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「成長する会社で働く」から「成長する会社を創るために働く」へ

初めまして!現場DXプラットフォーム(SaaS)を提供するカミナシで、エンタープライズのインサイドセールスを担当している、井上大輔です。

内容は2022年4月カミナシに新卒入社してから
3年弱経った中での、会社への想いの変化と、
カミナシで今成し遂げたいことについてです。
入社してから3年越しの入社エントリーとなっています。

「誰向けか?」と問われると正直自分自身に向けている部分が多いです。
勢いよく社外にも全開オープンで出すことで、言ったからにはもっとやってやろうぜ!やってないと恥ずかしいね!という状態にしたく出しております!🔥
ただ一方で、カミナシにもっともっとモメンタムをもたらしたいので、カミナシ社員の皆様や未来のカミナシ社員にも読んでもらえると嬉しいなとも思っています。

自己紹介🐐

  • 1998年5月生まれの26歳。

  • カミナシでの長期インターンを経て、2022年一橋大学卒業後、1人目の新卒として入社。

2022年4月にカミナシ初めての新卒として入社
  • 実務経験:

    • フィールドセールス(外勤営業) 1年→SMB領域で食品製造企業の現場管理者(製造課長や工場長などの皆様)に向けて、現場の帳票管理システムのカミナシを提案。

    • インサイドセールス(内勤営業) 2年半→SMB・MM領域で食品製造・ホテル・飲食店・物流の現場管理者~経営者に向けて提案し、商談機会を創出。8割はマーケ部門からのリードから商談を創出し、2割はアウトバウンドなどで商談創出。3名のオンボーディングを経験し、2人チームのリーダーも3ヶ月経験させていただきました。

  • 現在:2024年11月からは従業員数1,000名以上の大手企業向け(エンタープライズ)のISとして、小林洋介師匠の元、日々会社の事業予算達成に大きく寄与するような大手企業様からの商談機会の創出に励んでいます。

1. 何故3年経って今更入社エントリーを書こうと思ったのか?🐐

自分は新卒でカミナシに入社してから、気づけばもう2年9ヶ月もカミナシにいます。(インターンを入れると3年半)

3年半も経つと
・次のチャレンジに進んでいる方も少しずつ増え始め、インターン時25名ほどだった当時のメンバーが少しずつ去り、自分がかなりの古株になっていたり。
・気づけば僕より若い人が少しずつ増えていて、あっという間に最年少ではなくなっていて。
・気づけば自分は26歳で、30歳の足音が少しずつ後ろに迫って聞こえてきています。

偉大な先輩方から20代は一瞬だよとは聞いていたものの、自分が想像していた以上の時の流れの速さです。
成長を実感することも少しずつ増えてきましたが、会社を救うほどの大きな活躍は全くできていなくて、なりたいかっこいい自分になれていない焦りと、理想の自分との間にある大きなGAPから来る無能感ストレスがじんわりと自分を蝕んで、ガムシャラ感が減りつつあることをしばらくぼんやり感じていました。

そして、多分この調子だとなんとなく思い描いていた「今のカミナシの経営陣みたいな30歳の井上大輔」にはおそらく、多分確実になれていないだろうないうことに気づきながらも、目を逸らしている自分がいました。(元々COOの河内さん、VP of Salesの富澤さん、CROの宮城さんをMIXして3で割ったみたいな将来像をぼんやりイメージしていました)

そんな中で最近野球のダルビッシュ有選手の動画を拝見し、彼がダメなダルビッシュから脱却した時のマインドを知り、かなりハッとしました。

「このままじゃ1軍半とか2軍の選手になると思って、何か変えなきゃいけない。と思ってからです。
これ20年が一瞬だったらから、40歳までまた一瞬じゃんと思って。
これは僕の考え方なんですけど、
自分が40歳になってクビになって、何も仕事がないって状態になろうとおもったんです。頭の中で。
そこに自分の前に神様が現れて、『1回だけチャンスあげるから20歳の時に戻っていいよ』って言われたら、みんな戻って努力するじゃないですか。
それならやらなきゃやばいと。
やらないとまた同じことになるって思い込んでいます。」

ダルビッシュ有選手のYouTubeチャンネル
「Yu Darvish (ダルビッシュ有)」より

要は50歳になってぼんやり過ごした20代後半を後悔している未来の井上が、たまたま神様に一度だけチャンスをもらい、26歳の今の自分に戻った
「Newな井上大輔」として、今の今からやり直したいと思っている
ということです。(正確にはnote発表の1週間ぐらい前からNewな井上大輔です)

折角Newな井上大輔なので、新しい気持ちのまま入社エントリーも書いてしまおう!ということです。よろしくお願いします。

2. 元々なぜカミナシに入社したいと思ったのか?(2022年新卒の自分)🐐

僕は元々、第一志望の外資系のIT企業から念願の内定をいただいており、本気でギリギリまでそちらに入社予定でした。
そもそもカミナシでのインターンはそちらの企業で活躍するために武者修行させてください!とお願いし、始めたことでした。

余談ですが、残念ながらカミナシからは全く「ぜひ入ってくれ!」みたいなお誘いを受けていないです。
なんなら下に書いた出来事で気持ちが変わり「入社したいです!」と言ったところ、「いや考え直した方がいいぞ」とCOOの河内さん、現執行役員の富澤さん、あと色んな方から何度も言われました。笑

僕の気持ちがカミナシに動いたのは、お客様向けのカミナシ初の自社イベントで、CEO諸岡さんの口から会社のビジョンや創業のストーリーを僕自身が初めて聞いた瞬間でした。(2021年11月カミナシNew+)

「現場はこれまで30年変わらない3つの武器、三種の神器で戦ってきました。(中略)これまで現場で竹槍を持って戦っていた皆さんに、僕はライトセーバーを配りたいんです!」

諸岡代表(ミッション・ビジョンなどはこちら
カミナシNew+でのスライド

と聞いた瞬間に、「え?ミサイルとかじゃなくてライトセーバー?」という疑問が浮かぶよりも先に、「あ。僕も一緒にライトセーバー配りたい」と感情が爆発したことを今でも覚えています。
気持ちが爆発したのは、元々、カミナシのISとして当時お客様に電話をすると、「本当にカミナシさんのシステムいいよね!こういうの待ってたんだよ!」というお声をいただくことが多かったことでライトセーバーの威力を実感していたからだと思います。

こんなに喜んでもらえるものを届けられる以上に営業として楽しいことはないだろうな。と素直に思いました。
また、カミナシ社員のみんなの事も大好きで、こんなにすごい人たちと働けて、ロールモデル(COOの河内さん)もいるような環境で働いたら自分は絶対に成長できるし、カミナシも絶対に成長するだろう!と信じられたことも入社の大きな後押しになりました。

3. 3年間をスタートアップで過ごし、新卒時の入社理由に対して今何を思うか?🐐

常に人手不足に悩むデスクレスワーカーの現場で担当者の苦労が日に日に増していることは、打ち合わせや電話の中で痛感しています。
そうした現場に対して「なんとか貢献したい」という思いは今でもほとんど変わっていない、そう改めて実感しながら、当時の入社理由を振り返っていました。

一方でこの3年間を通して気づいたことと価値観が変わったことがあります。

1. どんなに熱い思いも日々の忙しさで絶対に忘れ、薄れていってしまうということ。
2. 「カミナシも絶対に成長するだろう!」という考え方は実はかなり他力本願であり、勘違いがあるということ。

の2つです。

1は文字通りの意味です。
自分の数字目標を達成するハードルが日々高くなり、やったほうがいいことが常に山積みのスタートアップの環境下で、初心を保ち続けることは本当に難しいんだなと身をもって実感しました。
だからこそ、自分の思いに立ち戻れる場所を作っておくことを心がけたいと思っています。
皆さん時折僕と一緒にご自身の入社エントリーを読み直したり、Newな自分として書き直したりしましょう。

2は入社時との一番大きな差分です。
新卒入社当時の僕は、正直なところ「カミナシ」という「勝ち馬」に乗ったような気持ちを、多少なりとも持っていたように思います
株主から評価も受け大きな資金調達もしていて、さらにはカミナシのプロダクト・ビジョン・人を知っていたからこそそう考えていた当時の気持ちは、今でもわかります。

ただこの3年で思い知ったのは、「会社は勝手には成長しない」し、「スタートアップにはほっといても勝ち続ける勝ち馬なんて存在しない」、という言葉にすると当たり前のことです。

この3年間のカミナシは順風満帆!いつも超絶好調!というわけでは全くありませんでした。
大きな後押しとなっていた法令変化の波が落ち着いたり、競合がたくさん増えたり、色々重なり諸岡さんが落ち込んでいた時期(僕目線)もありますし、僕の大好きな先輩たちがどんどんいなくなってしまった時期もあります。

入社前に富澤さんや河内さんから何度も何度も言われた「カミナシは必ずここからハードな局面を経験し、谷に落ちることが絶対ある」という言葉通りでした。

そんな数々の厳しい局面の中で会社の屋台骨を支えていたのは、一人一人の営業、マーケ、エンジニア、コーポ、デザイナーの事業成長のために1円でも高く、1日でも早く会社に売り上げをもってくることに貢献するというファイティングポーズでした。

市場の変化による大きな追い風はいつか絶対に小さくなり少しずつ収まります。そんな中でも「自分が会社を大きくするんだ!」と社内で気を吐き、社内への発信と数字でチームに勢いを生み出し、少しずつ売り上げを積み上げ、少しずつお客様への提供価値を増やしてきた「一人一人」の存在で、今のカミナシがあります。

僕の中のイメージは火を絶やすことがないようにみんなで突風から火を守り、少しずつ息を吹きかけながら少しずつ小さな火種を大きくしている感じです。
会社は気づいたら勝手に成長しているなんてことはなく、成長しているスタートアップにはそれを実現しているパッションを持った一人一人の社員がいて、
要は「自分がやらないとカミナシは死んでいくんだ」ということにこの3年間で気づけました。
自分の妥協と現状への満足が、じわじわと会社の成長スピードの鈍化を招きかねないのがスタートアップという場所でした。

まさにスラムダンクのこの名シーンが脳裏によぎります
井上 雄彦「SLAM DUNK」28巻より

4. 入社エントリー「ではNewな井上大輔はここからどうするのか?」🐐

26歳と7ヶ月のNewな自分になれたので、今とにかく集中したいのは、とにかく誰よりも大きな成果を出すことです。成し遂げたいことは明確で、「圧倒的な受注貢献金額の創出」です。

これまでの僕の成果は、正直なところかなり平均的です。
ここから、ライトセーバーの配布を更にスピードアップし、会社の事業予算を着実に達成していくことで、カミナシのビジョン実現の速度を早めます。なんなら事業予算を大幅に達成させたい。
何も成し遂げていない自分が大変生意気だし、行動が伴いきっていないなと思うのですが、Newな僕としてはカミナシをもっともっと偉大な会社にしたいし、できると思っています。

短期的な直近の目標としては、CROの宮城さんと異動時に約束した、
「井上1人で2人分のエンタープライズFSの商談を作り、2人の事業予算を必ず達成させる」2025年4-6月の四半期までに実現します

2人分のFSの成果創出については、Mid-Marketの専任インサイドセールス着任時にも宮城さんと会話し定めていた目標でした。しかし、1年間かけても達成できず終わってしまっており、自分にとって超えなくてはいけない大きな壁になっています。
またこの目標達成はすなわち、「カミナシIS史上もっとも大きな受注貢献金額を出すこと」と同義になっています。

そして、30歳までには富澤さんや河内さんのように新規のプロダクトの事業開発を推進し、大きなARRを生み出したいと思っています。(それ即ちお客様に価値を届けられているという前提)
上記2つの実現にあたって、自分自身のアクションと思考の一つ一つの速度をあげます。

マネージャーの小林師匠はもちろん、FS、CS、マーケ色んな方のお力をお借りしたいです。
外にも出て知見を広げながら、どんどんトライアンドエラーを繰り返して行きます。

自分自身をリノベーションして、数年後自分が今のカミナシの成長に大きく寄与できた!と強く感じたいと思っています。
こっからもっと自分に厳しくやっていくので、ガンガンフィードバックいただけますと幸いです!

そして、エンタープライズ事業部は
IS・FSともに絶賛採用強化中です!
一緒に会社をビッグにしてくれませんか!

引き続き何卒よろしくお願いします。

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