父親ワンオペが、子どもを成長させる【幼稚園受験】
我が家は有難いことに「ワンオペ」になることは少ないのだが、ほんの時々発生する。
先日、母親不在での父親ワンオペを経験したが大変だ。2人の幼い子どもを遊ばせ、お風呂入れて、ご飯を食べさせ、寝かせつけるのは一苦労。
なんとかお風呂を出すと、1人は泣きじゃくり、もう1人は裸のままびしょびしょ状態で、満面の笑顔で、
「YouTubeみたーあぁい♡」
いつもならかわいい姿を見て笑みを返せるが、ワンオペはそうはいかない。笑顔がだんだん引きつり、口調もいつもより強くなり、
「YouTube?だめだよ、おむつ履いて、着替えて、クリーム塗って、ドライヤーしてからじゃないとダメ。」「協力して!」
ピシャリと容赦なく、指示する。さあさ、自分で履いて着て。
すると。
サクサク動いてくれたのだ。普段はグズることもあるのに。
父親の必死な言動に、子どもなりに理解し歩み寄り、行動してくれるものだ。
普段「甘えた関係(父が子を甘やかす)」になりがちな父と子の関係が、ワンオペを機に「メリハリ関係」も作ることができたのだ。期せずしてメリハリ醸成に成功した。
後日、車でこちらは何も言ってないのに「今日はさ。パパ1人だから、協力しなくちゃだめだよね〜😃」なんて満面の笑顔を見せたりしてくれちゃったり。
「あ、きつく言いすぎた」とか親が凹む時もあるかもだけど、たまにはいいんだありなんだ。愛情たっぷりに、適切な指示ができてれば、時に少し緊張感あるビシバシもありあり。(多少は!)親がイラッとするとこを見るのも大事だ。人間だもの。
我が家のワンオペは、子どもも親も成長させる大切な時間だ。楽しもう。