壁に埋められた窓を通し
陽の光の翼に乗って差し込んでくるのは
眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使 (*6)

私に子守唄を歌ってくれるものなどいない
私の目を閉じさせるものもいない
だから私は窓を大きく開け放ち
空の向こうのあなたに呼びかけるのだ

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注釈(2020年12月12日付, 筆者の Echoes 歌詞和訳・初出 note 投稿から転載)

*1~6 はこの歌の和訳歌詞の筆者(あ、拙者のこと)による和訳作業にかかる注釈で、*7 はこの歌の収録アルバムについて。

*1 albatross

鳥の名前、アホウドリのことだけれど、アホウドリは南太平洋に沢山いて、翼が長いのが特徴の水鳥。この鳥を航海中に見たらそれは嵐の前兆だとされたとかいう話もあるようで、それと関係があるのかどうか、"albatross" には「心配のもと」、要するに、心配なので「頭痛の種」になるようなものを意味する場合がある。
"albatross" が「頭痛の種」を意味する場合がある鳥の名前だと思えば、この歌の歌詞が "Overhead the albatross hangs motionless upon the air", 「頭上 空高く アホウドリが 宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる」で始まっている点、英語で「頭痛」を意味する "headache" にも「頭痛」だけでなく、「頭痛の種、悩みの種、困ったこと」といった意味があるわけで、"Overhead" と "albatross" の意味上の関連があってこうした wording, すなわち言い回しなり言葉遣いなりが為されたのか、その辺り、興味深いものがある。
つまり、単に「アホウドリ」という水鳥のイメージだけでなく、「アホウドリ」=「頭痛の種(心配事、困り事、悩みの種)」が「頭上」にあってといった意味合いが込められている、そういったダブル・ミーニング的なニュアンスがあるのかどうか。

*2 time (tide)

この箇所、"time" にも "tide" にも聞こえる。文脈上、"tide" であっても不自然ではないと思うが、ネット上の歌詞サイトで見る限り、"time" としている方が多いようだ。
"distant time" なら「遠い過去の時代」といった意味合いになると思うが、"tide" も「潮の流れ」「潮流」の他に文語として「好機」「潮時」、更にはやはり文語で「季節」「時期」といった意味として使われるケースがあり("Christmastide" などのように結合語の一部としてというケースが多いようだが)、"distant time" なら「 遠い時代」「遥かな過去」といった訳し方ができる一方で、"distant tide" も似たような意味で解釈することは可能だと思う。
そこで、当該の箇所 "The echo of a distant time (tide)" については、"tide" の一般的な意味が「潮の流れ」であることも踏まえ、かつ "distant tide" としての解釈を先に持ってきた方が日本語としてのリズムがいいように思えたため、「遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が」と訳すことにした。

*3 willowing

willowing は難関。"willow" が動詞として使われることは、極めて稀だろうと思う。"willow" だけなら通常は「柳」の意だが、これを動詞として使うなら「開繊機にかける」という意味の極めて特殊なケースの場合になる。
結局、筆者は、"Comes willowing across the sand" については、些か苦し紛れであるが、前後の文脈を考えた上で、「砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る」という長めの日本語表現にした。
この歌の歌詞における "willowing" の解釈は非常に難しく、英語話者の間でも議論されているくらいのもののようだ。
以下は、訳す際、"willowing" という、"willow" は「柳」の意の名詞でありながら "willowing" と動名詞に変化しているかに見えるこの箇所について、何か特殊な意味の(「開繊機にかける」の意味以外の)動詞としての "willow" があるのかどうか、何か手掛かりがないかとググって見つけたウェブ上の複数意見。ただし、これを見ても、結局、はっきりした結論は出ない。というか、正直言って、途中まで読んで、最後まで精読しないままに、歌詞和訳の作業に戻ってしまった(笑)。
なお、前項 *2 time (tide) との関連で言うと、前項において筆者が 〜 "time" にも "tide" にも聞こえるがネット上の歌詞サイトで見る限り "time" としている方が多いようだ 〜 としている件、以下のリンク先では質問者は "tide" の方を採用している。

*4 green

"green" は当然ながら、普通、日本語では「緑色」ということになるわけだが、英語の "green" には(形容詞として)「緑の」「緑色の」といった意味の他に、「(植物などが)青々した」とか、「(青々とした植物のように〕若々しい」「元気な」とか、「(果実が)青い」「未熟の」、それが転じてということなのだろうが、「(青い果実のように人が)未熟な」「経験の浅い」「世間知らずの」といった意味がある。ついでながら("Echoes" の歌詞の中においてどこまで「ついで」か分からないが)、「(顔色が)青ざめた」「吐きそうな様子で」「体調が悪そうな様子で」といった意味もあるようだ。
また、上記より更に「ついで」ながら、交通信号の中の日本語でいうところの「青信号」は英語では "green", "green light", "green signal", "green traffic signal", "green traffic light" といった言い方になり、いずれにしても "green", つまり日本語に直訳すれば「緑」「緑信号」であって、これに関しては英語話者の色彩感覚は日本人一般のそれと異なる事になる。要するに、英語の "green" と日本語の「緑」、英語の "blue" と日本語の「青」は、その意味するところがぴったりイコールで一致するわけではない。
"And everything is green and submarine" については、上記のような微妙なニュアンスを気にしつつ、「そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に」という日本語のフレーズに置き換えることにした。

*5 stir(s)

"stir" と言えば、筆者の頭に最初に浮かぶのは他動詞で「(スプーンなどの器具で液体を)かき回す、かき混ぜる」、自動詞で「(スプーンなどで)かき回せる、かき混ぜられる」といった意味になる単語だが、"stir" (はこの歌の歌詞の該当箇所では自動詞) には自動詞として他に「(位置が)わずかに動く」「ずれる」「揺れる」、「(休息後に)目覚める」「活動する」、また(文語として)「(感情が)呼び覚まされる」「(感情が)湧き上がる」、(話語として)「(騒ぎなどが)起きる」「発生する」といった様々な意味がある。
"But something stirs and something tries" については上記を踏まえ、「しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める」と訳すことにした。

*6 A million bright ambassadors of morning

"A million" はもちろん、日本語に直訳すれば「百万」。ただ、ここで表現したいことは、「数え切れないほど沢山の」といったニュアンスだろうと思う。些か冗談めくが、通貨価値からしても "A million" US dollars はかなりの大金だが、「百万」円となるとそれと比べた場合にはそこそこの大金(筆者にはそれもかなりの大金だが、笑)。
いずれにしても、この歌詞の上記フレーズの中での "A million" は、日本語に置き換えた場合は「何百万もの」とした方が相応しいと考え、"A million bright ambassadors of morning" は日本語で「眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使」と表現することにした。

*7 「14年前」とあるのは、今日 2021年5月13日時点ではもはや, ほぼ 15年前!

以下のリンク先にあるのは、筆者が 14年前、2006年5月21日に (HTML で) 書いて、自分のホームページにアップした、"Echoes" 収録アルバムである "Meddle" についての比較的短い、かつ私的(当たり前か、笑)レヴュー。
ただしそのホームページは近年全く更新していない。また、2001年夏に本を買って HTML 独学して 1週間ほどで立ち上げた、ホームページ作成用簡易ソフト不使用のウェブサイトで、以降一切、仕様を変えておらず、現在、とりわけスマホなどから閲覧しようとすると OS のヴァージョン次第では文字化けする(威張ることじゃないけど、まぁ威張ってはいないけれど、いつもこれ書いてるんだけど、でも初めて見る人には「初めて」なわけで)。

次章以降 〜 これまでの ピンク・フロイド Echoes 歌詞(英語原詞, 筆者による和訳つき) note 投稿へのリンク

過去の note 投稿のうち, ピンク・フロイド Echoes 「英語原詞」の中の一箇所を誤って掲載していた部分については、たった今, 編集して訂正した。訂正とはすなわち(ただし前々章に記したように 1971年に彼らがイタリアのポンペイの遺跡でライヴ演奏した時は "called" と歌っている)、

正 And no one showed us to the land
誤 And no one called us to the land

ピンク・フロイド 「エコーズ」 を和訳する 〜 空を見上げ、アムリトサルで、ダラムサラで、ポンペイで、そしてスタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」を観ながら聴く、不朽の名作 "Echoes" by Pink Floyd

インド・アムリトサル ... この時はまだ歌詞を和訳してはいなかったけれど BGM の中に, そして今日の note 投稿の冒頭の章で言及したように, この時に載せた英語原詞については正しく "And no one showed us to the land" と掲載していた。

上の上のリンク先, ピンク・フロイド Echoes 歌詞和訳 note 初出投稿のタイトルで触れている インド・ダラムサラ はここ!

ポンペイで、アムリトサルで、ダラムサラで聴く 〜 ピンク・フロイド 「エコーズ」 (歌詞和訳)

今日の note 投稿の第2章で記したように, 以下のリンク先 note 投稿に載せた 1971年10月のピンク・フロイド Echoes LIVE at Pompeii Italy においては, "And no one called us to the land" と歌われているのだが, 筆者はこの時の投稿でご丁寧にも(笑, なんとまぁ)スタジオ・ヴァージョンの Echoes についても掲載していて、そちらは先ほど, 訂正して "And no one showed us to the land" とした。

2001年宇宙の旅 と ピンク・フロイド 「エコーズ」 の シンクロニシティ 〜 歌詞和訳

付録!

「ブレードランナー」から「2001年宇宙の旅」/ "Echoes" へと巡る旅 〜 〜 経由地は「いまを生きる」「6才のボクが、大人になるまで。」「生きる」「ゴンドラの唄」, "To the Virgins, to Make Much of Time", 途中下車して「ウィンザーの陽気な女房たち」, "Welcome to the Pleasuredome" "Relax", 「アポロの歌」, "If" & "If", 「ツァラトゥストラはこう語った」

宙に舞い静止するアホウドリ 〜 ピンク・フロイド Echoes 和訳, フィンランド・ヘルシンキ編

昨日, 2021年5月12日, 以下リンク先(本章, ってか今日の本 note 投稿の一番下, 下の Echoes 2001 edited version, 英語原詞と筆者による和訳のその下!)の note 投稿をした後, Echoes を大して広くもない我が家の居間で Echoes させながら歌っていて, それはいつも通りだったのに昨日はなぜか不意に, 今日 2021年5月13日の本 note 投稿で取り上げたように, ネット上の歌詞サイトの一つから入手して掲載していた Echoes 英語原詞に一箇所, 誤りがあったことに気づいたのだ。まさしく不意の出来事だった。そのうえ, "And no one sings me lullabies, and no one makes me close my eyes, so I throw the windows wide, and call to you across the sky", 私に子守唄を歌ってくれるものなどいない, 私の目を閉じさせるものもいない, だから私は窓を大きく開け放ち, 空の向こうのあなたに呼びかけるのだ ♫

Echoes ってのは元々, ピンク・フロイドの 1971年のアルバム "Meddle" に収録されていた, 以上, それにあやかっての, 歌詞などあまり気にしない人にとっては(それはそれで勿論かまわないと思う, 当然ながら)「おせっかい」な投稿でありました!

Echoes 〜 Pink Floyd, its edited version from their fourth compilation album "Echoes: The Best of Pink Floyd" released on November 5, 2001 (originally included on their sixth studio album "Meddle" released on October 31, 1971)

Overhead the albatross hangs motionless upon the air, and deep beneath the rolling waves in labyrinths of coral caves .. The echo of a distant time (tide) comes willowing across the sand, and everything is green and submarine ..

画像1

頭上 空高く アホウドリが (*1)
宙に舞い上がったまま静止して垂れ下がる
そして 揺れる波間の奥深く
珊瑚の洞窟の迷宮の中
遠く離れた潮の流れ 遥かな過去の残響が (*2)
砂地を越え 風に舞う柳の如くゆらゆらとやって来る (*3)
そして 何もかもが青々とした緑色を成し 海の底に (*4)

誰も我々を陸地に導かなかった
誰もが 何処にいるのか 何故そこにいるのかを 分かっていない
しかし何かが目覚めて動き出し 何かが試みを始める (*5)
そして 光に向かって 登り始めるのだ

通りすがりの見知らぬ者どうしが
偶然にも 一瞬その視線を交わす
実は私はあなたであり 私が見ているのは私自身なのだ
私はあなたの手を取り
この地の何処(いずこ)かに導き
自らができる最上のことは何なのか 理解することになるだろうか?

先に進むよう呼びかけるものなどいない
視線を落とすよう強いるものもいない
言葉を発するものはいないし 我々のように試みるものもいない
太陽の周りを飛ぶものなどいないのだ

雲ひとつない毎日 あなたは 覚醒した私の眼に舞い降りる
私に起き上がるよう 誘い(いざない) 鼓舞しながら
そして 壁に埋められた窓を通し
陽の光の翼に乗って差し込んでくるのは
眩い(まばゆい)ばかりに光り輝く何百万もの朝の大使 (*6)

私に子守唄を歌ってくれるものなどいない
私の目を閉じさせるものもいない
だから私は窓を大きく開け放ち
空の向こうのあなたに呼びかけるのだ

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注釈 *1~6 については, 今日の本 note 投稿の第3章「ピンク・フロイド Echoes 〜 歌詞和訳」にて掲載。

(以下の note 投稿の中も, 既に本件訂正済み)


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