このSF設定がオモシロい「造物主の選択」

<SF(93歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの40年近く前に書かれた作品です。
SF設定に未来予想は今回の作品にはなく、どちらかと言うと「文明」の興亡を感じさせるオモシロい作品になっています。

造物主の選択
ジェイムズ・P ・ホーガン (著), 小隅 黎 (翻訳)
東京創元社

「93歩目」も、ジェイムズ P.ホーガンさん。
「92歩目」の「造物主の掟」の続編です。前作同様に「詐欺師」が味があるオモシロイ作品です。

木星の衛星タイタンを舞台とするファーストコンタクトSFです。
前作同様にホーガンさんらしくアメリカの雰囲気をまとう未来に楽天的なSF作品。

作りこまれた世界観が秀逸です。ホーガンさんはなくなられましたが、「ライフメーカー」でスピンオフして書き続けてもらいたい。
と思うくらい、この世界観はオモシロいです。

ちょっと人類側の登場人物のザンベンドルフさんたちのキャラが立ち、続編等々が読みたくなります。

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