みんな自分必要感を出すために必死すぎないか
今日は僕が普段サラリーマンとして仕事をしながら、いつも感じていることについてサクッと書いてみようと思う。
自分必要感を出したがる人たち
僕は仕事をする上で「自分必要感を出すこと」を優先して仕事している人が結構いるように感じている。顧客の課題を解決すること、満足度をあげることよりもだ。
変に情報を囲って隠そうとしたり、仕組み化することや、RPAなどを利用した自動化などに反対の立場を取ったり。
その割に「自分はこれをやっているのに、あの人はやっていない」だとか「自分はこれができるのに、あの人はできない」といったことを言いたがる。まあ、そういうことを言うのも結局は「自分必要感をアピール」したいだけなのかもしれない。(正直、自信がないことの裏返しのように見えるけれど。。)
顧客の立場で考えたら担当者間でサービスの品質が異なったり、処理スピードが異なるということは、会社としての信用をなくすことに繋がると思うのだけど、彼らはそんなことはお構い無しだ。
そうやって属人化が進んでいく。
サラリーマンはパーツであるべきでは?
きつい言い方すると(というか自分もサラリーマンなので言うけれど)、僕はサラリーマンは「パーツ以外の何物でもない」と思っている。代替可能であるものだし、代替可能であるべきだとも思う。
だから僕は、自分がいついなくなっても良いように、普段からまめにナレッジを蓄積したり、積極的に仕組み化に努める。(RPAなどを利用した自動化もガシガシに進めている。)
それをやればやるほど自分必要感がなくなるけれど、僕はそれがサラリーマンのあるべき姿だと考えているから、やる。
(でも意外にも、自分必要感を無くそうとすればするほど新しい技術をキャッチアップしようとしたり、試行錯誤するから、自身の成長曲線のカーブは悪くないとも思ったり。それが本当の意味での必要感に繋がる気もする)
早く切り替えないと危ない時代に
小手先で自分必要感を出そうとするには、随分と危険な時代になったと思う。正直、技術の進歩はエゲツない。何が一番恐ろしいかと言うと「なにが仕組み化できるかがわからない状態」だと思う。
「これは俺にしかできない」とドヤ顔で語っていたことが、明日には自動化され、一瞬で仕事がなくなる、ということが現実に起こる時代になっている。
皮肉にも、自分必要感を出そうとした結果、「本当に必要ない人」になってしまうことになるのではないか。
僕はこんなに恐ろしいことはないと思う。
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