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周りの目が気になり過ぎるやつなので、「自分が書きたいように書く」をとりあえずモットーに…

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周りの目が気になり過ぎるやつなので、「自分が書きたいように書く」をとりあえずモットーにします。 思うこと、周りで起こったこと、経験したことなどを書いています。

マガジン

  • 好きも愛も分からないからパパ活を始めた話

    どんな人に出会い、どんなことを教えてもらったか。答えに辿り着くかは分かりません。

  • おもうことたち

    自分が考えていることを垂れ流しています。一番好き勝手に書いているマガジン。

  • よんだものたち

    読んだ本(主にマンガ・小説)を紹介しているマガジン。 私自身、要らぬ先入観を植え付けられたくないという理由から、作品を読んだり観たりする前に人の評価・感想を聞くのがあまり好きじゃないので、正直見出しで作品だけ何かわかれば読んでもらわなくても良かったりします。 ほぼ自己満足、自分が感じたことを失くしてしまわないように書いてます。

最近の記事

自衛本能

本にしても、音楽にしても、映画にしても、様々な作品に触れる機会が多くなった。 それはきっと偏にAIの”推奨機能”によるもので、私がこれまで検索したり実際に選択したものを情報源として、私が気に入りそうなものを絶え間なく提示してくれるからだろう。 Amazon YouTube Netflix ZOZOTOWN Twitter Instagram どこでだって、私の好みを把握する「何か」がいて、私は探索する必要すらなく他のコンテンツへと飛んでいける。 一方で、巷で流行の波に

    • 大人になんかなってやらない

      20歳になる前に、死ぬつもりでいた。 大人になるのが嫌だったから。大人の仲間入りをしたくなかったから。 これまで私が甘えていたあらゆることが、「もう大人なんだから」という言葉で見捨てられてしまう気がした。 弱い自分のままでいることがもう赦されない気がした。 私から見えた「大人」という世界は、法律的にも経済的にも、圧倒的に行動の選択肢を増やし、自由度はずっと広がっているようだった。 けれど、それよりも私にとって大事だったことは、自分を痛めつけてばかりいた私にとって重要だった

      • 詐欺のような1周年

        最後の投稿から約1年ぶりに舞い戻ってきたら、運営から”note1周年記念”のバッジを頂いた。 アカウント作りたての去年1か月間投稿したのを最後に、11か月ほどログインすらしなかった私にも1周年バッジをくれるんですね。有難く頂戴しておきます。 プロフィールに書いた通り、考えすぎて気にしすぎて思うように書けなかったから、もう人の目とかやめよう。これは私の持っているキャンパスノートだと思おう。好きに書け、自分。 高校卒業後、一度社会人となり、社会人枠を利用できないがために独学で

        • No.5 『西の魔女が死んだ』

          私には、昔から密かに胸に抱く夢がある。 生まれてからずっと東京という都会に住んできて、どこへ行っても人、人、人の波にもまれてきたけれど、ついぞ人混みというものに慣れたことはない。 もちろん、東京に住むことの利点は多い。車なんて要らないほどに網羅された交通機関。次から次へと生み出される流行たち。所狭しと立ち並ぶお店の数。 でもこの住みやすさは、便利さという評価基準に基づいたものであって、必ずしも居心地の良さには直結しない。 きっとそう感じている都会人は少なくなくて、だか

        自衛本能

        マガジン

        • 好きも愛も分からないからパパ活を始めた話
          0本
        • おもうことたち
          6本
        • よんだものたち
          5本

        記事

          雨の日だからこそ

          雨の日で嫌なことといえば、髪型を台無しにされること。同感する人は結構多いと思う。 朝の貴重な時間を割いてヘアアイロンで一生懸命作り上げた髪型を、家から駅までのわずか10分程度で無かったものにされるのは、結構哀しい。というか、「無かったもの」どころか朝起きた直後の何もしていない髪よりもボリュームが減っているように見え、最早マイナスなのである。 結局、家から仕事場までの総歩行時間は30分にも満たないにもかかわらず、私の髪は雨(厳密には湿気)にけちょんけちょんにされ、ぺたんこの

          雨の日だからこそ

          狭間を覗けば狸あり。(散策記その1)

          その2があるかは分かりませんが、とりあえずタイトルに"その1"と付けておきます。 お昼休み。ほんのさっきまで降っていた雨はちょうど止み、都会にしてはいつもより澄んだ空気を感じながら、てくてくと道を歩いていました。 お昼ご飯はいつも屋外で食べています。デスクで食べるよりずっと気持ちいいし、開放感(であると共に解放感でもある)を体いっぱいに感じるからです。 でも思ったより外で食べようとする人は多いようで、どこの公園も昼下がりにはサラリーマンさんたちに占領されてしまいます。今

          狭間を覗けば狸あり。(散策記その1)

          ハプニングバーに行った話

          何の前触れもなく全然毛色の違う話をします。これまでの真面目な記事は幻ではありません。そして書いている人もちゃんと同一人物です。 私には、所謂「ちょっとイケナイ」遊びをできる唯一の友達、Mちゃんがいます。この「ちょっとイケナイ」が指す具体的内容は、クラブの時もあれば、クラブであったり、つまり、主にクラブです。ナイトクラブです。 「ちょっとイケナイ」と表現しているのは、峰不二子みたいになんとなく大人っぽく妖艶に聞こえそうという理由だけです。 Mちゃんとはアルバイト先で仲良く

          ハプニングバーに行った話

          No.4『テレーズ・デスケルウ』

          カタカナのタイトルって、濁音やら区切り位置やら、正確に覚えるのが一層難しく感じるのは私だけでしょうか。 検索時の「もしかして:〇〇」機能に頼って、正しいタイトルへと辿り着くことがほとんどです。 フランスの作家フランソワ・モーリアックによる小説、『テレーズ・デスケルウ』です。こちらの作品の訳者は幾人かいますが、私が読んだのは『沈黙』などで有名な遠藤周作氏による訳本です。 タイトル名は、デスケルウ家へと嫁いだテレーズという女性の名前であり、この物語の主人公です。 一度物語が

          No.4『テレーズ・デスケルウ』

          友達について

          私の学校のクラス構成は少し特殊だったかもしれない。 学年毎のクラスは1つしかなく、つまり小学校から中学校まで9年間ずっと、同じクラスメイトと学生生活を過ごした。 小1の時に10人いた女子生徒は、小6の終わりには7人に減った。小学校から中学校へはエスカレーター式だったから、中学へとそのまま進まないというのは、私たちの中では実質的に転校と見做されていた。そして3人の転校の理由は、単純に、いじめだった。 リーダー格の子から始まったいじめは順々にターゲットを変えていき、標的にさ

          友達について

          No.3『マイ・ブロークン・マリコ』

          最近読んだマンガで、忘れないうちにと思い書いてます。 パソコンで”ブロウクン”と打ち込んだら、”武郎君”と変換されました。全然印象変わりますね。しかも”ブロークン”でしたね。 一冊読み切りの単行本マンガです。「友達が死んだ」という事実から物語が始まり、主人公のその友達との追憶と共にストーリーは進んでいきます。 なので主人公の回顧という形で、現在と過去の時間軸を行ったり来たりします。友達の置かれていた境遇が、ストーリーが展開される上で重要な役割を担っていますが、(「マンガ

          No.3『マイ・ブロークン・マリコ』

          No.2『ダンジョン飯』

          無事に初投稿もできたので、次は好きなマンガの話でも。 九井諒子さんの『ダンジョン飯』です。1~10巻まで刊行されていて、現在もハルタにて連載中です。 自分が子供の頃は、単純に「綺麗」で「可愛い」くて、「登場人物が美形」な作品ばかりを好きになってました。それもそれで立派な技術なんですけど。 成長して色々なマンガに巡り会って読んでいくうちに、ただただ綺麗であることよりも、綺麗であるものは綺麗に、醜いものは醜く表現する、美醜の描き分けが見事な作品に惹かれるようになりました。

          No.2『ダンジョン飯』

          はじめのまして。+No.1『キッチン』

          はじめまして、dadamoreです。 学校のクラス替え後とか、アルバイト初日とか、これまで自己紹介をする場面は度々ありはしたけれど、慣れる日が来ることはなさそうです。 なので自己紹介はこれくらいにして、初投稿には好きな小説のひとつについて書こうかと。 吉本ばななさんの『キッチン』です。 ちなみに我が家には幻の福武文庫さん版の『キッチン』があります(しかも帯付き!)。いいでしょ。 吉本ばななさんの書籍は色々読んでいて、どれも様々な意味で「好き」だけれど、初めて読んだ彼

          はじめのまして。+No.1『キッチン』