オーソドックなラビオリ、のはずが(笑)。定番の春菊入りのボンゴレ・ビアンコと共に。
久しくラビオリ作ってないな、と思ってて。今まではレモンで作ったカッテージチーズ使ってましたが、最近イタリア産のリコッタがお安く手にはいるお店みつけたので、やっとオーソドックスなラビオリ作れるな、るん♪って、で作ってみました、な今日のお話です。
以前もご紹介したように、名称はカブを意味するRapaに由来する。 カブの薄切りにチーズをはさんだ中世の料理に似ていたことからの命名(出典:Wikipedia)とのお話。たぶん日本で一番知られているラビオリは、リコッタチーズと法蓮草をリピエノ(中に入れる具)にして、トマトソースで和えたもの。名前調べてみたんですが、ローマ風と出てきただけで、よくわかりませんでした。この辺はkaorina091さんにお伺いしたいところです。
初めに。
作り方は以前にもご紹介してるんで、さらっと。日々精進(?)しているんで、ちょっとずつ進化してるんですが、多分というか絶対ご覧になっている方には違いがわからないかも。ま、パスタオタのお話ですので、ご笑許いただければ嬉しゅうございます。と、実はラビオリはサイドで、メインは定番の春菊入れたボンゴレ・ビアンコだったりしてます。あ、ここ笑うところですからwww。もうお好み焼きにご飯ばりのパスタonパスタで。イタリアのマンマにびっくりされそうですが、ま、そこは大人の事情があるということで。パスタxパスタで自乗だっていう噂もございますが(笑)。
生地作り
ラビオリ、少し伸びが良い方が作りやすいので、00粉(イタリア産の強力粉のもの)とデュラムセモリナを1:1で混ぜて、全乱、は私の頭のことで、全卵で。卵の黄身を多くすると風味が強くなってサクッとした歯ごたえがでてきて、卵白が多くなるともちっとした感じが強くなって生地の伸びが良くなります。と、相変わらずパスタ馬鹿してますが、一つ一つの積み重ねがお料理の出来につながるので、なんて言えるようになりたいです(笑)。
トマトソース
いつもの作り方です。違いは、ラビオリの味わいを生かしたいので、セロリはなしにして少し優しめの味にしたのと、大蒜と鷹の爪の風味をはじめから加えているところです。
リピエノ
ラビオリといえばこれ、という定番の、と言いながら、本場イタリアではどうなのか全く知らないのですが。
法蓮草を茹でて、と思ってたら、蕪の葉っぱが大量に余ってて、これ使わにゃいかんな、とSDG's達成に向けての一歩を。ま、単にもったいない星人なだけですが。
ラビオリの語源にもなったrappa入り、って挟んだんで、葉っぱを中に入れたわけではないのですが(笑)。
もひとつ、レモン残っているはず、と思ってたら無くなってて。で、風味漬けは柚子の皮をすりすりして。
あれ〜、オーソドックスちゃうん、というお話もございますが、ま、あるものを有効活用するというのも調理人の腕でございますので、ってほんまかいな、ですね。
ラビオリを作る
生地の上にリピエノをちょん、ちょん、と置いていって、もう一枚生地を重ねて空気を抜くように抑えて、カッターで切って。
仕上げ
海水くらいに海塩を入れた湯でラビオリを茹でて、湯切りしてトマトソースにドボン。軽くソースと馴染ませて出来上がり。
春菊入りのボンゴレ・ビアンコ
もう完全に定番で、常連の方には耳タコならぬ目タコですが、一応証拠提示ということで。
パスタは海水くらいの濃度で海塩入れた湯で茹でて、湯切りして茹で汁少々、春菊といっしょにソースに入れて。軽く馴染ませて、取り分けておいた浅蜊の身も入れて、軽く煽って出来上がり。
後書き
で、今日のお料理、星幾ついただけますでしょうか。
「星三つね。これは好きかも」
いただきました!星三つです!って、ここんところ評価高いんですが、逆になんか怖いかも。
オーソドックスなはずが、法蓮草の代わりに蕪の葉っぱ、レモンの代わりに柚子と、じぇんじぇん、になってしまいました。最近の味気ない法蓮草と違って、ほのかに苦味と辛味があって、いい感じに。柚子もトマトソースやチーズと相性がよく。ま、怪我の功名ということで(笑)。カッテージチーズでも美味しくできますが、リコッタの方がよりミルキーで滑らかに仕上がるので、ワンランク上の感じになりました。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
平和が一刻も早く戻るよう、悲しみがこれ以上広がらないことを祈りつつ。
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