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【自分たちの「枯れた技術の水平思考」は?】

枯れた技術の水平思考」という言葉を知っていますか?僕は今朝初めて知りました。記事を読んで見ると、なるほどという事が沢山でした。ベンチャーと大企業、投資とイノベーションなど、学びが沢山でした。何より、この考え方は、普段僕が行なっている事業開発そのものだった。

枯れた技術の水平思考とは?

「枯れた技術」は、「すでに広く使用されてメリット・デメリットが明らかになっている技術」のことで、「水平思考」(エドワード・デボノ提唱)は、「既存の概念に捉われず新しい角度から物事を見る」ということであり、要は「既存の技術を既存の商品とは異なる使い方をしてまったく新しい商品を生み出す」。結果的に開発コストを低く抑えることができるのが特徴。

事業開発の実践

僕たちの法人では、既存の技術を他分野に応用する事で、社会的インパクトを広げる実践をしている。また、それを自社だけではなく、広く社会に応用できるよう考えながら実践している。革新性×再現性×既存事業との親和性が、社会的インパクトを増大させることに大事など考えている。

例えば、僕たちが行なっている介護離職を防ぐ取り組みには、医療や介護の当たり前の知識、技術を一般の企業の人に伝えることだ。介護離職を防ぐ取り組みをしている人の多くは、コンサルや社労士の方であり、医療や介護の専門家で実践している人は数える程だ。こんな感じです。

また、要介護者が良くなるという当たり前のことを実践し、発信する事もそうだ。リハビリテーション専門職は当たり前に実践している事が、実は介護の現場や一般の社会には、ほとんど伝わっていない。

自社や自分たちの専門性を視点を変えて応用する事で、とても大きな価値が生まれる。

業界を超えると価値がわかる

そのために必要なのは、自分のフィールドを離れて見ることや、クライアントの声に耳を傾け、状況を考え、その立場を追体験したり、多様な視点で考えることだと思う。例え、井の中の蛙でも、外に出れば自分の強みがわかる。特に起業を考えている人や事業開発に悩む人は、どんどん外に出ることをオススメします。今は、複業、プロボノ、など機会は沢山ある。

まだまだ、たくさんの枯れた技術が埋もれているはず。それらを水平思考し、社会に最適化していきたい。

そんなイノベーションが沢山生まれれば、さらに良い世の中になっていくと思う。イノベーションは何も特殊な開発だけじゃない。

皆さんにとっての、枯れた技術の水平思考は、どんなことですか?


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