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いるのは、その出会いを運命にできる人

「これは、運命の出会いだ!」

「運命の人に出会いたい…」

恋をするとき、運命を想像したり、期待することがよくあると思う。

代筆屋という仕事をしていてラブレターや復縁の手紙を書いたり、恋愛相談の話を聞いていると、「運命…」という言葉は比較的よく耳にする。

ただ恋愛について日々向き合っている代筆屋である僕は、運命の人なんていないと思っている。運命の出会いなんてないと思う。

もちろん信じることを否定しようとは思わない。

でも運命の人を探していて、その出会いを待っているならば、僕はあなた自身のことだと思うから。

いるのは、”その出会いを運命にできる人”なんじゃないかなと思うんだ。

運命の出会いはない。運命の人もいない。いるのは、その出会いを運命にできる人。

運命の人はいない、運命の出会いもないとは

運命の人がいることを信じている人がいる。運命の出会いを待っている人がいる。

でも本当にそうだろうか?

例えば、運命の人に出会った人がいるとする。

「運命の出会いだ!」「ようやく運命の人に出会えた!」

そう、思う。

相手も好きになってくれて、付き合ったとする。付き合って、うまくいく。

付き合って最初はうまくいっても、次第にうまくいかなくなって別れたりもする。

そうしたら、あなたはどう思うだろうか?

「ああこの人は運命の人じゃなかったんだ」

そう思うんじゃないだろうか。

そう、思うんだ。

僕らはそう思うんだ。言い方を変えればそれは”思い込み”ということにはならないだろうか。

出会って「運命の人だ!」って思って、別れて「運命の人じゃなかった」って思う。

ここでいう運命って、きっと思い込みだ。

だから運命に一喜一憂しなくてもいいと思うんだ。運命を待たなくていいと思う。

自分がそう、思っているだけだとしたら。

でもうまくいったときは…

じゃあ運命だと思って、うまくいった人たちはどうなんだろう。

それは運命の出会いで、運命の人に出会えたからじゃないか、とも思える。

たしかにそういうこともある。それはすてきなストーリーで、夢見る物語にはぴったりだ。僕もそんなことがあれば素敵だと思う。

それでも運命の人をただ待っていても出会えないとも思うから。

運命の出会いなんてなくて、あるのは運命的な出会い方。
運命の人なんていなくて、いるのはその出会いを運命にできる人。

恋を運とかタイミングに任せない。この出会いを運命にしたい、ずっと一緒にいるんだって、前向きに、主体的に努力できる人が好きな人とずっと一緒にいられるよなと。

僕らは運命の出会いがあると思っている。運命の人がいると思っている。

でもきっとそれはいい感じの運命的な出会い方であって、やっぱりその出会いを運命にできる人がいるだけだと思うんだ。

いろんな運命的な出会い方がある。

急いでいてぶつかって、助けてくれたり。本屋で同じ本を手にしたり。すれ違う電車で目が合ったりすることもあるのかもしれない。

共通点がたくさんあったり。境遇が似ていたり。何回か意図せずまた出会ったり。付き合って別れたけど、また寄りを戻したり。

その出会いを運命と思えば、運命になる。

そして本当の運命にできる人、ずっとお互い好きでいて一緒にいられる人たちがいる。

でもそれは”運命だから”じゃない。

意見が合わないこともある。喧嘩して嫌いになりそうな時もある。「別れようかな」と頭によぎる日もあるはずだ。

それでも乗り越えてきたから、運命になってる。

だから出会いを運とかタイミングに任せすぎない。任せてうまくこともあるけれど、いつだって動かせるのは自分だから。

前向きに、主体的に一緒に努力して、2人でいる時間をいいものにできているから、一緒にいられて運命にできているんだ。

だから運命の人がいるんだとしたら、きっと自分自身だと思うんだ。

その出会いを運命にできる自分自身が、運命の人なんだ。

8年前。当時19歳。

ふらっと入ったサンダル屋さん。

「いらっしゃいませ。」という声に目を向ける。

立ち止まった。思わず目を見開いてしまった。ビビッときた。

一目惚れだった。

「この人と結婚したい」ってそのときに本気で思った。運命だと思っていた。

それから3回お店に通って、話をした。3回目はただ彼女に会いに行くために。別にほしくもなかった靴用のケアスプレーを買った。

帰り際、振り返る。

「あの…」

不思議な顔をした彼女がいる。

「あの、よかったら…連絡ください!」

メモ用紙を渡した。そこには僕の名前とメールアドレスが書いてある。

驚いた顔をして、少し赤くなっていたけど、笑顔で受け取ってくれた彼女を今でもよく覚えてる。

僕にとっても、彼女にとっても。きっと運命的な出会い方だ。

8年経った今、彼女は今も僕のとなりにいてくれている。

妻と夫になったけれど、形は変わっても、変わらずもっと好きになっていっている。

でも僕に渡す勇気がなかったら、何も起こらなかったわけで。彼女が受け取っても連絡してくれなかったら何も起こらなかったわけで。

たぶんきっとその出会いを運命にできる2人だったから、今も一緒にいられているんだと思う。

もし運命の人がいるとしたら、それはきっと自分自身です。

待っていて、出会えることもあるのかもしれない。

それでもその出会いを運命にできるのは、あなただけだから。

いますぐに、まっすぐ。

好きな人には、好きって言おう。

愛したいものを愛してほしいから。

好きな人と一秒でも長く一緒にいることが、幸せになれると思うから。


運命の人がいるあなたへ

運命にできる人がいる物書きより

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