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「貢献軸でアピール」/とある製品のデザイナー&リサーチャー小話 in Cybozu

こんにちは。CybozuGaroonという製品を担当しているデザイン&リサーチチームです。今の自分達のチームにあったサイズ感で定期的に情報発信できないか考え、サクッと読める「小話」という感じで投稿しています🙂

登場人物
河内山:デザイナー歴10年+/担当製品Garoon
Nia:デザイナー歴3年+/担当製品Garoon
白石:リサーチャー歴10年+/担当製品Garoon

河内山:
今回のテーマは「貢献軸でアピール」にしました。すごくタイムリーな話題ですね。サイボウズは上期末と年末に評価マネージャーと面談をする機会があるのですが、そこで活動を共有してアピールしています。今回はその活動共有のまとめ方の話になりますね。僕たちの場合、「チームにどう貢献したか」がアピールの重要なポイントになっています。

僕がもともと「やったこと軸」でまとめていたのですが、上期末の面談でマネージャーから貢献度がもっと伝わるまとめが良いのでは?とアドバイスをもらい「貢献軸」に変更しました。
そのあたりをNiaちゃんと白石さんに共有して盛り上がったのでnoteで延長という感じですね。

<やったこと軸の例>
●XXXXXのたたき台プロト作成
・成果:たたき台プロトによって開発全体の認識のズレを調整することできた。
●XXXXX全体の画面遷移図作成
・成果:画面遷移図の開発チームレビュー会を開催して、考慮できていないケースに気づくことができた。
●XXXXXのデザイン
・成果:XXXXXのUI改善により、ユーザーの操作ステップが半減できた。

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<貢献軸の例>
●開発全体がよりスムーズに進むことに貢献
・XXXXXのたたき台プロト作成
たたき台プロトによって、開発全体の認識のズレを調整することできた。
・XXXXX全体の画面遷移図作成
画面遷移図の開発チームレビュー会を開催して、考慮できていないケースに気づくことができた。

●ユーザーへの価値提供に貢献
・XXXXXのデザイン
XXXXXのUI改善により、ユーザーの操作ステップが半減できた。

河内山:
前に話したときにNiaちゃんが貢献軸でまとめるのは納得感ある部分もあるけれども、ちょっと難しかった部分もあるって話がありましたね。そのあたりもう一回振り返って話してもらえると嬉しいです。

Nia:
実際に活動内容をまとめる際に、「貢献軸でまとめる」ということ自体は理解できたのですが、いざ書こうと思うと、自分の活動が具体的にどのような貢献につながったのかがぼんやりしていたり、「書けた」と思っても本当に貢献に繋がっているのかと気になっていましたね。

河内山:
そうですね。自分がどう貢献したかを改めて考え直す機会にもなったかなと思います。普段の活動がどう貢献できているかをリアルタイムで考えるきっかけにもなるのではと思ってます。
白石さんは貢献軸でのまとめどうでしたか?

白石:
これまでは、やったことをざっとリストして報告していました。貢献ベースとなると、活動を全てリストアップした後に、全体を俯瞰してみるっていう作業が必要になりますよね。今回やってみて、一つ一つの活動が全体としてどうだったのか?を振り返るとても良い機会になりました。また、読み手側を考えてみたら、活動の一覧が書いてあっても分かりにくいだろうなあっていうのは、自分で振り返ってみて良く分かりました。

河内山:
確かに聞く側も最終的にどう貢献したか先に知ることで、理解がスムーズになりそうですよね。
僕も俯瞰できたのは良かったと思ってます。自分と評価マネージャーの貢献度の認識合わせにもなりました。

Nia:
評価面談をした際に、今までのようなやったことベースで話すのも、何をしたのかが明確で良いと思うのですが、その活動がどう貢献に繋がったが具体的になると、その活動がどのようにチームワークと結び付くのかがわかりやすくなったりしますよね。あとは自分自身がチーム内ではどういう役割で活動しているのかも明確になり、聞き手も内容を想像しやすくなると思うので、貢献軸で伝えるのは大切だなと今回すごく感じました。

河内山:
今期の成果物いえば、モバイルアプリのオンボーディングイラストとか印象的ですが、どういう貢献軸でアピールしたのですか?

Nia:
Garoonモバイルのオンボーディングイラストに関してですが、「ユーザーさんがGaroonモバイルで何をできるかを理解することに貢献」という表現でアピールしました。
今回はユーザさんに関する貢献軸の内容ですが、ユーザーさんだけではなく、チームメンバーに対してどう貢献したかもアピールポイントとして書くことができたかなと思います。

河内山:
最終的にそういう貢献でまとめたのですね!
白石さんは実際、評価面談を終えてどうでしたか?

白石:
今回の評価面談は、貢献ベースで話をしたのですが、率直に、話しやすいなぁと思いました。多分、聞き手も聞きやすかったんじゃないかな?って思いました。というのも、リサーチ活動は、結構雑多と言いますか、いろいろな活動があったので、それを一つ一つ活動ベースで説明して行くと、ぼやけてしまうというか、まとまりがなく、「で、なんだっけ?」と、感じてしまうだろうなって思いました。貢献というまとめ方は、自分としても伝えやすかったです。

河内山:
「話しやすい」=「アピールしやすかった」なのかなと思いました。今の白石さんのコメントを聞いて、確かにリサーチャーの活動は多岐にわたるので、貢献軸でまとめることで整理しやすいっていうのはすごくイメージつきやすかったです。職務経歴書の整理とかにも役に立ちそうですね。

最後に来年に向けて何か意識していることとかあります?

Nia:
来年は、今年以上に日々の活動の中で自分自身の活動がどう貢献につながるかを意識しながら、前もって少しずつまとめていきたいと思います。

河内山:
Niaちゃん、いい感じの締めありがとうございます。

(終)

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