「課題抽出と実行よりも、優先順位つける」ほうが尊いリーダーの仕事
企業、職場、業務の課題を挙げるのは実は簡単だ。社員に聞くとスラスラと上がってくる。愚痴混じりだとしてもたくさん出てくる。
課題に対する施策を考えることも実は簡単だ。賢い新卒であれば入社して数年で、核心に触れて課題はこれでこう対処するべきと。素晴らしいものが出てくる。みんな優秀だ。
だけど課題や打ち手を見つけることにさほど価値はない。もっと言うと実行することの価値すらも怪しい。だって実は経営インパクト弱い実行策だったりするから。フォーカスできてないと社員の力が分散してしまうから。
多くの課題と施策がある中で、
どれが一番経営にポジティブに響くインパクトあるのか?どういう順番で実行すると経営が上手くいくのか?どこにフォーカス全集中するのか?
リーダーはそれを宣言して導くことが大事だと思います。
本日2023年1月23日、岸田首相により施策方針演説がなされた。そこには多くの課題テーマが並べられた。ほとんどは国民皆すでに聞いたことあるはず。
これらテーマの具体的な施策案は大量にあるはずだ。岸田さんには、多くのメニューを並べる宣言ではなく、日本にインパクトある具体施策の優先順位を思い切りつけてそれを宣言して一つ二つ断行して欲しい。
少なくとも、発言にある以下のフロッピー改革はやばい。それは日本にインパクトをもたらす優先度高い重要施策にはならない気がする...
経営者の仕事、リーダーの仕事は具体施策の優先順位を確とつけることが尊いと思っています。
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