ホームレス作家 ダッチー応援人

ダッチーはひらめきに満ちた作家志望のホームレス。 ダッチーとの出会いは、グレースシティチャーチ東京のお弁当プロジェクトでした。 ダッチーの内に秘めた発想力を応援したい人より、 ダッチーが綴っているエッセイを代理投稿することになりました。 (もちろん、ご本人の許可を得ています。)

ホームレス作家 ダッチー応援人

ダッチーはひらめきに満ちた作家志望のホームレス。 ダッチーとの出会いは、グレースシティチャーチ東京のお弁当プロジェクトでした。 ダッチーの内に秘めた発想力を応援したい人より、 ダッチーが綴っているエッセイを代理投稿することになりました。 (もちろん、ご本人の許可を得ています。)

    最近の記事

    エッセイ⑮

    続・エンタの神様 12月の新橋。次の土曜夜のおにぎり、日曜の常盤と新橋夜の炊き出しまで、飢えをしのがなければならない。が、その算段を立てる"アテ"がまるで無い。公園の水は、沢山は飲みたくない。憂鬱な気分で2人、日テレ広場の方へと歩いていた。目的など無い。ただアテもなく…時間を潰す、ただそれだけの為に…。  汐留カレッタのアイドルと、日テレ広場と広場の前でやるイベントが無料ならば、歩かずに時間を気にせずやり過す事ができる。と…"神"はいた。  それは…大道芸人の大道芸。  イ

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      • エッセイ⑭

        エンタの神様 まだ新橋で一人でいた頃、汐留カレッタで時間を潰す事が多かった。だから、警備員とモメたんだけどね。ここ、地方アイドルとかが来て、コンサートっぽい事やるんですよ。オタクも当然集まって、大きな声で騒ぐわけ。それを見てたのね。ボーッと。  始まる前。マイクの音量の調整とかやってるわけ。これがいちばん面白かったけど(笑)。マイクのテストしながら、音が割れないように調整してさ。素人でもはっきりわかる位、ピタッと合わせて終わるじゃん。その後さ、誰かが故意に上げて、音が割れるよ

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        • エッセイ⑬

          炊き出し コロナがヤバイですね。人数のケタが違うので、前回の非常事態宣言より深刻です。  炊き出しにも、今まで見た事ない若者もチラホラ見受けられる様になりました。彼らが感染者でない事を、祈るのみです。  本来は、生活困窮者の為に行われているのが炊き出しですが、現在、炊き出しに来ている者の半数が生活保護受給者です。来るのはいいんですよ…ルールを守るならば。前にも書いた様に、年寄りは言う事聞かない。その半分以上が、生保組なんだよね。金があるうちは来ない。金が無くなると来る。実にハ

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          • エッセイ⑫

            風呂に入れなかったらどうなるのか 風呂に入れなかったらどうなるのか…書いてませんでしたね。 一言で言うと、“全身がフケ”です(^^; 3ヵ月もすると、身体のアチコチがモゾモゾと(笑) で、掻くと白い粉がパラパラと…。  頭の中では ♫「こな~ゆき~」 と、レミオロメンの名曲が全編流れます…嘘です。 「粉~雪~」のトコしか知りません(笑)  1度洗えば消えるので、何の心配もありません。  靴…特に皮靴は止めときましょう。  電車・バスが使えないので、長距離を歩く事になります。

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            • エッセイ⑪

              シケモクの吸い方煙草と書いて、モクと言います。煙モクモクのモクですね(多分)。英語の「スモーク」のモークかもしれないけど(笑)  英語でも煙草の事を煙(スモーク)って言うんだと、妙に感動してましたけど(笑)考えりゃ当たり前なんだよね「スモーキング・ブギ」流行ったんだから(笑)でも、あの時は全然気付かず、気付いたの今年(2020)だから…馬鹿ですねぇ(笑)  シケは、 「シケた面(つら)してんじゃねぇよ」のシケです(笑)湿気るが語源でしょうね。不景気な状態を現します。 使い方(

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              • エッセイ⑩

                困った事… 生活保護の事を書く前に、再度脱線!?しますかね(笑) 完全な脱線ではないです。片輪走行ってな感じ!?(笑)  コロナ禍に於いて、東京五輪の開催の是非が問われてますね…何を今さらって感じです。  去年、非常事態宣言下、人通りは殆どありませんでした。うちらとしては…痛し痒しです(笑)。人が少なければ、それだけうちらの危険もトラブルも少なくなるが、施しも炊き出しもなくなるか…と思っていたんですけどね。炊き出しは…無くなったモノもありますが、新しいのが始まったり頑張って

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                • エッセイ⑨

                  コロナ禍の路上生活 まいるよなぁ…コロナ。  ここまで書いて約2か月、一文字も書けないでいる。  椅子撤去されちゃって…今、立ちっぱで書いているんだ…腰痛持ちで足の痛い今…シンドイです(笑)  今日(6/25)、東京で50人超えたって…増えてんじゃん。再び非常事態宣言なんてならない様祈るしかないよなぁ…  路上生活者の現況を書いときましょう。  炊き出しは弁当配布に切換て対応してくれている所が大半で、助かってますね。役所からの指導で完全に中止になっている所も(よりによって一番

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                  • エッセイ⑧

                    2017年10月。台風が立て続けにやってきて、寝床を追われた。 台風一過の空の下、二本の傘を杖に一張羅を乾かそうと汐留カレッタの上で日光浴をするために歩いて行った。 一張羅を脱ぐ訳にもいかず、冷え切った身体を暖めるには、それしか手が無かった。  眠気と幻聴と戦いながら二時間。昼頃になってようやくもう少しで気持ちの悪い濡れた服の感触が無くなる、という時、天敵が現れた。 何度も言い合った、顔見知りの警備員。 「寝てねぇぞ!」 「アンタはもう長く居るから、早く出てけ!」 人がごった

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                    • エッセイ⑦

                      出会った人達「ENJOY」路上生活の第4の困難が、話相手がいないという事なんですね。 無口な者でも、一人ってのは嫌なもんです。寂しいじゃん。 聞こえる話声に耳を傾けてニコニコしてるのと、ひとりポツンとしてるのじゃ、無口でも同じじゃないでしょ。  ただ、気を付けて欲しい事が一つ。 話を聞きたいんじゃなくて、話をしたいって事。  自分の話を聞いて欲しいんです。冒頭に書いたでしょ。「僕は…私は」って。 話上手は聞き上手っていうからね。聞き役に徹してください。  だいたい人ってのは、

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                      • エッセイ⑥

                        トイレトイレ、大事です。場所はシッカリと確認しときましょう。用を足す以外の用も足せます(笑)。身体をふいたり洗濯したり…。キレイにしとこうという行為をさせないで、汚いとか臭いとか文句を言うんだよな。  こっちは気を使って、終業間際とか早朝開いて直ぐとかに行ってるんだけど…。 日テレで、裸にならないで身体を拭いていたら、「ここは身体を拭く所じゃないんで…」工夫という言葉を知らないのかね。工夫しなくなったら人間は終わりよ。  日テレの社員らしい名札を下げた人が、日テレのトイレの洗

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                        • エッセイ⑤

                          緊急のお願いです 次に挙げる漫画家、その友人、知り合い、アシスタント等、知ってるよって方はいませんか!?  伝手をたどっていただけませんか!?  何人かたどると、本人にたどり着くとTVでも実験して成功してましたよね…編集はダメです。  最も長く話しをして、最も会いたいと願っている尾田栄一郎が、再入院し病室で描いていると、聞きました。直、退院するとは思いますが…気になります。焦ります。  ダッチーというペンネームは、尾田のプロフにかつて載っていた、俺だろうと思う、初代編集の前の

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                          • エッセイ-プロフィール編 続き

                            匂いがわからない 物心付いた時から、自分にはわからない周りの言葉に悩まされてた。  大人になってから「匂いがわからない」と言える様になったけど、…他人は大した事無い様な事を言うがこの頃はとてもじゃないがそうは思えない。例えるなら、いきなり言葉の知らない異国へ放り出された様なもの。  自分だけが知らない世界。それも永久に!?  疎外されない様に、バレない様に適当に笑って誤魔化しながら、状況と言葉を結び付けていった。  クサイって何だ??  どうやら鼻を使うらしい!?  アマイニ

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                            • エッセイ④

                              幻覚 立って寝て3回、椅子に座って寝て3回。アスファルトに頭ぶつけてます(笑)。眠ったまま倒れりゃいいのにさぁ、倒れる寸前に目が開くんだよね。でも身体の方は眠ったまま。金縛りってヤツ? 嫌だよー。コンクリが顔面に近付いて来るのに、防ぐ事も目を閉じる事も出来ずにゴチン!となる。 コッチから急接近してるんだけどさ(笑)。 1度、警備に起こされた時になって、立ち上がろうとするんだけど、思う様に身体が動かなくて、スッキリさせようと石の椅子に3回頭を軽くぶつけた事が…。二人の警備員は引

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                              • エッセイ③

                                不眠眠れないとどうなるのか…汐留に着いた自分がまずしたのは、警備員との戦い。 ベンチで横になって昼間に寝るのは悪いとわかっているけど、誰もいない所や座ったまま寝るのは何が悪いのかがわからないね。 のぞき込む様に確認して起こす。 「寝ないで下さい!」  言い方も態度もデカくて悪いんだよ。 寝れずにイラついている事もあって、条件反射的にブチ切れる。 何度もやられるからね。 雨を妨げて寝れる場所を捜し歩いて疲れ果て、「休める場所」に腰掛けるんだから、寝るなって言う方に無理がある。休

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                                • エッセイ-プロフィール編②

                                  断食会場にて  初めて会って話をしたのは、名古屋のヨガ道場。 1週間の断食体験。(1週間の減食・1週間の断食・2週間の復食と実際は4週間)  むこうの方が1週間程先輩で、漫画の話をしたのが俺がそろそろ復食に入ろうかっていう時。それまでは食べ物の話が殆ど。TVも料理番組ばかり。 「帰ったらこれ食うぞ!」  みんなで言い合ってた。 「でも、実際に帰ったら食わないんだろうな」  みんな分かって言ってた。だって、腹減ってんだもん。当然でしょ(笑)  断食中も運動するんだよね(笑)

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                                  • エッセイ-プロフィール編①

                                    漫画との絆 自分の人生、女には全く縁がなかったけど、何故か漫画には強い絆があるようです。会って話したデビュー前後の漫画家の数は10人位?以上?になります。  物語を創るしか能が無く、全てが駄目で、一つずつ問題をクリアするべく取り組んだSF作家への道での悪戦苦闘が役に立ったんですね。  と…ここから実名で、このくらいなら大丈夫かなぁ…という部分を書いたんだけど、実名はやっぱり拙いと…(笑)しゃあないよね。訴えられたら証拠ないもん。俺としたら漫画家の良心に訴えるしかないから。漫

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