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レシピを書いてみました。パスタ編

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ほんとにゆっくりとですが、チャレンジしてできるようになった料理。その時々に作ったものを残してみたいと思って始めたnoteです。パスタを中心としたレシピ、少しづつ載せていきます。
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#春菊

法蓮草とカッテージチーズのラビオリトマトソースと春菊入りのボンゴレ・ビアンコ

暖かな日が続いてたと思ったら急転直下の冬日。ほんにジェットコースターと言うか誰かさんのメンタル並みに乱高下してますね。みなさま体調などお気をつけくださいませ。気候は不安定ですが、作るものは安定、というか相変わらず変わり映えも映えもないお料理しているこのごろ。ほんに、料理は創造だ!爆発だぁ!って偶には暴走したいのではございますが、そこはそれ、大人の自乗、9^2で81、じゃなくて事情はきちんとわきまえるのが調理人の務め。ということで、常連の方々におかれましては、また〜、ではござい

ニョッキのゴルゴンゾラソースと春菊入りのボンゴレ・ビアンコ

やってきましたこの季節、ほんに常連の方にはみあきた名物、八森鰰男鹿で男鹿ブリコ、あ〜それそれ♪って秋田温度歌ってる場合ではないのですが。そうです。春菊の美味しい季節がやってきてしまったのでございます。もうこれがあるとうちはほとんど一択のお料理になってしまって。ま、飽きがこないということはいいことなんですがね。と、涼しくなってくると恋しくなるクリーム系、の二品を作ったとさ、な今日のお話です。  ちょっとご無沙汰してしまった浅蜊屋さん。ぼちぼち買って差し上げないとな、と買い物い

イタリア地パスタその2 トロフィエのジェノベーゼ

 お待たせしました、って待ってないって?ま、そう言わずにご用とお急ぎでない方は、お立ち寄りくださいませ、なんてwww。日本47都道府県の郷土料理チャレンジされてるasさん見習ってのイタリア地パスタの2回目です。  ジェノベーゼって良く聞きますね。イタリアのリグーリア州のジェノバ生まれのソースとのこと。ご当地ではペスト(ペースト)というとこれを指すらしいです。ジェノバ、山が海近くまで迫っていて平野が少なく海洋交易で栄えたせいでしょうか。ヴェネチア、アマルフィ、ピサとならんで海

春のパスタ二品。ファルファッレ・リガーテのレモンクリームと春メーゼ・ボンゴレ・ロッソ(?)

前口上 寿限無寿限無五劫のすりきれ、って何の話やねん、ってなんか呪文のような長い表題になってしまったな、って思うたら頭ん中よぎったのがこれで。エクスペクト・パトローナムなんてのもありますね、、、、頭が春ちゃうん、と思し召しのあなた。正しゅうございます。もう春爛漫満でランランしてて。もう美味しいものたくさん出てきてますしね、って結局食い意地で生きてますんで。だから血液胃に取られて頭に回らなくなってるという噂も(泣)。  ほんとはですね。イタリア地パスタ第二弾やろうと古酒坦々麺、

オーソドックなラビオリ、のはずが(笑)。定番の春菊入りのボンゴレ・ビアンコと共に。

久しくラビオリ作ってないな、と思ってて。今まではレモンで作ったカッテージチーズ使ってましたが、最近イタリア産のリコッタがお安く手にはいるお店みつけたので、やっとオーソドックスなラビオリ作れるな、るん♪って、で作ってみました、な今日のお話です。 以前もご紹介したように、名称はカブを意味するRapaに由来する。 カブの薄切りにチーズをはさんだ中世の料理に似ていたことからの命名(出典:Wikipedia)とのお話。たぶん日本で一番知られているラビオリは、リコッタチーズと法蓮草をリ

春の名残のパスタと冷蔵庫の忘れ物たちの救出作戦

梅雨入りしててもう初夏だというのに今頃春かよ〜、って声が聞こえてきそうですが、頭ん中いつも春らんらん、じゃなくて爛漫なわたしですのでご容赦を(笑)。 いつものように掃除洗濯アイロンがけ、な土曜日に、って書くといかにも綺麗好きっぽく聞こえますが、いえ、それ狙ってたり、って、普段溜めすぎ、もうあかん、決壊するで〜、になってしまうぎりぎりんところで一気に片付けてますねん。お掃除は計画的に、ってね。で、時間あらへん、って時の晩御飯、な今日のお話。 今日のミッション冷蔵庫に置き忘れら

ひとり(?)心新たにボ活 ボンゴレの味変

noteのご近所さんたち、パフェ活(パ活)、ピザ活・ピラフ活(ピ活)、フリッタータ活(フ活)に勤しんでいらして。 次にくるのは、ヘ活ってなさそうだからきっとボ活!と思ってよ〜く考えたらボンゴレとかボロネーゼくらいしかないから、やるのわたしぐらいかも(泣)。 と、ある時、シチリアの暮らしやお料理を素敵な文と写真で届けていらっしゃるkaorina091さんがボンゴレ作られているの見て、ハッとしたのです。 ご本人は”お皿にソースがたくさん残るのが好きで無いので”とさらっと書かれ

春を楽しむ その2 桜鯛のサコッティーニを鯛のスープで。

前口上桜鯛のラグーでパスタ作った前回に続いての二作目です。前回柄にもなくの乙女チックな薄紅色の仕上がり。で、今回は新緑をイメージしようかと。 もう、春の緑といえばこの歌ですね。 巌走る垂水の上の早蕨の 萌え出る春になりにけるかも 志貴皇子 むふふふ。今回も滑り出しは風雅に。 だいぶ前にシチリアにお住まいのKaorina091さんに魚のラビオリがある、と伺って、一度チャレンジしたのでございます。が、今ひとつで。 もそっとちゃんと作りたいと思いつつ、ラビオリって包むので、

PATA製パタータのフリッタータ

なんとなく響きが面白かったので表題にしてみました(笑)。平たく言えば、ジャガイモ入りのイタリア風オムレツのことでございます、って初めっからそう言えってね。 パスタとか作ってる時に、グラタンとかオーブン焼きとかほっとけばできるものを副菜にすると楽なので、よく作ってます、の中の一つ。 メインのパスタがオイル系でなんかちょっと足りないな、とかタンパク質足りてないかも、なんて時に野菜も取りつつ、便利なのがフリッタータ。フライパンで焼くのが本来のようなのですが、パスタとか作っててバタ

浅蜊屋さんの心意気に応える和なボンゴレビアンコ

いつも買っている浅蜊屋さん(浅蜊中心に貝しか売っていない)、朝一にいくと、かちかち、と浅蜊同士をかるく打ち合わせして、音で生きているか死んでいるか確かめていて。これまでほとんど毎週のように買っていて、砂を吐かれたことが一度もなく。死んだ浅蜊が入ってると、ほんと、泣きたくなりますね。一度濾さないといけなくなるし。以前スーパーで普通に買っていた浅蜊、砂だらけになることがよくあって、しばらく浅蜊使わなくなったこともありました。 今日も、前通りかかったら、”今日はいい浅蜊入ってるよ

Pの喜劇!?在庫一掃のズッパとグラタン、加えての粉変えたパスタでボンゴレ

幕前の口上それは日曜日のお昼過ぎのことでございました。っていまごろかよ、と思し召しのみなさま。数日遅れになってしまったことを、この場をお借りしてお詫びいたします(笑)。 で、なにを作るところでしょうか。 鶏ひき肉100g ブロッコリー大きいの一房 玉ねぎ1個 蒸し大豆一袋 舞茸半房 じゃがいも2個 生クリーム30ml お察しの良い方はお分かりかと思いますが、日曜日に冷蔵庫整理してたら出てきた、ボチボチ食べんと生ゴミになるで〜、なものたち。みなさんなら何作ります? ち

鯛とパスタと 魚料理ことはじめ 阿の章

昨日こんな投稿させていただいて。 題でお気づきのとおり、次の章がございますので、お答えは明日にでも。 起 魚料理ことはじめ由緒貧しい山育ちのわたし。魚料理に馴染みがなく。なんせ、御幼少のみぎり(笑)は酢ダコと干物だもんね〜。 初めて食べた魚飯の衝撃。っていうか魚をご飯に入れて炊く、というだけで目が点。鯛茶漬けなんてほんとに眼から鱗。こんな豊かな食べ物があるのか、の驚き。で、そろりそろりと鯛飯とか初めたぐらい。 Kaorina091さんが作られていたお魚のオーブン焼きと

海のラビオリ 序章 あさりで

始まりは妄想から海の素材のラビオリ、食べてみた〜い、と思ったわたし。ところが、海産物入ったラビオリってあんまりみないことに気がついて。 イタリアでは料理も伝統があって、組み合わせるものが決まっているとkaorina091さんに教えていただいて、そのせいかもと。 知ってる範囲ですが、肉系、チーズ系、野菜系ぐらい。もちろん日本ではもっと自由だから、いろいろあると思いますが。 肉も大好きですが、魚介の美味しさの方が旨味は強いのでは、と思っている生粋やまと民族のわたくしといたしま

パスタ 春菊と浅蜊のハーモニー

ボンゴレビアンコにイタリアンパセリの代わりに、たっぷりと春菊を加えても飽きのこない美味しさになることを知りました。フェットチーネくらいしっかりとしたパスタとの相性抜群です。もちろん、スパゲッティでも。 材料(4人分)  パスタ 250〜300gくらい(生パスタなら300〜400gくらい)  浅蜊 500gぐらい  ニンニク1〜2かけ  鷹の爪1本  春菊 1把  白ワイン 200ml  オリーブオイル 大さじ2杯  塩ひとつかみくらい 作り方【生パスタの作り方】はこち