サイクルショップしんせき 店主 小林 浩

Hiroshi Kobayashi 群馬県高崎市で、80年以上ママチャリからレーサー…

サイクルショップしんせき 店主 小林 浩

Hiroshi Kobayashi 群馬県高崎市で、80年以上ママチャリからレーサーまで面倒見る自転車店の三代目。 Bianchi(ビアンキ)に惚れ込んで、長じて今では、ほぼ専門。しかしbirdyやママチャリなども。 https://www.cycleshinseki.com/

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物には、気合を入れると魂がこもる。

自転車は、ただ、できあがったものだけが、判断されてしまいがちです。 そのプロセスは、わからないし評価されません。 多くの自転車屋さんは、ここ大事とやっています。それは、 「乗り手を想像して組み立てる」ことです。 そんなのあたりまえだろうって言われるかもしれない。でも、 いい自転車の良し悪しを決めるのは、「素材パーツの良さと組立ての技術」 だと思っています。 組み立てのプロセスを見て、なんだ簡単じゃないかと思うかもしれない。 でも、シンプルなだけに、個性が出やすいのです。 モノ

    • ある写真

       酸素マスクの呼吸が苦しそうで、これを何年も続けるのかと思うと、私は、頑張らなくていいと声をかけ、家族から非難された。 この先、頑張って何かいいことがあるのか? 介護施設に入ってからというもの、いや、その前からか、私は、母の笑っている顔を思い出せないでいた。 あまり、出来た息子ではなかった。いい年になってからも怒られてばかりいた気がする。子供だったころからの記憶を辿っても、なかなかそれは、おもいだせず、私はなぜか、最近、そればかり探していた。 たまたま整理していたキャ

      • この場所で変わらずあり続ける。

         最近は、この業界でも、youtubeとかで、有名になるともう、芸能人かよってな振る舞いになっちゃうよね。その昔、カリスマ美容師とか、ラーメンなんとかと同じ。 ジェットコースター的な。 あ、ラーメンは、今でもあるか。 ラーメンで、思い出したけど。私が高校生の頃、出入りしていたラーメン店は、いつになっても変わらなかった。もちろん、味も、接客も、そのまま。私の子供が高校生になったころも、一緒に行ったが、変わってなかったので、驚いたことがある。

        • ■Bianchi MTB Magma27.2

          その反射神経を取り戻せ!MTBと言うからには、その名の通り、野山を駆けめぐる自転車であるが、実際にこれで本当にクロスカントリーをやっている人間など皆無に等しいだろう。 かつて私は、クロカンの鬼と呼ばれ輝かしい戦績を残し、一時はオリンピック候補にも選ばれたことがあるというのは、真っ赤な嘘ですが、多くの山岳レースに出ていたのは本当です。その経験からすると、このMTBは、いい。すこぶるいい。 これに跨った瞬間に来る躍動感とでも云えばいいのかな、走れる、登れるという感覚は、やったこと

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        • お店のこと(店長が語ってる)
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          ミックジャガーのように・・・。

          そう言えばね、20数年前に、ウェブサイト立ち上げたときのテーマが、いい自転車に乗ろうよ!だったんです。今、使ってないのは、どっかの安売りサイトにパクられてしまったので使わなくしたんだけど、本家は、私。w。ほら、当時のホームページに、書いてあるし。 でまた、いろんなこと書いてたのね。一生懸命だったんだね。 当時のホームページのスクショ。 矛盾してたりもするけど、ごもっともなことを書いていらっしゃる。そして熱量が半端ない。過去のホームページのテキストほじくり返したら出てくる

          しんせきのものづくり

           確か、これも10年以上前にウェブサイトで、公開してたもの。整理してたら、出てきたので、思わず読み返しちゃったもんね。これ書いたの誰w。 ●きほんのところ   店長のバイブル ものづくりの端くれとして大切にしていることがあります。 それは、モノにも心があると云う事です。 もちろん、それは、最初からあるわけではなく、 作り手である私が魂を込めないといけないのです。 「物には気合を入れると魂がこもるんだ。」 と教えてくれたのは、吉村秀雄氏でした。 そうやって仕事をつづけて来ま

          BirdyClassic

          記憶によると、確かこれが世の中に発表され、量産化第一号となったとき、うちのチーム(現ペペローニしんせき、旧チームとんがらし)の長老、(現在92歳現役)が、速攻購入したのは今でも覚えている。しかも、いまだに現役で、使用され、移動し全国各地に飛び歩いていた。(コロナ前) とにかく、この長老(ジジイ)、この折り畳みを袋にいれて、四国だの九州だのに、サイクリングに出掛け、近場では、これをジムニーに突っ込んで(コンパクトでちょうどいい)写真を撮りに出掛けたりと、フル活用していた。

          BirdyR

          出かけた先で、本気になって走りたいことがある。 例えば、ホノルル。海沿いを呑気に走るのもいいが、 ホテル街を抜けてタンタラスの丘まで、一気にヒルクライムとか、 国内であれば、山梨の都留から、冨士みちを富士吉田まで、 一気に走り抜けるとか、そんなときに、単なる折りたたみ自転車でなく ロードレーサー的なコンパクトなものが欲しい。 しかも、工具いらずで、ドラえもんが、ポケットから出してくるように。 それが、このBirdyRだ。 コンパクトなのにぶっ飛んで走れる。

          店長熱く語るってw。

           過去の自分のウェブサイトを整理していたら、HTMLで、手打ちしていたゴミみたいなものが出てきて、リンクを追って行ったら、若い店長が、熱く語ってる。w 自分で言うのもなんだけど、いいねえ、若いってのは。 まあ、ちょっと読んでみて。   自転車屋というのは、レストランと同じだと、僕は思っています。 一口に、レストランと言ってもいろいろあります。 ファミレスと呼ばれている様な、安くて簡単なお店。 正装していないと入店できない様な、高級店。 どちらが、いいとか、悪いとかは、云え

          ローラーで30分#2 ライバルは誰だ

          この間、マノちゃんにも話したんだけど、学校のさ、マラソン大会とかあるじゃない、そうすると、いかに楽して走るかしか、考えないわけよ。人が見ていなければ、口笛吹いて平然とショートカット。やる気ないわけ。うさぎとかめならば、うさぎさん。どこか、真面目にやってる人を胡散臭く感じて遠巻きにみているいやなやつね。だから、ヒルクライムにしても、週末だけ走って、そこそこタイムが出てればいいみたいな。そんなに頑張ってどうすんの?というスタンス。 でもね、これじゃあぜったいに飽いてしまう。倦怠

          ローラーで30分#2 ライバルは誰だ

          ローラーで30分

          今、ロー会なるものに参加している。一体何かというと、ロードレーサーのトレーニング用のローラーで室内で乗れるものである。要するにフィットネスクラブのエアロバイクみたいなものと考えてもらっていい。時間と場所と天候を選ばないからいつでも自由に乗れるわけなんだけれど、聞こえてくるのは、ぼやきが多い。音がうるさく汗だくになるので、玄関とか台所の端とか、ひどい場合には外に追いやられる。室内ローラーなのに外でやれと。世のオトーサン方は、相当虐げられているのが手に取るようにわかる。 そして

          店長がビアンキの理由

          初めて買ったビアンキは、クロモリのホリゾンタルのロードレーサーだ。もちろん、数十年前の遠い昔の話。でも、納車されたときのあのどきどきする気持ちは何だろう。今でも覚えている。箱を開けたときにこれから組むこのフレームをどうだと披露したかった。まだ半人前だったから、恐る恐る組立しちょっと気恥ずかしかったが、完成したビアンキをお店の前に置くのがとても嬉し恥ずかしかった。なんだか一人前の自転車屋になった気がして照れ臭かったんだと思う。  先代は、何も言わずこのビアンキをおろしてくれた

          Bianchiニローネソラを買って、相馬飛行場へ出かけようセール

          さて、夏が、はじまりましたが、ビアンキニローネソラを買って、当店の人気ライドイベント、ビギナーズライド@相馬飛行場に参加してみませんか。 榛名山の麓、あざやかな緑の中を、関東平野が、見渡せる相馬飛行場まで、私たちと一緒に、ぜひ、楽しみながらライドしましょう。 「で、まずは、自転車の準備を」どんなに、出かけたくても、乗る自転車がないと、はじまりません。今回、イベントに参加する(予定)っていうお約束をされた方に、特別に、Bianchi(ビアンキ) 2016 Road VIA

          Bianchiニローネソラを買って、相馬飛行場へ出かけようセール

          何も言えねえ!

          リビングの本棚の隅に、娘が、小学生の時に読んだ本が ふと、目に止まった。 「夢の力こぶ」という題で、あの北島康介が、 小学生と、ミーティングしている話だ。 ちょうど、新聞の編集手帳で、彼の話を書いていたから 気づいたのだ。 パラパラとめくってみる。 小学生が、彼に質問している。(水泳の競技として) 「自分の夢をかなえるにはどうしたらいいですか?」 彼は、こう答える。 ・もし、今日いいタイムが、でなかったとしても、明日  よくなることを考えて、練習すること。 ・自分で、何が悪

          はじめてみなよ!自転車!

           先日、カフェライドのとき、80年代バブル話で、チームの浦野さんと話が、盛り上がって、ふと考えたのですが、25年くらい前に、趣味は、自転車です。とか言ったら、暗いとか、ダサいとか、貶されたはずなのに、2016年の今、それはいいですね!とか、クールですねとか、尊敬のまなざしで、もてはやされている。 いつのまにか、自転車が、市民権を得て、トレンドの代表選手になった。少なくとも、この流れには乗り遅れたくないという方も多いのではないかと思います。ただ、どうにも、スポーツサイクルは、

          ないものは作ってしまえ。

          お客様と話し込んでいくうちに、気があうというか、シンパシーを感じるというのか、デザイン性能での方向性が、一致して、「そうだよねっ!」と、カタログのままではなく、部品を換装して、自転車を制作することがあります。 今回もまた、簡単に請け負ったはいいが、部品スペックの都合で、取り付けできないことが判明しました。通常ならば、この時点で、申し訳ありません、サイズが合いませんでしたダメです。で済ましてしまうはずなのですが、「ないものは作ってしまえ!」と、どこからか、聞こえてきました。(