藤田大介(学校や精神科で働く公認心理師)

フリーランスの公認心理師。ストレスチェック実施者。 主に精神科クリニックのカウンセラー…

藤田大介(学校や精神科で働く公認心理師)

フリーランスの公認心理師。ストレスチェック実施者。 主に精神科クリニックのカウンセラー(9年目)、スクールカウンセラー(5年目)、社外EAP(6年目)をしています。 その他、「聴く」や「考える」がもっと身近なものになるよう、オンラインワークショップを開催しています。

マガジン

最近の記事

セブンイレブンでカッサータを買ったら消費期限が2日過ぎていて、その後の対応が残念な上に衝撃の事実が判明した件

 あまりこうした批判記事は書きたく無いのですが、同じように消費期限切れの商品を誰かが手にする可能性があるので書くことにしました。少しでも多くの方に読んで頂き、注意喚起となれば幸いです。 1.経緯 まずは事の経緯を書きます。  11月18日の夜、近所のセブンイレブンのスイーツコーナーでカッサータを購入しました。翌日の夜、食べようと何気無く消費期限をみたら「消費期限21.11.16」の表示が。目を疑い再度確認しましたが、やっぱり16日まで。購入した18日時点で2日過ぎていたこ

    • 対立より未来を 〜公認心理師Gルート問題に思う〜

      こんにちは。公認心理師の藤田です。 先日、今年の公認心理師試験の合格発表がありましたね。合格された皆さまおめでとうございます。仕事や家事などをしながらの勉強は大変なので、喜びと安堵もひとしおだと思います。 さて、今回の記事では、心理職周りで度々話題になる「公認心理師Gルート問題」について、私が思うことを書いてみます。 1.Gルート・Gルート問題とは心理職の国家資格である公認心理師は、2018年に第1回試験が実施されたばかりの新しい資格。受験資格にはいくつかの区分があるの

      • 『山崎怜奈の歴史のじかん』が凄い

        僕は、仲間と共に「引き出すこと」にフォーカスしたコミュニケーションのワークショップを開催しています。そこでは、相手から話や考え、価値観などを引き出すコミュニケーションを『対話力』と呼んでいます。 少し前のこと。このワークショップ仲間の間で、山崎怜奈が話題になりました。 「この子、23歳で乃木坂のメンバーなの?」 「この子の対話力凄い!」 と。 きっかけは、仲間の一人がたまたま彼女のラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(東京FM)で名前を読まれたというので、みん

        • ワクチン、接種する?しない?

          ワクチン。 ついに、医療従事者対象の先行接種が始まりましたね。 今後は、 医療従事者対象の優先接種  ↓ 高齢者  ↓ 一般 と順次接種となるようです。ただ、義務ではないので受けるか否か考えなければいけないわけで。 「わーい♪新型コロナのワクチン!受けまーす」 とならない大きな要因は、副反応でしょう。痛みが出たり、発熱したりと、副反応が出るらしい。ニュースで知っている以外にも何か出るんじゃないか。そんな不安を誰もが感じていると思います。 落ち着いて考えれば、新型コロナに感染

        セブンイレブンでカッサータを買ったら消費期限が2日過ぎていて、その後の対応が残念な上に衝撃の事実が判明した件

        マガジン

        • 公認心理師、僕はこうして合格した
          6本

        記事

          黙食は孤独のグルメであり、マインドフルネスである

          ひとたび注目されるやあっという間に広まり、誰もが耳にする当たり前の言葉となった「黙食」。気が早いけれど、今年の流行語大賞決まりでいいんじゃないかとさえ思えてきます。 さて、この黙食ですが、我慢してやっても続かないしストレスになります。どうしたら楽しめるか考えたところ、一つの結論にたどり着きました。 それは、「孤独のグルメ」。 松重豊さんがただただ食べるだけの、アレです。松重さん演じる井之頭五郎(以下、井之頭先生)こそ黙食のスペシャリストであり、私たちの手本たる存在です。

          黙食は孤独のグルメであり、マインドフルネスである

          支援者の資質

          第3回公認心理師試験の結果が発表されて1週間。あちこちで、「こうすれば受かる」的な公認心理師試験の勉強法を目にするようになりました。かく言う僕もを書いていますが。 ただ、合格して書いてる人も、これからの受験のためにそれを読む人も、あくまで「その人の合格体験記にすぎない」ことを忘れてはならないと思っています。 受験者は、知識も経験もまちまち。年齢も、性格も、地頭も、体力も、勉強に割ける時間や予算も違う。特にこの「公認心理師試験」は現任者が受けられるので、それぞれの知識・経験・

          僕がフリーランスになったわけ

          なんてタイトルをつけてみましたが、正直なところ何か信念があったわけでもなく。。。 前の記事で書きましたが、先日知人に「藤田は自由だ」的なことを言ってもらったので、フリーランスになった理由を振り返ってみましたが、シンプルに言うと、上司と考えが合わなかったので、「辞めて独立しちゃえ」だけ。 元々、「カウンセラーになりたい」と言って、嫌だった大学(心理系では無い)を辞めてフリーターをしていた20代前半。お金を貯めて、民間の心理カウンセラー養成講座を受講し、試験にも合格。当時のクラ

          ストレスから自由になるには

          先日のこと。 オンラインで知人達と話していた際、その中のお一人から「藤田さんみたいに自由に仕事したい」と言われました。フリーランスで、好きな仕事をしていて、人間関係も順調で、楽しそう。そのように見てくれているそうです。 自由ってなんだろう?なんて考えたくなるところですが笑、 この知人の言う自由でいえば、確かにまあ、自由なんだとは自分でも思います。確かに楽しいですもん。 ただ、楽しんでいることと、フリーランス・好きな仕事・人間関係は必ずしも繋がってはいません。 基本は、い

          『興味を持って聞いてもらえる』しあわせを広げたい

          こんにちは。心理カウンセラーの藤田です。 昨年10月から、「引き出す力を高める!インタビュー型対話ワークショップ」 というオンラインイベントを開催しています。 自分を含めスタッフは、ライターやキャリコン、カウンセラーなど人とのコミュニケーションを仕事に活躍している、優れた実践者で集まっています。 主催側で用意したゲストに、2人のインタビュアーが15分ずつ話を聞いていく、リレーインタビュー形式での対話体験と、スタッフやゲスト共に行う振り返り。よくある型通りのスキルを教えるのでは

          『興味を持って聞いてもらえる』しあわせを広げたい

          映画『ファーストラヴ』

          こんにちは。公認心理師の藤田です。昨日から公開されている、北川景子さん主演の映画『ファーストラヴ』を観てきました。公認心理師が主人公ということで、公認心理師界隈で話題?の作品です。ネタバレには注意して感想を書きますが、気になる方は観てから読んでいただいた方が無難かとは思います。 本を出したりラジオ出演もする公認心理師(北川景子)が、次の本の執筆の為に、父親殺害容疑で逮捕された女子大生(芳根京子)に取材をする。ストーリーはこうして始まります。 ・公認心理師がどう描かれるのか

          合格発表を振り返って 公認心理師を目指す方へ⑥

          第3回公認心理師試験の合格発表が丁度1週間後。 ということで、今回は自分の合格発表の時のことを書きます。 2019年9月13日、金曜日。 第2回公認心理師試験の合格発表日。試験は同年8月4日でしたので、1ヶ月とちょっとですね。 この間、本当何もしてませんでした。結構解答速報を確認したり、それで合否を予想したりする方が多いように思いますが、一切やらず。別にそういうものは必要ない、なんて考えがあったわけではなく、開放感でだらけていました。 この年の元旦に、「試験が終わるまで酒

          合格発表を振り返って 公認心理師を目指す方へ⑥

          clubhouseフォロー募集中

          クラブハウス始めました。 書いてみると、やはり「冷やし中華始めました」感がありますが、今話題のclubhouse、僕も始めました。 といっても、招待をいただいたのでアカウントを作っただけ。 ちょこっと忙しいこともあり、何も出来ていません。 メンタルケアとか、同じ仕事の人集まりなどでルームをやってみたいし、 愛するACミランのファン同士で試合観ながら話すのも面白そうです。 考えてみると、 このnoteのほか、facebook、Instagram、twitter、そしてclu

          ペットロス。自分でも意外なほど、ならずに済んでいる理由。

          飼い猫が亡くなって3週間が過ぎました。 2002年6月。日本が自国開催のサッカーW杯に湧いていた最中拾われてきて18年半、ずっと一緒だった猫。これまでも2匹飼ってきましたが、1匹目は4年でいなくなり、2匹目は7年で交通事故死。一番長く一緒にいてくれたこの子が、最後を看取る初めての子でした。 さみしい。 確かに、さみしいです。 腎臓が悪くなってからの最後の1年は闘病生活で、いつお別れでも、と覚悟はしていました。何度か本当に危ない時もあったし、目に見えて弱っていった最後の1ヶ月

          ペットロス。自分でも意外なほど、ならずに済んでいる理由。

          語呂合わせは危険な誘惑 公認心理師を目指す方へ⑤

          公認心理師受験(第2回受験、合格)の体験記を綴っています。 今回は、実際に自分が勉強したことについて。 臨床心理士は違うかもしれませんが、現任者の場合、どうしても知識に偏りがあると思います。僕もそうで、心理検査は普段自分が使ういくつか以外は、よく分かっていませんでした。過去問からも、テキストからも重要なポイントなのは明らか。ここはしっかり覚えないと、と勉強しました。 その勉強方法は、シンプル。テキストを読んで、ノートに書く。読んで、書く。読んで、書く。ひたすら繰り返しまし

          語呂合わせは危険な誘惑 公認心理師を目指す方へ⑤

          現認者講習の役立て方 公認心理師を目指す方へ④

          読んでくださりありがとうございます。公認心理師の藤田です。 公認心理師受験を目指す方のお役に立てばと、自分の経験を書き綴っています。今回は、Gルート受験をされる方なら必ず受ける、現認者講習について。 僕は、2019年の3月に東京の会場で受講しました。大きな会場で、何百人も受講者がいたと記憶してます。 各領域について先生が重要なポイント踏まえ講義をしてくれて、後半は事例を出されて小グループでディスカッション。最後にいくつかのグループが代表して発表し、先生からコメントをいただ

          現認者講習の役立て方 公認心理師を目指す方へ④

          対策講座は受けるべきか 公認心理師を目指す方へ③

          読んでくださりありがとうございます。 藤田大介といいます。第2回公認心理師試験を受験するにあたり何をしたのか綴っています。 今年受験される方のお役に立てば幸いです。 さて、前の記事でもちらっと触れましたが、僕は勉強は全て独学。予備校的なものや何かの対策講座は1つも受講しませんでした。その理由はいくつかあります。 ①対策本で十分と思った  本屋で対策本(これ1冊で的な標準テキスト)を立ち読みしてみて、範囲は広いけれど読んで調べれば十分理解はできると判断しました。 ②わかり

          対策講座は受けるべきか 公認心理師を目指す方へ③