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Dark Horse / ハーバードの研究チームが実証!/「好きなことだけで生きる人」が成功する時代

「これまで決められたレールの上を順調に進んできたけど、なんだか人生が満たされていない…」

「いまの仕事を続けていいんだろうか…なんか自分の思っている人生と違う…」

あなたはこういった悩みを持っていませんか?
大丈夫です。こういう悩みを持っているのはあなただけではありません。

インターネットの普及による情報化社会コロナ流行による生活様式の変化など、あなたを取り巻く環境は大きく変化しています。そして、この変化はこれからさらに加速化することでしょう。

あなたも「何か行動を起こしたい」と思っているのではないでしょうか。
そこで今回は、こちらの本を紹介します。

「ダークホース」という言葉の意味を知っていますか?
「穴馬」という意味で、「本命」ではありません。本書は、このダークホース的に成功を収めた人たちを研究して、その根源に迫ろうとしたものです。

この記事では、本書のポイントを簡単にわかりやすく紹介していきますね!

目次

Introduction  そんな古い「成功法則」をまだ信じているのか
Chapter1 自分を縛る「見えないルール」に気づくこと
Chapter2 「自分が好きなこと」を掘り起こせか
Chapter3 「自分に合った道」を選択する
Chapter4 独自の「戦略」を考え出す
Chapter5 人生の目的地に到達するには、目的地を探してはいけない
Chapter6 誰でも、何歳からでも「才能」は開花する!
Chapter7 世界は確実に変わってきている!
Conclusion  「個人の幸せ」を追求すれば、周りも幸せにできる


標準化時代から個別化時代へ

冒頭にも書いたように、いま時代は大きく変わろうとしています。

これまでの仕事や生活が標準化された時代に疑問を抱き、自分らしく生きたいと願ってFIREを目指すミレニアル世代などはその代表と言っていいでしょう。

そして、「標準化時代」から「個別化時代」へと移り変わるこれからは、「ダークホース」こそが「本命」となる時代が来るかもしれません。


ダークホースに共通する考え方

本書では、ダークホースには様々な性格の者がいましたが、共通していたのは「充足感」を優先させていたことだと書かれています。

ダークホースたちは、「何かに成功すること」で充足感を得たのではなく、「自分自身にとってかけがえのないことに熱心に取り組むこと」で充足感を得たのだ。

「標準化」されたシステム的な考え方からすると、他人から与えられた目的地に向かって淡々と歩みを進めることになります。
一方、「個性」を重要視すれば、自分が本当にやりたいことはなんだろうと考え、好奇心を掻き立てられる対象に没頭することができます。

あなたの本当にやりたいことは何ですか?


個性を生かして、充足感を得る

「標準化」の下では、成功するためには一定のルールに従わなければならず、充足感が得られるのは成功した後の話となってしまいます。それでもなお、充足感が得られるかどうかは分かりません。

一方、「個性」を生かす場合には、その個性で充足感が得られます。この充足感こそが成功の根源となるのです。ただし、「個性を生かす」ためには、誰よりも自分自身のことが分かっていなければいけません。つまり、自己分析が欠かせないのです。


自分の強みを自覚しているか

あなたは自分の強みを自覚していますか?

「できないこと」を人並みにできるようになることが標準化の考え方です。
でも、あなたが得意な「できること」を伸ばす方が成果に近づくのは、火を見るよりも明らかです。

では、自分の強みについてはどうやって考えていけばいいのでしょうか?
例えば私の場合、「計画を立てて目標に向かってコツコツと継続すること」が得意です。この強みは、小学校の夏休みの宿題から考えてみました。

本書では、強みは変化していくと書かれています。

強みとは学びを通じて構築されるもの、たゆまぬ努力によって得られる能力である。

強みは、学び、成長していくことで変化していくものということですね。

自分の興味があると思ったことには自己投資を惜しまず、とりあえずやってみる、という行動力が大事になってきます。


残りの人生であなたはどんなことをしたい?

本書では、ダークホース的に成功を収めた人が多数登場します。
その中には、標準化に適応して築き上げた地位を捨て、自らの本当にやりたいことに没頭して充足感を得た人もいます。

何かを始めるのに「遅すぎる」ということはありません。

最後に、本書のキーワードを残しておくので、気になった方は是非本書を読んでみてくださいね。
標準化と個性/小さなモチベーション/自分に合う選択肢・戦略/目的地を忘れる/充足感/個性/個人中心/多様性/試行錯誤/目的と目標/相対的な時間/

ではまたっ!

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