草の根 企画の カーニヴァル 〜 デンマーク・コペンハーゲン: 1983年5月22日(写真15枚)
1983年4月26日に横浜港を発って始めた, ユーラシア大陸「ほぼ」一周の旅
全部リンク載せたらキリないので, ナホトカ・ハバロフスクの note は飛ばして
イルクーツク note とモスクワ note も飛ばして ♫
少なくともあの頃のロシア(つまり当時のソ連!)はあんまりヨーロッパっぽくなかったから、フィンランドからがヨーロッパ ♫
フィンランド
スウェーデン
ノルウェー・オスロに続き、ラッキーな巡り合わせ
というのは、今日のメインは次の次の章から取り上げる, デンマークの首都コペンハーゲンで楽しんだカーニヴァルについてなんだけど、その前のノルウェー(首都オスロ)でも同国の「独立記念日」に近い意味合いの「憲法記念日」にタイミングが重なり、パレードをはじめ, オスロの街中で繰り広げられたお祭り騒ぎを体験していたから(タイトル写真はノルウェーの記念日に合わせてスウェーデンの首都ストックホルムからやってきたスウェーデン人のストリート・ミュージシャン)。
デンマーク・コペンハーゲン 〜 赤いワインをぶちまいた, 遠い夕映え, 背に受ける ♫
前章にリンクを付したノルウェー・オスロの「憲法記念日」(独立記念日)見聞記 note のタイトル写真はストリート・ミュージシャンだけど、そう言えば以下リンク先 note にもストリート・ミュージシャンの写真を掲載している(コペンハーゲンで観たファミリー・バンド)。
コペンハーゲン・カーニヴァル
先に カーニヴァル と関係ないことを書いておくと、5月21日にはデンマークにおける戦前の対ナチス・レジスタンスの闘いを後世に伝えるための博物館に行った。同様の趣旨の博物館はノルウェーの首都オスロにもあって、5月18日に見学した。これらについては、また機会があったら書きたい。
それと, 5月21日にコペンハーゲンの自由博物館(上記の博物館)を見学した後、一人の韓国人と知り合って親しくなった。彼は母国の会社から派遣されてスウェーデンの首都ストックホルムで勉強していたが(スウェーデンの通信機器メーカー, エリクソンにて)、貴重な機会を利用して週末はヨーロッパの様々な国を旅行していた(この頃の韓国はまだ全斗煥大統領の軍事政権下で、韓国の一般の人たちが母国を出て観光目的で海外を旅することは極めて困難な時代だった)。彼とはその日から22日にかけての 2日間、実にいろいろなことを話し合った。その後、このユーラシア大陸「ほぼ」一周旅行の最後の訪問国である韓国で彼と再会することになったのだが、こうしたこともまたいつか別の機会に書くかもしれない。
さてさて、ではでは、コペンハーゲン・カーニヴァル ♫
ラッキーだった。直前の訪問国・滞在国ノルウェーでも同国が盛大に祝う「憲法記念日」(独立記念日)の時期と重なる(前々章)幸運に恵まれたのだが、ここデンマーク(首都コペンハーゲン)では、年に 1度開催されるビッグ・イヴェントである カーニヴァル と重なった。コペンハーゲンには 5月19日(前夜ノルウェー・オスロを発ち夜行列車で同日朝, 着)から 5月22日まで 3泊4日滞在したのだが(同日夜コペンハーゲンを夜行列車で発ち翌 5月23日早朝, 当時の西ドイツのハンブルクに着)、滞在3日目の5月21日が、その盛大な カーニヴァル の初日だった。
カーニヴァル はその年は 5月21日から23日までの 3日間行なわれていたもので、筆者の5月22日付の旅日記に書いてある, カーニヴァル で賑わう街中で知り合ったデンマーク人女性から聞いた内容によれば、「この カーニヴァル は『草の根』("grass roots" と言っていた)による企画で始まったもので、今年が 2回目」(*4)。Jesus Christ に関係するようなものなのか(*1)と尋ねたら、「宗教とは関係ない」とのことだった。日記には、グラス・ルーツときいて, この カーニヴァル がますます好きになった, とその時の自分の感想も記されている(前日の日記に既に, この街の カーニヴァル にかなり好印象を持った様子が書いてある)。
*1 カーニヴァル の始まりは「謝肉祭」、元々カトリックなどキリスト教文化圏で行なわれてきた行事。ただ、現代ではそんな宗教的背景を持たずとも、祝祭として人々が楽しむ例も多いと思う。
*2 ちょっと関連するものとして、アメリカ合州国ニューオーリンズの マルディグラ, そしてイタリア・ヴェネツィアの カーニヴァル。
*3 カーニヴァル はそれぞれ発音は微妙に違うけどフランス語やスペイン語・ポルトガル語などでは Carnaval, イタリア語では Carnevale, 英語では Carnival, ドイツ語では Karneval, そしてデンマーク語では Karnevallet で, その発音は以下の中にある(日本の天狗にやや似ている仮面の写真の下)。
*4 前年1982年に始まったばかりのコペンハーゲンのカーニヴァル を旅程が重なって楽しむことができたわけで、その意味でもラッキーだった。
*5 ちょっと脱線して、大貫妙子とサンタナの「カーニヴァル」(発音も綴りもそれぞれ異なる)。二者択一で コペンハーゲンの カーニヴァル にお似合いなのはと言えば、そりゃもうサンタナ ♫
Carnaval 〜 大貫妙子
Carnaval/Let The Children Play/Jugando ♫ 〜 Santana
サンバのリズムにのって, パレード 〜 写真 8枚
前章の最後にリンクを載せたこれをもう一度 ♫ 写真はその下から。
Carnaval/Let The Children Play/Jugando ♫
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
公園でダンス, 大道芸 〜 写真 7枚
9)
10)
Let the Children Play ♫
11)
Dance Sister Dance ♫
12) コペンの女性と当時22歳の筆者。筆者が小さいのか、それとも彼女が大きいのか(笑)。
13)
14)
15)
合うかどうかは別にして(まぁしかし上の写真の彼女, ビール瓶持って踊ってたのか走ってたのか, とにかく彼女にはこの歌の歌詞はともかくリズム, ちょっと合うかもしれない, 笑)、ここで再び(前々章で載せてる)、大貫妙子の Carnaval ♫
Danish Girl が歌う 〜 ポール・サイモンの "Late in the Evening" ♫
せっかくだから、デンマークの人が演奏してる, 歌ってる音楽を載せたくて。歌ってるのは、デンマーク南東部の街 Kolding にある音楽学校の学生さんだと思う(たぶん!)。ウェブサイトはデンマーク語、YouTube クリップの歌い手や演奏者の紹介もデンマーク語ながら、歌は元歌通りの英語!
Late in the Evening (Paul Simon) 〜 Helene Tungelund, Kolding Musikskoles Gallakoncert 2015 (Kolding Musikskoles Bigband dirigeret af Peter Brem) ♫
*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。
Bonus track 1: ポール・サイモンが歌うオリジナル 〜 Late in the Evening ♫
スタジオ・ヴァージョンもいいけれど、これはライヴ。作者(作詞・作曲者)であるポール・サイモンが歌う, という意味で「オリジナル」と付けた。
Late in the Evening 〜 Paul Simon LIVE 1992 ♫
*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。
Bonus track 2: 今日はこの人の曲を沢山フィーチャーしたから, あらためて, サンタナ 〜 Europa ♫
Europa (Earth's Cry Heaven's Smile) 〜 from Santana's seventh studio album "Amigos", released on March 26, 1976 ♫
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