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「働き方を選ぶ」時代に大切なのは、自分らしさを体現する為の”選択肢”と”柔軟性”

2020年以降、私たちの働き方は大きく変化しました。
リモートワークが当たり前になり、場所を選ばない働き方が広く浸透し、移住をして勤務地から離れた場所で仕事をする人も増えてきたのではないでしょうか。
もちろん、サイボウズでも勤務地と移住地が異なる環境で業務をしている社員がいます。

この新しい働き方について、22年度新卒入社の3人にお話を聞きました。
今回話を聞く3人は、東京・名古屋オフィス所属ですが沖縄・兵庫・三重とそれぞれ異なった場所に生活拠点を置く、まさに「リモートワーカー」です。そんな皆さんに、キャリア入社のグループウェア歴2年目の中堅社員が、”働く価値観”についてインタビューを実施しました。

働く中で”選択肢”がどれだけあるかが大切
グループウェアによって生まれる多様なコミュニケーションの形
柔軟な働き方を選択することは、将来の可能性を自分で制限しないこと

働く中で”選択肢”がどれだけあるかが大切

-- 社会人として働く際に、自分の中で大事にしていた価値観について聞きました。

糸数ゆうなさん

糸数ゆうな(以下、糸数)「最初は、東京に住んで会社に通う予定でした。しかし、サイボウズならリモートワークができるし、家族のことも考えて、地元から働こう。毎日通勤するのも大変そうだと思い、そう決心しました。」

三羽萌香さん

三羽萌香 (以下、三羽)「車いすユーザーのため、心身ともに負担なく勤務できる環境を一番に考えました。出社するかしないかは大きな要素でしたが、サイボウズの先輩社員に入社前に相談した際に、先輩も”雨の日には出社しない”という話を聞き、在宅勤務をすることは当たり前に社員に浸透していて、ある意味自分だけ出社しないのは特別ではないのだ、と感じました。」

堀井雪絵さん

堀井雪絵 (以下、堀井)「常に、自分の想像を超える働き方をしていきたいと思っています。その為には、働く場所や時間に縛られず自由に選択できる環境に身を置いていたい、そう思いました。」

〜インタビュアーの気づき〜
今までは当たり前に決まっていた働く「時間」や「場所」。それが選択肢を持って仕事ができる環境になったことで、働く環境自体が自身のモチベーションに繋がっているのだと感じた瞬間でした。

-- 入社時からフルリモートで勤務していて、不安なことはありますか?

(糸数)「不安はなかったです。(笑) 入社前からオンラインコミュニケーションだったので!」
(三羽)「フルリモートで働くことに関して、私は少し不安はありました。 しかし、全然大きな不安ではなかったです。理由は、内定者時代から新入社員研修まで全てリモートでしたし、直属の先輩もリモートなので、自分が業務を行うイメージが湧きやすかったのだと思います。」
(堀井)「私も少し不安がありました。でも、同期の皆んながオンラインでザツダン※しよ!と誘ってくれたり、kintone の中に同期だけの「22卒のおうち」というスペースがあって気軽にテキストコミュニケーションが取れる場所があったりと、あっという間にリモート環境に慣れることができました。」

※”ザツダン”についてはこちらをご覧ください!

業務のこともプライベートのこともなんでも書き込みOK!

〜インタビュアーの気づき〜
”リモートで働く自分が想像できること”でリモートワークに対する不安が解消されるのだと感じました。ツールを導入し使い方を伝えるだけでなく、実際にリモートワークを実施している多様な社員の事例を共有することが、リモートワークの普及に繋がるのではないかと思いました。

グループウェアによって生まれる多様なコミュニケーションの形

-- リモートワークを行う中で、コミュニケーションを活性化するためのコツはありますか?

(糸数)「kintone の分報※1やピープル、スペースなど、kintone 上に自分の興味がある情報がたくさんあるので、全体検索をして情報を見つけにいったりしてます。そして、気になる情報はスレッドアクション機能(スレッドのコメント内容などを指定したアプリに転記する機能)を使ってまとめて、分報でコメントしたりしてコミュニケーションを取っています。」
(三羽)自己紹介アプリ※2を活用して、気になる社員の方に声を掛けてざつだんしたり、初めて会う方との会話のきっかけ作りに活用したりしています!業務で関係する方はもちろん、初めましてで趣味が合う方とも共通の話題でコミュニケーションが取れるので重宝しています。」
(堀井)「私は、普段の業務であまり話す機会がない同期社員のGaroonのスケジュールを見て”どんな打ち合わせをしてるんだろう”と気になり、声を掛けてザツダンをすることがあります。Garoonを使えば、誰が・どんな業務をしているのか分かる為、気になる仕事内容や興味がある内容があれば声を掛けてお話ししています。」

※1 kintone 内で社員それぞれが発信している社内SNSのようなもの
 分報については、こちらをご覧ください。
※2 社員の多くの人が情報を登録している自己紹介アプリ

気になる情報を新しいスレッドにコピーして管理


スケジュールの見える化がコミュニケーションのきっかけになる

〜インタビュアーの気づき〜
使い方は無限大。コミュニケーションを円滑にとる秘訣は、色々な情報にアンテナを張り積極的に話しかけることだと思いました。

柔軟な働き方を選択することは、将来の可能性を自分で制限しないこと

-- 最後に、リモートワークを通じて働くことの楽しさや良かったことはありますか?

(糸数)「グループウェアを使えば、同期の誰がどんな仕事で頑張っているのか一目で分かります。そして、それが自分のモチベーションにもなっています。オフラインだとどうしても周りの状況しか理解できないけど、グループウェアを使うことで、全国どこにいてもタイムリーにさまざまな情報を知れるのでありがたいです。また、甥っ子が遊びにきたら働く時間を調整して家族時間を取ったり、柔軟な働き方ができているのはとても良いです!」
(三羽)「グループウェア上で常にコミュニケーションを取っているので、”この間のあの情報見たよ”と、部を越えて色んな方と気軽にテキストコミュニケーションが取れるのがすごく良いです!私は通勤に気力と体力を使うので、自宅で働くことを選択できることが働く中での安心につながっています。さまざまな理由から柔軟な働き方が必要な方にとって、グループウェアを通じてもっと働き方の選択肢が増えると良いなと思っています。」
(堀井)「いつもオンライン上でコミュニケーションを取っているので、実際に会って話ができる時はとても嬉しいです!私は、今の働き方をする中で”なんで自分はこの場所で働いているんだろう”と考えることがあります。でも、それって”働く場所を強制されていないから”自然と考える機会が生まれているのだと思います。それに自問自答していきながら、自分の将来をより楽しいものにしていければと思っています!」


とある日の1日

〜インタビュアーの気づき〜
3人の話を聞いて、働く選択肢があるということは決して自由にしてもいいということではなく、自律があってこその選択なのだと感じました。また、「グループウェアを通じて働くことには、たくさんの可能性がある」ということをインタビューを通じて感じました。働く時間・働く場所・働く日数、今までは当たり前だった”こうあるべき”は、これからの時代”こうしたい”に変わっていくのだろうと思いました。そして、自分の”こうしたい”に柔軟に対応していくことが、自分自身の”幸せ”に繋がるのだと感じました。

糸数さん・三羽さん・堀井さん、ありがとうございました!