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「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」を開催しました|5/18五月祭り出店のお知らせ

皆さん、こんにちは!

前回に引き続き、五十嵐望美です🍀
連続の担当記事となりますが、どうぞよろしくお願いします!

今回は先日コミュニティ・カフェ@大久保で開催したイベントの簡単な報告と、今週末に行われる地域イベントの出店についてお知らせしたいと思います!📢

「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」を開催しました!

大久保の日本福音ルーテル東京教会で月2回(第1・第3水曜日)オープンしているコミュニティ・カフェ@大久保ですが、GWの連休に挟まれた5/1(水)には「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」と題してイベントを開催しました🎉

コミュニティ・カフェ@大久保では、これまでも何度か福祉に関連するテーマを設定し、福祉職の方からお話いただく機会を作ってきました。

↑こちらの記事の後半にある松本牧師のインタビューの中でも、以前行ったイベントについて少し紹介しています。

そして、今回は以前からCWS Japanが行ってきた大久保地域の多文化共生×防災事業の取り組みを踏まえ、もし今後大規模災害がこの多文化共生が進む地域を襲ってきた時に備えて、今から取り組むべきことについて地域の皆さんと一緒に考えたいと思い、企画しました。特に、災害時に必要な支援から取りこぼされてしまう可能性が高い脆弱性を持つ外国人高齢者の課題をテーマに行いました。

外国人が被災するとどうなる?

今回の「外国人高齢者と防災」では、そうした問題意識の共有や様々な統計・ケースなどの情報を共有する場として、在日韓国人福祉会さんと大久保高齢者総合相談センターさんのご協力を得てそれぞれお話し頂きました!

まず最初にCWS Japanの牧から、新宿区の外国人住民の状況や防災意識についてのアンケート結果の紹介を交えながら、東日本大震災の外国人被災者の事例や調査データなども共有し、今後もし大久保地域で大規模災害が起きた際にどのような課題が想定されるかについて共有を行いました。

そして、大久保高齢者総合相談センターさんからは大久保地域では独り暮らしの高齢者の割合が多いことや、相談を受けている外国人高齢者のケースや統計について共有頂きました。

そして、在日韓国人福祉会の方からは外国人高齢者である利用者さんのケースについてご紹介頂きました。また、利用者さんにもし何か困った時に相談するとしたらどういう相談先が思い浮かぶのかについて聞いてみたところ、行きつけの美容院や喫茶店を挙げている方がおられたということでした!💡

また、高齢になると認知症の影響によって新しい記憶である日本語を話すことが難しくなり、母語しか話せなくなってしまう特徴があることから、言語の問題が大きく関わることが改めて共有されました。

当日は地域の福祉に携わる専門職の方や消防署の方など、さまざまな形で地域を支えている方にもこの課題について関心を寄せていただき、参加者の皆さんとも意見を交わす有意義な時間となりました🗣️💭

5/18(土)は五月祭りに出店します!

そして、5/18(土)には大久保地域センターで開催される五月まつり(さつきまつり)にコミュニティ・カフェ@大久保が出店いたします!🙌🎈

当日はわたしたちと関わりのある外国ルーツの方が手作りしたスイーツや飲み物を販売したり、アフガニスタンの伝統衣装を試着するコーナーも設ける予定です!🫔🧋🥻

通常のコミュニティ・カフェと同様に、会場での売り上げや集めた募金は、外国ルーツのある方への生活支援に用いられます🤝❤️‍🩹

ブースには日本で暮らす難民・移民の当事者の方もいますので、お話ししてみたい!という方や、コミュニティ・カフェ@大久保の多文化共生の取り組みに参加してみたい!という方はぜひお立ち寄りください😌

コミュニティ・カフェ@大久保では通常のカフェ営業のほかにも、このような地域のイベント出店もしているので、その際は気軽に遊びに来てもらえたら嬉しいです!🙌

コミュニティ・カフェ@大久保の取り組みが気になる人は、SNSのアカウントで随時更新していますので、ぜひフォローしてチェックしてみて下さい👀

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(文:プロジェクト・オフィサー 五十嵐 望美)


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