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#126 5歳児が瓶ビールを廃品回収に出すときのロジックに胸打たれた話

5歳と2歳の息子たちを持つ父親です。息子たちの成長の様子を書き綴ることで将来のボウズたちへのプレゼント(酒の肴)になれば、と筆を執っています。

さて。ボウズたちよ。ここ最近は忙しさにかまけてあまり書けていなかったよ。すまない、すまない。書きたいことは色々あるのだけどね、忘れないうちに文字に起こしておかないと、記憶の彼方に飛んで行ってしまう。脳内メモリが極めて小さく申し訳ない。

1歳のキミは、、とこれまで書いていたが、キミは2歳の誕生日を迎えた。去年に引き続き湯沢で誕生祝いだ。お兄ちゃんの滑り込み合宿に付き合い笑、今年も行きつけの民宿の談話室でケーキを囲んだよ。ケーキ屋さんも去年と同じところ。毎年この時期はスキー強化合宿が敷かれるタイミングだから、キミの誕生日はこれからも雪国でお祝いすることになるかもしれないね。それはそれで思い出になっていいよね。

来年からゲレンデデビューできるかもしれないしね。今年はお兄ちゃんの見学だけでちょっと物足りなかったかな。来年はお父さんが腰ベルトみたいなのを付けて滑らせてあげたいなと思っているよ。

お兄ちゃんは絶賛スピード狂で、だいぶ速い。基本をもっと身に付けるよりも速く滑ることを楽しんでいるようだ。お父さんがしっかり教えられたら良いのだけど、感覚でしか滑れないお父さんはうまく教えてあげられない。頑張って検定試験を目指すから応援していて欲しい。

そんな感じで来年以降は4人分の板やブーツを車に乗っけて移動するのかな。ちょっと車が小さいようにも感じるけど、頑張っていこう。

弟のキミの誕生日の頃は、そんなこんなでみんなで賑やかに過ごすことがこれからも増えるだろうね。お父さんもそれを楽しみにしている。

さてと。もうひとつ忘れないうちに。土曜日のゴミ出しの話だ。これはお兄ちゃんのキミ。土曜日は瓶の回収だ。すっかり戦力化しているキミは家からたくさんの瓶を担いで(ホームパーティーのときのビール瓶だね笑。重いからキミは二回に分けた)、瓶回収のラック置場に運んでくれた。「終わったよー」とキミは爽やかに報告してくれ、土曜日の朝はサッカーの準備で急いでいるお父さんにとっては本当に助かっている。

お父さんが外出のときに家の外で、瓶回収のラックを見てみると、キミは綺麗に瓶を横に倒して並べて置いている。5歳児だし、てっきり乱雑にごちゃごちゃごちゃーと置いているかな(キミの部屋はおもちゃの散らかし方がまぁまぁ豪快だ)と想定していたお父さんはちょっと驚いた。

「ちゃんと綺麗に並べていたねー」とお父さんが言うと、キミの回答はなかなかに秀逸だ。

「横に並べないと、雨が降ったら瓶の中に入っちゃうでしょ。そうすると重くなったり、こぼれたりして汚れちゃうから」

そうきたか。回収の方への思いやりなのか、単純な発想なのかわからないが、おーなるほどーと、それなりに感心したよ笑。

キミの発言は時々驚かされる。この前のオムツもそうだ。

今のところめちゃくちゃ快晴で雨が降る予兆はこれっぽっちもなかったけど、キミの秀逸な回答にお父さんは「今日は雨降らないでしょ」とありきたりな発言は相応しくないと差し控え、「おー!みんなが困らないように考えるなんて、何て優しいんだ!」とお父さんの出来得る瞬発力で最大限の賛辞を送った笑。

こうやってお父さんは録音しておきたいキミたち(2歳児はまだ話せないが、、、)との会話を、記憶の彼方に飛ぶ前に文章に残している。

これから羽ばたくキミたちへ。お兄ちゃんのランドセルの話を書きそびれた。記憶が新しいうちに書かなきゃね。

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