見出し画像

従姉妹から紹介された男性に会ってみた~伝説のクチャラー~

私は2020年春に長年働いていた仕事を辞めた。

前向きな退職では決してなかった。
やむを得ない退職だった。

ノープラン、ノーライフ。

そんな言葉が頭に浮かんだ。

 
 
30代未婚彼氏なしというヒエラルキー底辺の私は
まだ仕事があることが救いだったが
その仕事をなくしたことで何もなくなった。

なくなったのなら、手に入れるしかない。
もしくは、作るしかない。

 
 
退職が決まった時、私は婚活が頭をよぎった。

理想としては、27~28歳の時に結婚したかった。
だが、婚約破棄されてしまった。
その後の様々な出会いや別れを繰り返しつつ
独身のまま仕事に燃えた。
だけど、今仕事さえ失った。

 
私はこれからどうしたいのか。
私は考えた。

私の描いた未来と今は違う。
私は仕事を続けたまま、新たな恋人が欲しかったのだ。

 
仕事をなくした今、私が真っ先にやることは何か。果たして転職活動なのか?
転職活動をして、今から新しい仕事を始めたら
私のことだからバリバリ働いてしまいそうだ。

 
恋愛か仕事なら
生きるために必要なのは間違いなく仕事だ。

だが
新しい仕事に燃えてしまったら、恋愛どころではない。
出会いがなかったら、また結婚が遠のいてしまう。
いや、そもそもコロナ禍の中、新たな仕事を始めるなんて
病むのではないのか。
心身不調になるのではないのか。

そんなことになったら、恋愛が更にかすれてしまう。

 
今、私がやるべきは婚活ではないのか。
恋が上手くいけば
彼の家付近で仕事を探せばいいのではないのか。
いや、そもそも私はガッツリ働きたいのか。
前の仕事に私は情熱を注ぎ過ぎた。
あの仕事にはやりがいやいきがいや若さや勢いがあったから取り組めたけど
30代になってからまた一から仕事を始め
正職員でバリバリ働くことは
本当に私の望みなのだろうか。

 
 
私は思い描いた。

私の今の理想は、彼氏と半同棲をすることだ。
仕事は週5で8時間勤務はいいが
もう正職員は嫌だ。 

責任をとらされて怒られてばかりは嫌だ。
全てを注いで退職に追い込まれたくない。
世の中はどうせブラック企業しかない。

責任をもう少し軽くした立場で働きたい。
サービス残業だらけももう嫌だ。
多少給料が下がってもいいから
人間らしく過ごしたい。
残業はともかく、週休二日が確保できたらありがたい。

 
そこまで考えて、私はハッとした。

私の本心としては、もうガッツリ働きたくないのだ。
好きな人との穏やかな二人暮らしを欲していたのだ。

 
 
だが、私の夢や理想は相手ありきだ。

婚約破棄後に何年間も婚活をした。
婚活仲間が結婚していく姿を何回も見送ってきた。 
同級生の多くは結婚していて
子どもがいたり
マイホームを建てている。

結婚していない同級生は
みんな正職員で仕事をバリバリしている。

 
私はどちらにも今は属していない。
居場所も行き場もなかった。
私の夢は今の私からしたらあまりに遠くて
無謀だった。

 
 
 
そんな時に、従姉妹が遊びにやってきて、私に言った。

「二人さ~フリーな人いるよ。私は合わないんだよね。紹介しようか?」

 
神様、仏様、従姉妹様である。
私は前のめりに食いついた。

  
 
婚活を何年間もしてきて
私は一つの仮説に辿り着いた。

知人の紹介が一番安パイ

という仮説だ。

 
  
婚活は個性的な人がひたすら多い。
様々な婚活をした結果
知人の紹介もしくは合コンが
一番まともな人と出会えた。

私をよく思ってくれていたり
私と関係が良い知人ほど
一定の基準以上の男性を紹介してくれた。

 
実際、数年前に従姉妹が紹介してくれた異性は、婚活で出会った中で上位ランクでまともだった。
恋愛には発展しなかったが
私は従姉妹の見る目を信じていた。

そして何より、従姉妹にとって私は妹みたいなものだった。
私と従姉妹は近所に住んでいて
幼い頃からよく一緒に過ごしていた。
妹のような存在の私に
従姉妹が変な異性を紹介するわけがない。

  
私「ちなみに、その二人はどんな人?」

 
従姉妹「一人はゴリラっぽい人でね、専業農家跡取り長男。●歳。バツなし。お父さんが亡くなっていて、お母さんと二人暮らし。

お母さんの気が強い。」

 
私&母「うーん…………。」

 
私と母は唸った。
あまり気が進まなかった。
私は気が利かないし、テキパキ動けないタイプだし、専業農家の嫁はハードルが高いと感じた。

しかもその条件は
完全に農家の嫁がほしいだけだ。
跡取りの子どもを早めに産むことも条件だろう。

 
私の理想とは、違う気がした。

 
私「もう一人は?」

 
従姉妹「もう一人はイケメン。一人暮らし、バツイチ。子どもは母親が引き取っている。●歳。趣味でギターやっていて、熱狂的なミスチルファン。」

 
私「いいじゃん!」

 
従姉妹「ただ…………」

 
私「ただ?」

 
従姉妹「欠点が一つ。クチャラーなんだよ。」

 
私「クチャラー………。」

 
私は友達の顔が浮かんだ。

クチャラー…食べ物を食べる時にクチャクチャと音を立てて品なく食べる様をさすが
友達の彼氏(現旦那様)がクチャラーだった。

 
友達「本当にいやっ!食事が楽しめないっ!」

 
友達は私によく愚痴っていたし
それで別れることを検討していたくらいだった。
それを指摘してケンカになったり
直すよう伝えたりと
紆余曲折を経て結婚に至ったことを私は知っている。

 
食べる時のマナーが悪い。

これは、非常にマイナス点だった。
婚活はまず最初は食事デートが普通だし
生活は衣食住が基本だ。
食事の好みが合うかどうかも、付き合うか否か、別れる別れないの基準になりがちだが
クチャラーの場合、付き合うまでに至らない。 

「あ……この人、ないわ。」

と、女性が思う決定打になりやすい。

 
 
確かに私もクチャラーだと恋愛に発展しにくいことは知っているが
身近で私はひどいクチャラーを見たことがなかった。
私が鈍感なのか、たまたま出会わなかったのかは分からないが
クチャラーがどれだけ不快なのかを、実体験では感じたことがなかった。

 
私「そんなにひどいクチャラーなの?」

 
従姉妹「今まで、何人か友達を紹介したんだけどさ~…全員が初回デートで、クチャラーを理由に付き合うのは無理だと感じているのよ。」

 
私「それはもはや、伝説のクチャラーじゃん。逆にどれほどか見てみたいな。」

 
従姉妹「いい人なんだよ。気が利くし、料理も好きだし、優しいし。ちょっとミスチル信者過ぎるのがアレだけど、まぁ、他はいいんだよ。

ただ、クチャラーがネックで、みんな友達止まりになっちゃう。イケメンなんだけどね。」

  
私「クチャラーかどうかは見てみないと分からないしな~……紹介して♡」

  
従姉妹「いいよ~。聞いてみるわ。」 

 
 
私は気になった。
イケメンで性格が良いから出会いがたくさんあるにも関わらず、クチャラーが難点で恋を逃している伝説のクチャラーに興味を持った。
なお、当の本人は、クチャラーでフラれていることは知らないとのことだ。

 
 
クチャラーさんを、Aさんとする。

AさんとLINE交換をしてから、毎日LINEをした。
会話が普通にできた。
それだけで、ホッとするほど嬉しかった。
LINEアイコンが被り物をつけた自分の姿で、個性派なのは少々気になったが
まぁそれよりも会話が普通にできることが何より嬉しい。

婚活はLINEでまず躓きやすい。
LINEの頻度や文体や何やらで色々障害や問題があり
初デートまでいかないこともよくある。

だから、LINEがまともというだけで私は非常に嬉しかった。

 
 
話の流れで、初デートはカラオケになった。

私もAさんもカラオケが好きだったからだ。
初デートがカラオケなんて、高校や大学時代のようなノリだなぁと感じたし
婚活らしからぬ流れだなぁとも思った。

普通はランチデート二時間が無難だ。

まぁ、従姉妹からの紹介なので、婚活らしい堅苦しさがないのだろう。

 
 
待ち合わせ場所はAさんちの近くだった。 

通常は女性側の家の方で待ち合わせがベタで
男性が自分ち寄りの場所を指定してきた時はその男性を警戒せよ

というのが婚活ルールにはある。
思いやりや配慮が足りない男性という印象になってしまうのだ。

 
だが、その日、私は友達と夕飯を約束していた。

その動線上にカラオケ屋があったというのと
地元でデートして、周りにバレたくないというのが
私にはあった。 

だから、今回のケースに関しては
カラオケデート場所は妥当であった。

 
 
その日は朝から雨が降っていて、カラオケ屋の駐車場は混んでいた。
私は離れた場所に停めるしかなかった。

傘をさしても雨粒が足元や服を濡らした。
初デートにはあまりよろしくない状態で、私はカラオケ屋に入った。

 
Aさんは先に待っていた。
写真でもイケメンだったが、実際もイケメンだった。
お互いに約束時間5分前には着いていた。
先に彼が着いて待っていてくれたことが嬉しかった。

 
Aさんは既に予約をしてくれていたし、ドリンクバーでもさり気に持ってくれたりした。
部屋に入ってからも気を配っていた。

まともないい人だ……

私は序盤から感動した。
感動すればするほど、【伝説のクチャラー】という言葉が浮かんだ。

 
この人は恋愛にはならず、いい人止まりになるほどのクチャラーなんだよなぁ…

 
と、ついつい考えてしまった。

 
 
まずは何か軽くつまもう、と
ポテトやピザや唐揚げを注文した。
お手並み拝見だ。
どれほどのクチャラーかを見てみよう。

そう考えていた私に、Aさんはピンク色の紙袋を渡した。
中にはマカロンや焼き菓子が入っていた。

 
「今日はこっちまで来てくれてありがとう。これ、うちの近くで美味しいって評判の焼き菓子。●●(従姉妹)から、ともかちゃんが甘党って聞いていたから、喜んでくれるかなーと思って。」

 
 
………イ、イケメンやー( ̄□ ̄;)!!

初回デートからお菓子くれたー!!

 
さすが、モテるイケメンは違う。
結婚したことがある男性は違う。
気配りが半端ない。

 
昔はバツイチというとあまりいいイメージがなかったが
アラサーになってから、私にとってバツイチはマイナスイメージではなかった。

 
結婚したことがあるということは
異性と付き合い、相手が結婚したいと願うほどの魅力があったという証だ。
別れたにしても
未婚の私よりライフステージは先にある。

離婚理由や親権、子どもがいるかいないか、子どもが何歳か等は多少気になるが
バツイチはもはや私の中でマイナスでは決してなかった。
むしろバツイチの方は優しかったし、気配りが素晴らしかった。
婚活市場でまともな人はバツイチ率が高かった。

 
 
気持ちがホクホクしたところで、注文した物が届いた。
サラッと取り分けてくれる。

マメだ、この人。

私はマメな男性が好きだった。
好感度は更に上がった。

 
食べたり、飲んだりしながらさり気に様子を見たが
クチャラーさは伝わらなかった。
片手で食べられるメニューばかりだから
箸使いはガッツリは見られなかったが
それでもチラッと見る限り、箸使いは悪くない。
クチャラーさも、悪目立ちしない。

 
私はAさんのクチャラーさは気にならない!

 
伝説のクチャラーに勝った気がした。
もうこれは今日のデートがほぼ成功したようなものだ。
心の中で私はガッツポーズをした。

私さえ気にならなければいいのだ。
私にさえモテモテならばいいのだ。
他の女性が恋愛対象としてみなさないならこっちのものだ。
浮気の心配がなくてよいではないか。

 
「へぇ~ともかちゃんって福祉職なんだ!いいね。障がい者の支援や仕事、楽しそうだね。福祉職のイメージが変わったよ。」

  
Aさんと仕事の話をした時、Aさんはそうも言ってくれた。

私はその時既に退職は決まっていたけど
まるで願いを込めるかのように
今後も働き続けるかのように話していた。

 
我ながら、仕事の話をしている自分は活き活きしていると思った。
あと少しで退職がまるで嘘みたいに見えた。
Aさんは、私に退職が決まっていて、毎日のように泣いて過ごしていることを知らない。

 
もうすぐ退職なんて、Aさんはまだ知らなくていい。
恋が上手くいったら話せばいいだけだし
計画通り
恋が上手くいったら、Aさんち寄りで職場を探せばいいだけだ。

 
障がい者に関わる仕事をしていると言うと、婚活ではあまりいい反応はされなかった。

「大変だね。」
「偉いね。」
「障がい者って怖くない?」

大概はこう言われて終わりだ。

   
 
だからこそ、私の仕事の話を聞いてくれて、肯定してくれるだけで好感度は上がった。
Aさんは本当にいい人だった。

 
 
飲み食いし、話して心をほぐしたところで、いよいよカラオケタイムスタートだ。

Aさんは立ち上がって歌い出した。
ミスチルの曲だった。

 
桜井さん、入ってるなぁ…………

  
私は率直にそう思った。
上手いか下手かで言ったら、もちろん、上手い。

  
だが、全てが桜井さんなのだ。

 
その後、ミスチル以外も色々歌っていたが、桜井さんの真似をするかのような歌声、歌い方が気になった。
桜井さんの真似をするAさんが●●の曲を歌ってみたシリーズを聞かされている気分だった。

ブレスケアも小まめにしていた。 
趣味がギターでミスチル大好きなことは
カラオケ開始して数分ですぐに理解した。

 
 
私もミスチルは好きだし、ミスチルの話をしたり、ミスチルの曲を歌ったりもした。
私はカラオケ時、一緒に行った人によって選曲はかなり変わる。

A「ともかちゃんは誰が好きなの?」

  
私「ポルノグラフィティとスピッツが好き。ファンクラブ入ってます。」

 
A「あー、昔、流行っていたよね(笑)」

 
 
 
 
……………………は?

 
今、何を言いやがった、こいつ?

 
 
 
特定のアーティストファンに、決して言ってはいけないことが、そのアーティストの活動や存在を侮辱することだ。

確かにシングルの売り上げは昔発売した曲の方がすごい。
シングルの発売テンポも、以前より活発ではない。

 
だが、ポルノは2019年にデビュー20周年を迎え、東京ドーム2Daysを成功させた。
2019年に発売したシングルはアニメ主題歌だ。

スピッツも2019年に朝ドラ「なつぞら」主題歌に抜擢されていた。

 
解散はしていないし、現役でバリバリ第一線で頑張っている。

 
 
だが、ここで私が何かを言ったら、ポルノグラフィティやスピッツのファンの民度を下げる。
一般人とファンの温度差なんてこんなもんだ。
私だって流行に鈍感だし
特別興味はないアーティストに詳しくはない。

 
ここで怒りを顔に出したら負けだ。
ここでムカつくのは、私の器が小さいだけなのだ。

 
 
ただ、私の中では、「いい人だけど、恋愛はないな。」と思った。
まさかの、クチャラー以外で【ない】と感じた。 

 
ポルノグラフィティとスピッツを受け入れられなかったり
侮辱する人を私は恋愛対象には見られない。

まして
音楽好きで
特定のアーティストが熱狂的好きでいるにも関わらず
ファンクラブに入っているとさえ言った私に
先ほどの発言はあまりにも無神経過ぎた。

 
あくまで私にとっては、だが。

 
 
「ともかちゃん、ポルノ好きな割に、さっきの別の曲のが上手く歌えたじゃん。」

「この曲難しいからすごく練習したんだ。二番のここの歌い方にはコツがあってね…!」

 
Aさんに悪気がないのは分かるが
段々と私の歌や歌い方の指摘が始まり
自分がいかに歌が上手いかのアピールが始まった。

だからなんだ、と言いたい。
そんな指摘やアピールは
楽しい時間には繋がらない。 
 
 
そんな中、カラオケは終わりを告げた。
私がそろそろ出発しないと、友達との約束に間に合わないからだ。
友達との約束を入れていてよかった。

 
カラオケはAさんがやや多めに払ってくれた。
私より一回りくらい年上だが、驕りではなかった。

 
前半、好感度が高かった分
後半の言動でいくつかガッカリしてしまった。

そんな初回デートだった。

 
 
 
「今日は楽しかったです。またご飯にでも行きましょう。」

と、デート後にLINEを送り合ったのを最後に
お互いに連絡はしなくなった。

 
婚活あるあるである。
初回デート後のLINEが、最後のやり取りになりがちだった。
社交辞令LINEになりがちだったのだ。

 
 
 
私とAさんはお互いに両思いだった。

「可もなく不可もない。再び連絡するほどでもない。」

おそらく、お互いにそう思ったから
連絡は途切れた。

 
Aさんや従姉妹は
従姉妹と私とAさんの三人で遊びに行きたがったし
何回か誘われたが、私は断った。
人柄やカラオケは構わないが、歌やポルノやスピッツを批評されたくなかった気持ちが強い。

私は男友達がほしかったわけではないし
気の合う男友達なら他にいる。
批評カラオケにわざわざ行くほどではない。

 
 
更に初デートからしばらくしてから
日本では緊急事態宣言が出ていたし
コロナの影響がひどかった。

 
「恋に現を抜かしている場合ではない。まずはやっぱり転職が大切じゃないか。

恋愛なんてそんなに上手くいくはずないよな。」

 
 
私は逆にAさんがきっかけで、転職活動に頭を切り替えた。

彼氏がいなくても悔いなし!
ポルノグラフィティとスピッツを好きで悔いなし!

と、私は心から思った。

 
 
 
だが、従姉妹から二人紹介してもらったが
二人とも決して悪くはなかった。

婚活パーティーより相談所よりその他諸々で出会った男性より
従姉妹の紹介した男性は、よっぽどまともだったのだ。

  
Aさんにしても、また誘われたり、LINEが来たら会っても構わないくらいの好感度ではあったし
従姉妹交えて遊んでも構わないくらいの好感度ではあった。

ただ、コロナ禍と無職と独身が重なった私が
積極的になれなかっただけだ。

 
 
 
Aさんがきっかけに婚活は一旦休み
私は転職活動を行ったが上手くいかず
コロナも一向に収まらなかった。

そして私は再び恋愛がしたくなり
Aさん紹介から数ヶ月後
従姉妹からイケメンBさんを紹介してもらった。

 
Bさんは私に告白してくれ
ガンガン連絡したり、デートをしたがってくれ
最初は順風満帆に見えた。
従姉妹の人脈はすごいとしみじみ感じたほどだ。

 
だが、その人とは宗教の価値観のズレで
別れることになった。
従姉妹はBさんが宗教にハマっていることを知らなかったのだ。

だから、紹介した従姉妹に罪はない。

 
 

 
 
こうして従姉妹から異性を三人紹介してもらうが、結婚には繋がらないまま、2021年を迎えた。

「他にも紹介したい人いるけど、どうする?」

従姉妹は言う。

 
 
………………従姉妹の人脈、すごい。






 
 
 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?